映画「すずめの戸締まり」の愛媛県の聖地(舞台)を完全にまとめました。当サイトだけ見ておけば愛媛の聖地(八幡、大洲、西条、伊予)はどこかが完璧に網羅できます。
聖地巡礼するなら知っておきたい最適な聖地巡礼ルート、旅費が安くなるお得情報もご紹介します。ぜひ最後まで読んでください。
当サイトにネタバレはありません。まだ見ていない人も安心してお楽しみいただけます。
「すずめの戸締まり」愛媛の聖地完全まとめ、最適ルート
すずめの戸締まりの愛媛の聖地はどこかというと以下の通り。
\押すと詳細に移動できるよ/
愛媛県の聖地は数が多く、それぞれ距離が離れています。やみくもに移動してたらあっという間に1日が終わってしまうでしょう。そこで、愛媛県の「すずめの戸締まり」聖地を最短・最適で巡礼できるルートを共有します。
車の場合は↓こちらが最適なルートです。
公共交通機関(電車)で愛媛県の「すずめの戸締まり」の聖地巡礼する場合は↓こちらが最適ルートです。
「すずめの戸締まり」愛媛の聖地|八幡浜港(八幡浜市)
「すずめの戸締まり」愛媛の聖地1つ目がどこかというと、八幡浜(やわたはま)市の八幡浜港。
- 八幡浜港が聖地である根拠①スマホに映った航路
すずめが九州から四国へ移動するフェリーの航路をスマホで調べるシーンがあります。その時、スマホの画面に映っている航路は九四オレンジフェリーの航路とちょっと違います。出発点が白杵港(大分県)じゃなくて宮崎県の油津漁港付近になっているのです。しかし、到着点は白杵港(大分県)とピッタリ一致します。
九州側の港について知りたい人は「すずめの戸締まり九州の聖地はどこ」の記事も読んでくださいね。
- 八幡浜港が聖地である根拠②船の形
船の形も完全一致です。オレンジフェリー公式ページにも「弊社おれんじ四国がモデルになったフェリーも作中に登場します」とあります。
オレンジフェリー公式ページによれば、映画の半券・チケット・ペーパーレスの場合はスクショを見せればフェリー料金を1割引してくれるとのこと。
フェリー料金は最安でも子供1,700円、大人3,400円かかるため、1割引きでも170円、340円のお得になります。
- 八幡浜港が聖地である根拠③建物まで完全一致
八幡浜港ですずめが両手に腰を当てるシーン(画像上段)、八幡浜港の実際の写真と完全一致します。建物といい、地面のアスファルトを塗り直した跡といい、完全一致ですね。
すずめが後ろを振り返ったシーン(画像下段)、こちらも地面のアスファルト塗り直し模様が一致。左手に並ぶ工場や右手の川、橋、歩道から生えてる船を繋ぎ止めておくアレもあります。
自販機だけ映画がBOSS(サントリー)、実際はコカコーラとなぜかサントリー贔屓。コラボ商品の話とかあったりするのかな。
八幡浜港ですずめが立った場所のストリートビューはこちら↓すずめ視点で八幡浜港が楽しめます。
ちなみに画像上段にデカデカと写っている旧フェリー乗り場は現在解体されており、新フェリー乗り場へ移転済みです。
以上の理由から、オレンジフェリーの航路は白杵港(大分県)〜八幡浜港(愛媛県)なので、愛媛県の聖地は八幡浜港で確定!
「すずめの戸締まり」愛媛の聖地|八幡浜駅〜関川駅(八幡浜市〜四国中央市)
「すずめの戸締まり」愛媛の聖地2つ目がどこかというと八幡浜市の八幡浜駅と、四国中央市の関川駅。
- 八幡浜駅が聖地である根拠|渡り通路と建物が完全一致
八幡浜駅とみられる描写(左)と実際の八幡浜駅を比較すると
- 渡り通路
- すずめの真上にある屋根
- 渡り通路の向こう側の窓が3つある建物
など完全に一致しています。
一方の関川駅は、映画の画像こそないものの確かにこのような駅が作中にあったと思います。短い時間しか映らないので記憶が曖昧ですが、すずめが降りたのはこの駅で間違いなさそうです。
ちなみに実際の八幡浜駅と関川駅は直線距離で104km、車で128km(約2時間)も離れています。電車でも2時間25分かかります。「すずめと同じルートで移動してみるかぁ〜」なんて思ってると、道中にあるJR下灘駅や大洲城まで引き返す羽目になるので要注意です。この記事に掲載している最適ルートをぜひ参考になさってください。
「すずめの戸締まり」愛媛の聖地|大洲城(大洲市)
「すずめの戸締まり」愛媛の聖地3つ目がどこかというと大洲(おおず)市の大洲城。
読みは「おおす」ではなく「おおず」。「す」は濁ってます。高確率で読み間違うのでご注意ください。
- 大洲城が聖地である根拠|線路、橋、城、川の形状が一致
大洲城とみられる舞台と実際の大洲城を比較すると、城の形、線路、橋の形状、川や山の形状まで一致してるとわかります。川の中に見られる網の罠?や城と橋桁の位置関係などはちょっと現実と異なりますね。
ちなみに大洲城は1331年に建てられて以降1888年まで天守が守られてきました。その後一度取り壊しとなり、2004年に天守の復元工事が完了したお城です。
営業時間は09:00〜17:00、年中無休。入館料は大人550円、中学生以下は220円、5歳以下は無料。市内の65歳以上、身体障害者手帳、療育手帳又は精神障害者福祉手帳を所持する方は無料です。
ちなみに、営業時間の17:00以降、大洲城に貸切で宿泊することもできます。1泊100万円の「大洲キャッスルステイ」というサービス名です。お金に余裕のある人はぜひ体験してみてくださいね。
大洲城から川を北上した道路から見ると映画と同じ構図の写真が撮れます。ただし、道路は狭く、車を停めたり、撮影したりするのは危険です。十分に安全を確保し迷惑にならないように注意が必要です。
「すずめの戸締まり」愛媛の聖地|伊予大洲駅(大洲市)
「すずめの戸締まり」愛媛の聖地4つ目がどこかというと大洲市の伊予大洲駅。
- 伊予大洲駅が聖地である根拠|電車、電柱、山、建物などが一致
「ぬこ駅長!!#ダイジンといっしょ」のツイートがあったのは伊予大洲駅とみられます。ディテールまでほぼ一致で地元民は大興奮でしょうね。ちょっと異なるのは、映画の中では電車の白色の部分が、現実には灰色っぽいこと。もしかして電車だけは古い型がモデルになってるとか?
伊予大洲駅の近くに大洲城があります!近くと言っても、徒歩では24分ほどかかります。駅前から出てるバスに乗れば11分で到着。運賃は160円です。
「すずめの戸締まり」愛媛の聖地|大谷池付近(西条市)
「すずめの戸締まり」愛媛の聖地5つ目がどこかというと、西条市の大谷池付近。すずめが道路に散らばったみかんを拾った場所ですね。
2022年12月1日〜2023年2月5日限定オープンのすずめの戸締まりカフェ(東京)に予約来店すると予約特典として大谷池の風景のランチョンマットがもらえるかも!ランチョンマットは全4種類なのでどれが当たるかはわかりません。
- 大谷池付近が聖地である根拠|高速道路の高架が一致
高速道路の高架の形が完全に一致してますね。「高架の形なんてどこも一緒なのでは?」と思い、この高速道路の近くで似た形の高架を探してみましたが、形は全く異なりました。
上図の左側が「すずめの戸締まり」のモデルと思われる高架橋。右側が同じ高速道路の近くの高架橋。道路を支えるアーチの形が全然違いますよね。このことから、すずめがみかんを拾った場所は大谷池付近の道路であると特定できます。
ちなみに大谷池駐車場のすぐそばに「除災地蔵尊」があります。災害がテーマな映画なだけに、新海誠監督の意図を感じますね。
すずめがみかんを拾った道がある大谷池がどこかというと、「愛媛県西条市小松町南川70−7 大谷之水源」です。
「すずめの戸締まり」愛媛の聖地|春日中学校(西条市)
「すずめの戸締まり」愛媛の聖地6つ目がどこかというと西条市立春日中学校。ただし、結論から言うと西条市立春日中学校は西条市に存在しません。
- 西条市立春日中学校の場所
作中では西条市立春日中学校の場所は大谷池より数百メートル東に位置している描写がありました。山の頂上から大谷池と高速道路を見下ろすカットがあり、位置関係から下の図で赤く囲んだ位置にあると考えられます。
ただ、この場所はおろか、この場所から半径数百メートル内に学校は1つもありません。多少距離感を間違っていたとしても、この画像内には絶対収まっているはずです。
西条市立春日中学校は土砂崩れで廃校になったような描写がありました。だから山の近くにあるはずですが、土砂崩れが起きそうな場所には中学校は見当たりませんでした。
よって、西条市立春日中学校は西条市内に存在せず、作中だけの創作物であると考えられます。
- 近くの中学校、小学校を確認
ちょっと離れた位置にモデルとなった学校があるのかな?と思い、周辺の中学校・小学校をくまなく確認しましたが、作中に見られた校門の学校はありませんでした。
このことからも、西条市立春日中学校が創作物である可能性が高まります。
ここで湧いてくる疑問は、「すずめの戸締まり」の舞台はだいたい現実に忠実なのになぜ春日中学校だけ実在しないの?ということです。理由は3通り考えられます。
- 観光地化することで子供に悪影響が出ることを懸念した
- 中学がないとストーリーが成り立たなくなる
- 隠れたメッセージがある
もっともらしいのは「観光地化することで子供に悪影響が出ることを懸念した」でしょうね。3番目の「隠れたメッセージがある」だとしたら知りたくなりますね。
「すずめの戸締まり」愛媛の聖地|JR下灘駅(伊予市)
「すずめの戸締まり」愛媛の聖地7つ目がどこかというと、伊予市のJR下灘駅。
世界で一番美しい海が見えると言われるJR下灘駅。映画の画像はありませんが、一瞬映像に映りましたよね。
ちなみにJR下灘駅の近くには、海の中まで続く線路があります。もちろん電車は走っていません。海に続く線路はあの千と千尋の神隠しの舞台になったとも言われています。超ウルトラ級の映えスポットなのでついでに行ってみるのもおすすめです。下灘駅からは徒歩で20分と、ギリ行ける範囲にあります。
googlemap上ではどこにあるかわかりづらいですが、よーくみると線路がありますよね。googlemapで「若松造船所」と書かれている場所の目の前の海にあります。
「すずめの戸締まり」愛媛以外の聖地紹介
すずめの戸締まりの聖地をコンプリート巡礼したい人のために、愛媛以外の聖地をご紹介します。
愛媛県は八幡浜港からオレンジフェリーに乗れば「すずめの戸締まり」九州の聖地にそのままGO!できます。九州の聖地も一気に巡礼しようと思ってる人は「すずめの戸締まり九州の聖地7選完全まとめ」の記事も読んでね。
愛媛を通り過ぎたら次は徳島!短い時間しか映らないけど聖地はしっかりあります。ついでに楽しめる観光スポットを紹介してるから徳島の聖地巡礼が100倍楽しめます。詳しく知りたい人は「すずめの戸締まり徳島の聖地は吉野川橋からみる吉野川橋梁」を読んでね。
兵庫県は神戸市にもすずめの戸締まりの聖地があります。すずめが観覧車に乗った廃遊園地、美しい夜景、マクドナルドの場所を知りたい方は「すずめの戸締まり 神戸の聖地はどこか」の記事もチェックしてね。
草太のアパートが東京にあるって知ってました?すずめの戸締まりに登場する東京の聖地は全部「すずめの戸締まりに登場する東京の聖地はどこか」の記事にまとめてあるので、気になる人は読んでみてね。期間限定(2022年12月1日〜2023年2月5日)でオープンするすずめの戸締まりカフェについてもご紹介してます。
東海地方は愛知県にも聖地があります。すずめと草太と同じ場所にいると思うと感慨深いですよね〜。
気になる人は「すずめの戸締まり愛知県の聖地は五条川清洲城」の記事も読んでね。
au×すずめの戸締まりコラボCMに岐阜県の聖地も映ってたって知らない人は多いんですよね。岐阜県といえば「君の名は」の聖地でもあり、新海誠監督がお気に入りの地なのです。新海誠ファンの人は「すずめの戸締まり岐阜の聖地はどこかまとめ」の記事も読んでくださいね。
すずめの戸締まりの本編最後の方の舞台は東北地方(岩手県、宮城県、福島県)。ラストシーンの聖地はファンなら絶対に訪れたいですよね。その東北地方の聖地はどこか知りたい人は「すずめの戸締まりに登場した東北地方の聖地はどこか」の記事を読んでください。
すずめの戸締まりでは、移動手段として電車が多く使われました。そして駅ではいろいろなドラマが……。すずめの戸締まりに登場する駅を聖地巡礼したい人は「すずめの戸締まり聖地の駅はどこ」の記事も見てね。
すずめの戸締まりにはいろんな「坂」が登場しました。すずめが草太と初めて出会った坂、草太の住むアパートに向かう途中の坂など、、、坂にはドラマがいっぱい。そんな坂に興味がある人は「すずめの戸締まりに登場した坂の聖地はどこか」の記事も読んでみてね。
すずめの戸締まりといえば「廃墟」が肝ですよね。「あの廃墟の聖地ってどこなんだろう?」「うしろ戸の場所を知りたい」そんな方は「すずめの戸締まり廃墟の場所まとめ」の記事をご覧ください。
すずめの戸締まりの聖地を網羅して知りたい人はすずめの戸締まりの聖地を全部まとめた記事を読んでください。
すずめの戸締まりの聖地巡礼をお得にしたい方は「楽天トラベルの全国旅行支援でお得に旅行する方法」の記事を読んでくださいね。
すずめの戸締まり映画本編の冒頭12分と新海誠監督作品を無料で見る方法はこちらの記事でご紹介しています。
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