ねこホーダイ再開の可能性 再開時期はいつ?サービス名変更か

賛否両論ある保護猫の受け取りサービス「ねこホーダイ」が2022年12月29日にサービス停止となりました。

批判も多かったねこホーダイですが、賛同する意見も多く見られ、改善の上でのサービス再開が望まれています。

再開の可能性はあるのか?再開時期はいつなのか?サービス名・サービス内容は変更されるのか?についてKB NEWS編集部が調査した結果をご紹介します。

利用を検討していた方、倫理的にどうかと思っていた方はぜひ最後までご覧ください。

目次

ねこホーダイ再開の可能性はある

ねこホーダイ再開の可能性

結論、ねこホーダイ再開の可能性は高いと考えます。

なぜなら

  • 運営会社が「のら猫バンク社」という専門業社だから
  • 取締役の阪田 泰志さんは卒論作成時から猫保護活動しているから
  • サービス終了ではなく停止だから
  • 運営会社が「のら猫バンク社」という専門業社だから
ねこホーダイ再開の可能性,のら猫バンク,理由

のら猫バンクは2022年4月27日に設立された会社であり、事業内容は2022年現在、ねこホーダイとYouTube動画投稿の2本だてとなっています。

つまり、のら猫バンク社が会社として生き残るには会員向けサービスを軌道に乗せなければなりません。ねこホーダイに対する批判はあったものの、登録希望者も多かったとのことなので、指摘受けた箇所を改善した上でサービス再開し経営を軌道に乗せたいと考えるのが自然です。

  • 取締役の阪田 泰志さんは卒論作成時から猫保護活動しているから
ねこホーダイ再開の可能性,阪田,理由

ねこホーダイの取締役として名を連ねる阪田さんは、北海道大学の卒論でのら猫問題を取り上げ、それ以降猫の保護活動に取り組んできました。保護猫病院を20代で立ち上げ、経営に失敗し、多額の借金を背負ってしまったエピソードがあるほどです。

そんな方が批判を受けたくらいでサービスを終わらせるとは考えづらいです。サービスが猫にとってに問題があるならば終了させるでしょうが、トータルで見た時にプラスになるならば再開の可能性が高いでしょう。

  • サービス終了ではなく停止だから
ねこホーダイ再開の可能性,理由

猫ホーダイはサービス停止中ですが、終了とは書かれていません。再開の可能性を残しますよという意志の現れだと受け取れます。

ねこホーダイ再開にあたって変更点はあるか?

ねこホーダイ,再開,変更点

ねこホーダイのサービス停止理由は公式では「利用者のキャパオーバー」となっていますが、本当のサービス停止理由はそれだけではないと考えます。報道で広まったマイナスイメージを拭う変更、猫にとっての問題となりうる変更が予想されます。

ねこホーダイに対する代表的な指摘・問題点は以下の通りです。これらの指摘に関しては何かしらの改善・変更がされると予想されます。ねこホーダイ再開に際して考えられる変更点は以下の通りです。

  • サービス名がサブスクっぽい
  • 審査が緩すぎる
  • 利用者のキャパオーバー

以上の変更点に対して、どのような変更が加えられるのかKB NEWS編集部が考察した結果をご紹介します。

  • サービス名がサブスクっぽい
ねこホーダイ,再開,変更点,名称,なぜ,どうして,理由

ねこホーダイ再開にあたっての変更点1つ目はサブスクっぽいサービス名と予想します。

ねこホーダイという名前がサブスクっぽいため、簡単に猫を飼ったり・返却したりできると誤解されやすいことが原因で批判の声が多くなっています。

従ってサブスクっぽいサービス名は変更されると予想します。具体的には、ホーダイは「放題」を連想させるため使われなくなる可能性が高いです。

ねこホーダイ本来の提供価値は、保護猫と保護したい人を繋ぐことで猫を救うことなので、「繋ぐ」「結ぶ」や「助ける」といった意味合いの言葉が使われると予想します。

  • 審査が緩すぎる
ねこホーダイ,再開,変更点,なぜ,どうして,理由,審査,厳格化,厳しく

ねこホーダイ再開にあたっての変更点2つ目は「緩すぎる事前審査」だと予想します。

通常、保護猫の里親になる前には厳しい審査があります。

例えば東京キャットガーディアンというNPO法人が設けている条件は以下の通りです。

  • 6歳以下の子供がいないこと
  • 18歳以上であり、経済力があること
  • 定期検診・獣医療の必要性に対する理解、医療を受けさせること
  • ペット保険に加入すること
  • 終生愛情と責任を持って飼育できること
  • 東京キャットガーディアンの許可なしに他人に再譲渡しないこと
  • 伴侶動物としてのみ飼育すること
  • 飼育に対する家族の同意が得られていること
  • 飼育できる環境に住んでいること
  • 完全室内外すること
  • 60歳程度の里親の場合は、本人が飼育できなくなった場合に代わりに猫を引き取って終生飼育できる人がいること

上記を満たすには1ヶ月以上の準備期間が必要でしょう。それだけの根気がないと里親は務まりません。

一方でねこホーダイの場合は、

  • 月額380円(税込)の会員制サービスに加入していること

のみの非常に緩い条件と言えます。本気で一生、猫を飼育できる人だけが応募するとは言えない条件です。

上記のような状況があるため、審査はより厳格化されると予想します。

  • 利用者のキャパオーバー
ねこホーダイ,再開,変更点,なぜ,どうして,理由,利用者数

(中略)弊社としては当初、サービス開始後徐々に普及・拡大を行っていく想定で準備を行っておりましたが、ここ数日で想定を大きく上回る多くの方に会員登録を頂くこととなりました。これを受け、弊社として会員の皆様に対し、円滑かつ適切にサービスをご利用頂くことを担保しかねる状況となり、また、皆様からのご意見、ご質問を踏まえた形でのサービスの運用を行うべく、誠に申し訳ございませんが、サービスを停止させて頂くことを決定致しました。

ねこホーダイHPより引用

ねこホーダイHPの発表によれば、サービス停止の原因は「想定を大きく上回る多くの方に会員登録いただいたことで円滑かつ適切にサービスを提供できる担保がないこと」です。

スモールスタートはビジネスの基本なので、少人数を想定した初期人員になっていたと考えられます。

以上の理由から、より多くの利用者に対応する変更が加えられると予想できます。

ねこホーダイ再開時期はいつからか?

ねこホーダイ,再開,時期,いつ,いつから

ねこホーダイの問題点がクリアになったら利用したい、または猫のためにサービス再開してほしいという人も多いのではないでしょうか。そこでねこホーダイの再開時期はいつからか考察しました。

結論、最短で2〜3ヶ月かかる、すなわち再開時期は2023年3月以降になると予想します。

考察の根拠は、問題点の改善に係る工数(人数×時間)です。KB NEWS編集部が予想した問題点とは、下の3つ。

  • サービス名がサブスクっぽい
  • 審査が緩すぎる
  • 利用者のキャパオーバー

まず、サービス名の変更にかかる工数は1週間〜2週間程度と考えられます。なぜなら、ねこホーダイを運営するのら猫バンク社はスモールな会社なので、社名の案は1〜2日で決定できます。その後、商標の調査に1週間くらいかかるので1〜2週間程度。

次に審査基準については、他の猫保護団体の基準を参考に検討すれば3日〜1週間程度で決められるでしょう。通常の里親募集が対面式であるのに対し、ねこホーダイはオンラインなので、その差分で問題が生じないように念入りに考える必要があります。

最後に、利用者のキャパオーバー。キャパオーバーの改善が最も時間がかかると考えられます。おそらく、HPや登録者の管理システムのキャパに問題はないか、あってもすぐに解決できます。一方で提携シェルターの数が問題。

今回の報道によってねこホーダイのイメージは悪くなってしまったため、新規にシェルターと提携するのが難しくなったと考えられます。やっと提携できても、シェルター1つにつき保護猫の数は100頭〜300頭が最大キャパ。地道な営業活動や契約締結などをこなして、最短でも2ヶ月くらいかけて利用者1,000人くらいでまずは再開、その後は評判が回復次第増やしていく といったあたりが落とし所ではないでしょうか。

というわけで、キャパオーバーへの対応に時間がかかり、2〜3ヶ月で再開するというのが最短シナリオだと予想します。

コメント

コメントする

目次