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イギリス発祥のビール、ペールエールとは?特徴や歴史、おすすめの商品6選をご紹介
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イギリス発祥のビール、ペールエールとは?特徴や歴史、おすすめの商品6選をご紹介

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21.01.25

イギリス発祥のビアスタイルとして、世界中で人気を集めているペールエール(Pale Ale)。ぺ―ルエールは、世界で最も普及しているビアスタイルのピルスナーよりも実は歴史が古く、発祥地であるイギリスでは伝統的なビールとしていまも根強い人気を誇ります。 しかし、ひとくちにビールといってもスタイルの種類が多く、それぞれどんな特徴があるのか分からない方も多いのではないでしょうか。 今回は、歴史の深いペールエールについて、その成り立ちや特徴、お店での取り扱いを検討している方に向けておすすめの商品を6種類ご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

CONTENTS

ペールエール(pale ale)とはどんなビール?

ペールエールをおいしく飲むには、温度が重要

ペールエールに合う料理

飲食店におすすめのペールエール6選

ペールエール(pale ale)とはどんなビール?

ペールエール(pale ale)とはどんなビール?

モルトとホップの香りが豊かなペールエールは、軽い飲み口で世界的に広い層から支持を受け、人気なスタイルとなっています。

ここでは、そんなペールエールの歴史や他のビールとの違い、味わいの特徴を詳しくご紹介します。

そもそもエールとラガーはどう違う?

エールとラガーは共にモルト(麦芽)とホップ、水をビール酵母で発酵させて造ります。材料は同じですが、それぞれ発酵方法が異なります。

ビールの発酵方法には主に2種類あり、そのうち上面発酵で造られるビールを「エール」、下面発酵で造られるビールを「ラガー」といいます。

上面発酵は古くからのビールの造り方で、常温〜やや高温で発酵させ、その過程で酵母が上面に移動していきます。一方の下面発酵は、中世以降に始まった造り方で、5度~10度前後の低温で発酵させ、発酵が進むと酵母が下に沈んでいきます。上面発酵よりも低温のため、発酵期間が少し長くなります。

上面発酵のエールビールは香り豊かな深い味わいになり、下面発酵のラガービールはホップの苦みが効いた爽快なのどごしに仕上がります。

今回ご紹介するペールエールは上面発酵のエールの一種で、香り豊かな深い味わいを持つビールです。

18世紀頃のイギリスで生まれたペールエール

ペールエールは、18世紀頃にイギリスにあるバートン・オン・トレントという町で誕生しました。

ペールエールが誕生した18世紀頃のビールは、ほとんどが色の濃いビールでしたが、「コークス」と呼ばれる不純物を含まない石炭が開発されたことで、淡色モルトの製造が可能になりました。

そして、淡色モルトを使った「淡い(pale)」色合いのペールエールが誕生し、人々を惹きつけていきました。

その後、ペールエールはイギリスから世界へと広がっていき、それぞれの国で独自に開発されるようになりました。その後アメリカ発のクラフトビールブームをきっかけに、いっそう多様化していきます。

ペールエールの種類と味わいの特徴

世界中のブルワリーで定番化されていったペールエールは、それぞれの国ごとに異なる原材料で造られるようになったことで、個性が出て味わいにバリエーションが生まれるようになりました。

現在主に流通しているのはイギリス生まれの「イングリッシュ・ペールエール」、アメリカ生まれの「アメリカン・ペールエール」の2種類。個性的なところでは、ベルギー発祥の「ベルジャン・ペールエール」などがあります。

イングリッシュ・ペールエール

イギリスで生まれたペールエールの原型です。ハーブのような落ち着きのある香りと、苦みが少なく甘い風味が特徴で、コクのあるほどよいボディ感を楽しめます。

イングリッシュ・ペールエールに使用されるイギリス産ホップの香りは、干し草やハーブ、紅茶などを思わせます。また、アルコール度数は5%前後であることが多いため飲みやすく、初めてペールエールを楽しむ方にはおすすめです。

アメリカン・ペールエール

アメリカンスタイルのペールエールは、イングリッシュスタイルと比較すると、香りや苦味が少し強くモルトは控えめです。爽やかで特徴的な香りは、強い柑橘や松系の香りがするアメリカンホップをふんだんに使うことで生まれます。

アメリカン・ペールエールは多種多様な料理と合わせやすく、サラダやチキンといったあっさりした料理や、ボリュームたっぷりのスパイシーな料理や各種チーズ、さらにデザートとも一緒に楽しむことができます。

ベルジャン・ペールエール

ベルギー発祥のビアスタイルです。ペールエールの中でも、少し変わった立ち位置にある独特なビールとして、ユニークなスタイルが一目置かれています。

ベルジャン酵母がもつフルーティーでスパイシーな香りとキレのある味わいが大きな特徴。

また、このベルジャン・ペールエールをさらに強化したものが、「デュベル」などで知られている、アルコール度数が高いベルジャン・ゴールデンエールです。

IPA(インディアンペールエール)とペールエールは同じ?

IPA(インディアンペールエール)とは、かつてペールエ―ルをイギリスからインドへ輸出する際に、輸送中の劣化を防ぐためにホップを大量に使用して作られたペールエールです。

つまり、元はペールエールですが、ホップを強めたことで強烈な苦味のあるビールに仕上がっています。

IPA(インディアンペールエール)の強烈な苦味は、一度味わうとクセになるおいしさで、ビール愛好家に人気です。

また、IPA(インディアンペールエール)は冷やしすぎると香りや風味が分かりづらくなるので、常温よりも少し低めの温度で提供するのがおすすめです。

ペールエールをおいしく飲むには、温度が重要

ペールエールをおいしく飲むには、温度が重要

IPA(インディアンペールエール)のおいしい提供方法でお伝えしたように、ペールエールもまた、おいしく飲んでもらうためには冷やしすぎないことが大切です。

ペールエールの提供温度は、10〜13℃が目安。

キンキンに冷えた状態よりも温度が少し高い方が、ペールエール本来の香り成分が広がりやすいためです。

お客様においしく飲んでもらうためには、適切な温度管理が重要です。

ペールエールに合う料理

ペールエールの魅力について知っていただいたところで、ここではペールエールに合う料理を3つご紹介します。

ホップの香りと相性抜群|ローストポーク

ローストポークは、ペールエールとの相性が抜群の料理です。

ペールエール特有のハーブのような深い香りが、ローストポークに加えたレモンやハーブの香りと調和し、味わいをより引き立ててくれます。

また、豚肉から出る肉汁の甘味と、モルトが生み出す甘味が絶妙にマッチ。ペールエールに最適な組み合わせだと言えます。

それぞれの良さが調和する最高の組み合わせを、新メニューに追加してみてはいかがでしょうか。

ほのかな酸味がぴったり|白身魚のカルパッチョ

ほのかな酸味のきいた白身魚のカルパッチョに、飲みやすいペールエールを合わせるのもおすすめ。

ペールエールのほどよい苦味と柑橘系のフルーティーな風味が、カルパッチョの酸味をよりおいしく感じさせてくれます。

華やかでさっぱりしたカルパッチョやサラダとペールエールの組み合わせは、女子会やディナーの前菜に適しています。

あっさりした和食に合う|水炊きやお浸しにも

苦味の主張が強いビールは濃い味の料理と合いますが、反対に、ペールエールのような繊細で飲みやすいビールは、上品な味付けの水炊きやお浸しにも合わせられます。

料理の繊細な味を壊すことなく、双方の良さを楽しむことができます。

水炊きやお浸し以外にも、だし煮やおでんなど穏やかな味付けの和食メニューにもバランス良く取り入れられるので、日本食専門店などで提供するにはぴったりのビールと言えるでしょう。

飲食店におすすめのペールエール6選

ここでは、飲食店で提供できるおすすめのペールエールについてご紹介します。

ペールエール|伊勢角屋麦酒

伊勢角屋麦酒が提供する23年間不動の人気No1を誇るペールエール。

愛飲者からは「伊勢ペ」での愛称で呼ばれるほど浸透しており、2017年と2019年には権威ある英国大会にて金賞を連続受賞。世界に認められたペールエールです。

北米系ホップを使い、飲みごたえのある口当たりを実現。

グレープフルーツを感じさせるフルーティーな香りと、モルトのゆったりとした苦味でペールエール初心者にも最適な一本です。

Yai Yai Pale Ale (ヤイヤイペールエール)|8Peaks BREWING

日本で初めてホップが栽培された土地のひとつ、八ヶ岳西麓でビールを醸造するブルワリー8Peaks BREWING。

ヤイヤイペールエールは、モルトの甘味と香ばしさにホップの香り調和がした一品。トマト料理や赤身肉の料理と相性抜群です。

ペールエール ボトル|米沢ジャックスブルワリー

米沢ジャックスブルワリーは、山形県米沢市の田園地帯に位置するマイクロブルワリーです。

生樽販売中心に飲食店へビール販売を行なっています。主な定番商品は、ゴールデンエール、ペールエール、セッションIPA、IPAです。
ペールエールは、さっぱりとした苦味と爽やかな香りが特徴。

ボトル商品は330mlサイズで、落ち着いたトーンのラベルもオシャレなので、店頭でそのまま提供するのもおすすめです。

ペールエール|Rise & Win Brewing Co.

クラシックなブリティッシュスタイルのレシピをベースに、ヨーロッパ系とアメリカ系両方のホップで、柔らかい仕上がりの中にもほんのりスパイシーな仕上がりです。

Rise & Win Brewing Co.は、ゴミゼロを目指す人徳島県上勝町の「ゼロ・ウェイスト」を楽しく理解してもらう場所として誕生。
アメリカ人のブリューイングディレクターを迎え、ビール造りにも「リデュース」「リユース」「リサイクル」の3Rを盛り込んでいます。

Pale Ale|TDM 1874 Brewery

定番だからこそ実力が問われるペール・エール。TDM 1874 Breweryのペールエールは、ホップに由来するシトラスやハーブの香りが特徴で、クリーンな味わいと苦味が食事とも合わせやすい商品です。インターナショナルビアカップ2018(ケグ/ドラフトビール部門)で銅賞を受賞。

TDM 1874 Breweryは1874年創業の老舗酒屋、坂口屋がスタートさせたブルワリー。 醸造長はイングランド出身のジュニパー・ジョージ。その高い技術力が認められRateBeerでBest New Brewer(Japan)の評価を得ています。

ゴールデンスランバーペールエール(樽)10L|ストレンジブルーイング

英国スタイルのエールながら、アメリカ産ホップを使用し、柑橘系の華やかな香りと飽きのこない飲みやすさが特徴のペールエール。

クラフトビールの聖地、東京・両国『麦酒倶楽部ポパイ』が、新潟南魚沼にビール会社を設立。地元栽培の自家製ホップや、魚沼産コシヒカリを使用した多彩なビールを醸造中。今注目の醸造所です。

※樽詰めの商品です。画像は実際の商品とは異なります。

ペールエールは、フルーティーな香りとほどよい苦味が魅力的で、ビール初心者や女性におすすめしやすいビールです。

料理と一緒に提供する際は、繊細な味わいの料理とも合わせやすく、様々なバリエーションの組み合わせが楽しめます。

より強い味わいを求める男性利用客をターゲットとする場合は、IPA(インディアンペールエール)の提供がおすすめです。

キッチンブラザーズでは、多様な種類のペールエールを取り揃えていますので、お店に合った一本をぜひ見つけてみてください。

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