一部インテリの間では「こんなにまともなことばかりを言う政党は見たことがない」と評判の国民民主党(代表:玉木雄一郎)。
この記事を読めば国民民主党がまともと言われる理由、玉木雄一郎さんが有能と言われる理由・評判がよく分かります。また、最後には民主党時代から袂を分かった立憲民主党泉代表との比較も行っています。ぜひ最後までご覧ください。
国民民主党・玉木雄一郎がまとも・有能と評判な3つの理由
国民民主党・玉木雄一郎さんがまとも・有能と評判な理由は下記の3つが挙げられます。
- パフォーマンス、メディア戦略に固執していない
- 高齢者に媚びない政策
- 話をすり替えず真っ向から答える
- パフォーマンス、メディア戦略に固執していない
国民民主党・玉木雄一郎がまとも・有能と評判な理由1つ目はパフォーマンスやメディア戦略に固執していないことです。
過激なパフォーマンスをおこなったり、国会で批判の声を荒らげてみたりと言ったメディア戦略をとる政党はメディアに取り上げられやすくなり、認知が広がり、一定の支持を得られるメリットを享受しています。
一方で国民民主党は、玉木代表いわく「クソまじめ集団」であるためメディア向けの”演技・プロレス”をおこなっていません。”演技・プロレス”をおこなえば取れるかもしれない支持率を取り逃がしてはいますが、”演技・プロレス”にうんざりしている国民からはまともであると評判を得ています。
- 高齢者に媚びない政策
当たり前ですが、選挙は票をたくさん取った者が勝ちます。なので多数派の味方になるのがたくさんの票を獲得する近道です。
日本の65歳以上割合を示す高齢化率は28.4%(内閣府HPより)であり、今後ますます高齢化が進むと予想されています。また、年代別投票率を見ても50代以上は60%以上と他の年代より高いのです。ゆえに、50代以上の味方をするのが最も票を獲得しやすい戦略と言えます。
しかし!高齢者へのケアも当然必要ですが、若者に投資しない社会に未来がないことは明らかです。
玉木さんは「こども国債」を発行することを提言しています。日本が借金する能力があるうちに借金して、子供に投資することで、成長した子供たちが納める税金で回収していくプラン。
高齢者からしてみれば何の得もない提言です。たくさんの票を得るためには向いていない政策と言えます。高齢者ウケしない政策なので言わないほうが得ともいえます。しかし「日本の未来を守るために必要だから」という理由で政策としてしっかり打ち出し、コンセンサスを得ようとしています。
まさに「クソまじめ集団」ですね。そう言ったところが好感をもてて、評判の良さにつながっていると考えられます。
- 話をすり替えず真っ向から答える
YouTubeに「日経テレ東大学」という番組があります。ひろゆきさんと成田悠輔さんがMCを務めるトーク番組です。玉木雄一郎さんが出演した回があるのでぜひ見てみてください。マジでびっくりします。まともすぎて。真正面から質問に回答し、取り入れるべきは取り入れる姿勢が明瞭です。あの論破王ひろゆきがウンウンと頷いて全くバトルになっていません。玉木さんが有能である証ですね。
対比用に立憲民主党泉代表の同番組も見てみてください。比較動画・詳細はこの記事の下の方「国民民主党・玉木雄一郎さんと立憲民主党・泉代表との比較」に掲載しています。
国民民主党・玉木雄一郎がまともに変わったきっかけ
国民民主党・玉木雄一郎さんがまともに変わったきっかけは2020年にありました。2020年を振り返った玉木さんの発言が↓下記のとおり。
野党だったら責めなきゃって言うね、誰が期待してるのかよくわからない演技をやめようと思ったんですよ。クライアントっていうかお客さまは国民なんで、国民が求めることをやった結果、ヒットするならいいし、ダメならダメで。
演技というのは、地上波テレビのメインチャンネル夜の報道番組で切り取られる国会質疑にどのように映るかを考えて、視聴者に受ける質問を行うこと。
2020年にガラリと変わった世界情勢の中でどのように日本国民の生活を良いものにしようかを考え、与野党の壁を越えて意見を言うように変わったのはその頃だと言います。
下の図の通り、演技をやめたあたり(2020年)から「国民 民主党 まとも」というキーワードの検索数が上昇しています。
国民民主党・玉木雄一郎さんがまともに変わったきっかけは「2020年に起こった世界的な危機の中で、野党に期待されるキャラを演技するのをやめ、国民のためになることを与野党の壁を越えてやっていこうと考えるようになったこと」でした。方針を変えたことで玉木さん本来の有能さが発揮されました。
国民民主党(玉木代表)と立憲民主党(泉代表)と自由民主党(菅元総理)の比較
国民民主党・玉木雄一郎さんは本当にまともなのか?評判を検証すべく、ひろゆきさんと成田悠輔との対談動画に対するコメントを比較します。
YouTubeチャンネル「日経テレ東大学」における国民民主党の玉木代表、立憲民主党の泉代表、自由民主党の菅元総理との対談を参考にしました。
3者の議論と視聴者のコメントをご紹介するので、ぜひ見てください。コメントは2022年12月12日時点での評価が高い順に5つピックアップしました。
04:09〜「どっちに振ったって目立たないならいいなと思うことをやろう」でひろゆきさんが大きく頷いています。人の話に感心するひろゆきさんは珍しいですね。
04:25〜「夜の報道ステーションと……」の後にパンダ(ピラメキパンダ)が「フォローが遅いですよ」とツッコミを入れるほど和やかな雰囲気。玉木さんの器の大きさがあるからこそ成せるツッコミです。
玉木雄一郎さんの返しは常に明朗で、否定から入らず、誰かの研究を根拠に話し始めています。思考の軸(国民のためになることをやる)がはっきりしており、論理的・説得力のある回答なのでスラスラと頭に入ってきます。さすが東大・ハーバード卒。有能ですね。
以下は玉木雄一郎さんの対談に対するみんなのコメントです。
”会話が成立している安心感が半端ない”
”玉木さん何か聞かれてよどみなく細かい政策を語れるのほんとすごい。いつも真剣に考えてるんだろうなってのが伝わる”
”玉木代表の説明がとても分かりやすいし、考えをきちんと述べられる、期待をしても良い政治家だと思った。この番組無きゃ気付けなかった。。感謝”
”やれるかどうかは別として聞かれたことに対してすぐに理論的に答えられるのがすごい しかも筋道立てて説明してくれるから分かりやすくて、すごく頭が良いのもあるし、沢山勉強されたんだろうな”
”腐敗した政治界でこんなに日本の状況を正確に把握している人がいるなんて驚き。玉木さんにみたいな政治家がもっとでできてほしい”
日経テレ東大学YouTubeより引用
下はこの議論に対する視聴者のコメントです。この番組に出会えてよかったというコメントが多いですね。
ちなみに同チャンネルには同じく野党の辻元清美さんも出演されていますが、コメント欄は非常に肯定的なコメントで埋まっています。ですので、「野党だから」という理由で辛辣なコメントが並んでいるわけではありません。
”何も考えてないし、考えようともしないし、情熱もないし、どうしようもないってのがわかった。いい番組です。”
”全有権者が見るべき動画だと思いました。 議論ができないから作り笑いでまるで自分がまともな事を言ってるかのように、余裕そうに振る舞う。仕事の出来ないお年寄りの典型のような。 最高の番組です。”
”いい番組だし、泉さん出てくれてまじで感謝だわ。泉さんは立憲がどういう政党なのかをわかりやすく示してくれてる。 これで今までもこれからも立憲に投票することは絶対にないと確信を持てたわ。”
”何も政策がないってことが明確にされてよかったw”
”うわべの話じゃ誤魔化されない二人に突っ込まれて、本質があらわになるこの番組が好き”
日経テレ東大学YouTubeより引用
15:57〜あたりのお話には同情を感じざるを得ませんでした。菅さんの対談は玉木さんと泉さんの間くらい(玉木さん寄り)の印象を感じます。明朗な回答が得られないこともありますが、基本的には良いお人柄を感じられる内容ですし、ひろゆきさんと成田さんからのツッコミにもしっかりお答えになられてました。
下記はこの動画を見た方のコメントです。
”悪いところばかり切り取られてたくさん責められたのにそれでも国民のことを信じておられる優しい方だと思った 政治家の真実を教えてくれるこの番組に感謝したい”
”凄く誠実さが伝わる。人の為に政治家になって働いて下さったのがとても 伝わりました。こんな政治家の方々が増えてほしいなぁ。”
”40過ぎてこの番組に出会い、今まで自分が生まれた国とその政治に対して興味がなかったことを恥ずかしいと思いました。 有意義なお時間ありがとうございました。”
”私は17歳の高校2年生ですが、菅さんとの対談に感銘を受けました。(中略)最後に、こんな素晴らしい企画を実現してくれてありがとうございます。心の支えになりました。”
”菅さんが超真面目で失言もしてくれないから刺激的な見出しを求めるマスコミに批判されまくって支持率が下がって退陣に追い込まれた構図が良くわかる回で面白かったです”
日経テレ東大学YouTubeより引用
コメント