長野県長野市の「青木島遊園地」という公園が2023年3月31日をもって廃止となることが決定されました。
廃止理由は、1世帯によるクレーム「子供がうるさい」というもの。
「子供がうるさい」というクレームが理由となって公園が廃止になるのであれば、児童館や小学校・保育園まで廃止になってしまうのでは?と心配になりますよね。
この記事では、公園・児童館・小学校の今後がどうなるのか考察した結果をご紹介します。
長野の公園廃止問題|児童館や小学校は今後どうなる
長野県長野市の講演「青木島遊園地」が2023年3月31日をもって廃止になることが決定しました。理由は「子供がうるさいから」。では近隣にある児童館や小学校・保育園はどうなるのでしょうか。少なからず声は外へ漏れますから、公園と同じ運命を辿るののか考察します。
結論、小学校・保育園は今後も廃止にならないが、児童館はもしかすると廃止がありうると考えます。
考察したポイントは以下の5つです。
- 当該クレーマーは小学校や児童館に対しても「子供の声がうるさい」と苦情を入れたと言われている
- 小学校は義務教育を行うための施設である
- 児童館は義務教育を行うための施設ではない
- 「子どもの権利条約、児童福祉法に鑑みて重要な」公園の廃止が決定した
- 児童館は「子どもの権利条約、児童福祉法に鑑みて重要な」場所である
長野の公園廃止問題|小学校や児童館は今後どうなるか、その理由
まず小学校・保育園について。
小学校・保育園は教育機関として重要な役目を担う小学校・保育園が「うるさい」という1世帯のクレームによって廃止するなど、流石にあり得ません。数百名の児童が行き場を失うなどあり得ないため深く考察しません。
次に児童館について。
児童館は子どもの権利条約や児童福祉法を理念とし、子どもが成長し・遊び・くつろぐことができる場所を提供する意味で重要です。
しかし、上記のことは公園にもいえることなのです。であるにもかかわらず、公園の廃止は決定してしまいました。
児童館と公園は同じくらい重要で必要な施設
子どもの権利や児童福祉と周辺住民(1世帯)のクレームを比較した時に、長野市は周辺住民(1世帯)のクレームを重視してしまう思考回路であるということが実証されました。
そして、児童館に対しても「うるさい」というクレームされたという情報があります。
長野市の思考回路が生まれ変わらない限り、児童館の廃止は十分あると考えられます。
一方、公園に対するクレームは18年以上にわたって行われました。児童館に対するクレームはそこまで長期にわたるものだという情報はありません。
長野市が1世帯のクレーマーに屈してしまった理由の1つは18年以上という異常にクレームの長さだと推察しました。ネットには1日に何回も電話してきたという情報もあります。推察が正しければ児童館はしばらくの間廃止されないといえます。
長野市の「一人の声を聞く」姿勢が仇となった。長期間のクレームに耐えられなくなった。
長野の公園廃止問題|今後の懸念・注意点
懸念しなければならないのは、当該クレーマーに「成功体験」を与えてしまったこと。当該クレーマーは公園に指定の種類の木を植えさせたり、入り口の場所を変えさせたりと、まるで私物のように公園改造を指示し、挙句のはてに廃止までさせてしまいました。
長野市が今後もいいなりになっていれば、味をしめて要求・行動がエスカレートする可能性は大いにあると考えられます。
行動・要求がエスカレートしないよう細心の注意が必要
最後に、一番怖いのは子どもに執念・恨みのような感情を持っている可能性があること。
当該クレーマーは小学校・児童館・公園に対して「子どもがうるさい」とクレームを入れたとされていますが、一方で、公園で大人たちによって行われた草刈りにはクレームを入れなかったとされています。草刈りもかなりの騒音があったという情報があります。
「うるさいから」クレームをつけるのではなく「子供が嫌いだから」クレームをつけているのだとしたら……。執念や恨みのような感情を持っている可能性があります。
子どもの安全管理強化がより一層求められます
「子供は国の宝」といいます。子供がちょっと騒いだり、迷惑をかけたりするぐらいは許せる社会作りが大事だと感じました。共感していただける方は是非下の本も読んでみてください。今の日本に求められてることがよくわかります。
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