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苦みが少なくフルーティーなヴァイツェンとは?|マストバイなおすすめ商品をご紹介

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21.01.25

昨今盛り上がるクラフトビールカルチャー。そのさまざまな種類の中でも根強い人気があるのが、ドイツの伝統的なスタイルのひとつ「ヴァイツェン」です。 もともとは、ドイツのバイエルンで伝統的に造られていたビールですが、フルーティーで華やかな飲み心地から、日本でもビール特有の苦みがあまり得意ではない方や女性の間で人気となっています。 今回は、ヴァイツェンの製法や味の特徴、おすすめの銘柄を紹介します。

CONTENTS

ヴァイツェンとピルスナーの違いは?

フルーティーな香りが魅力的なヴァイツェンの種類

ヴァイツェンをおいしく飲むための3大ポイント

日本産こだわりヴァイツェンのおすすめ商品6選

ドイツ発祥のヴァイツェンとはどんなビール?

ドイツ発祥のヴァイツェンとはどんなビール?

「ヴァイツェン」は、 14世紀頃から南ドイツのバイエルンで造られていた伝統的なビール。その名前はドイツ語で小麦のことを意味し、その名の通り小麦麦芽が使われています。通常、ビールには大麦を発芽させたものを原料としますが、ヴァイツェンは小麦麦芽が50%以上使われています。

ヴァイツェン発祥の地であるバイエルンでは、「ヴァイスビア」と呼ばれることがあります。これは、ドイツ語でヴァイス(weisw=白)ビア(bier=ビール)で白ビールという意味。また、英語ではホワイトビールや小麦(Wheat)からウィートビールとも呼ばれることもあります。

貴族のビールとも呼ばれるヴァイツェン

ヴァイツェンの発祥地であるバイエルンと言えば、有名なのが「ビールは大麦、ホップ、水のみを原料とすべし」という内容で知られている「ビール純粋令」です。ビール純粋令は、1514年にバイエルン公国のヴィルヘルム4世が制定した世界で最も古い食品に関する法律です。

当時、この法律がつくられた目的のひとつは、ビールの品質向上でした。現在バイエルンのビールが高品質なものとして知られているのは、この法律によるところが多いようです。そしてもうひとつの目的が、食料の確保。パンの原料となる貴重な小麦の、ビールへの使用を制限するためでした。

しかし、宮廷の醸造所や一部の修道院には、例外的に小麦を使ったビールの製造を認めたため、貴族や富裕層は莫大な利益を上げたそうです。そのためヴァイツェンは「貴族のビール」とも呼ばれています。現存する世界最古の醸造所と言われる「ヴァイエンシュテファン醸造所」も、もともとは修道院の醸造所でした。

ヴァイツェンは上面発酵のエールビール

ビールは、麦やホップなどから作られる麦汁の糖類を酵母が分解して、炭酸ガスとアルコールを生成する発酵によってつくられます。発酵には、使用する酵母の種類によって「上面発酵」と「下面発酵」があり、発酵の仕方によってビールの種類が異なります。

詳しくは後ほど解説しますが、ヴァイツェンは上面発酵酵母であるヴァイツェン酵母によってつくられたエールビールです。

バナナの香り?ヴァイツェンの味わいや特徴

ヴァイツェンの味わいの特徴は、バナナを感じさせるフルーティーな甘い香りとクローブのようなスパイシーな香り。これは、ヴァイツェン酵母によって作り出されます。これら酵母から生まれる香りのことを、エステル香ともいいます。

ヴァイツェンにはいくつか種類がありますが、そのほとんどでバナナの香りを感じることができます。クローブの香りは、バナナの香りに比べると少し控えめ。

クローブはバニラのような甘さと爽やかなスパイシーさを持ち合わせたスパイスの一種です。また、口当たりがなめらかですっきりしているため、女性に人気とされています。

ヴァイツェンとピルスナーの違いは?

ビールには、原料や製造方法によってさまざまな種類がありますが、日本で馴染み深いピルスナーとヴァイツェンにはどのような違いがあるのでしょうか。

ヴァイツェンは上面発酵、ピルスナーは下面発酵

先ほど説明しましたが、ヴァイツェンは上面発酵酵母であるヴァイツェン酵母によって造られたエールタイプのビールです。上面発酵酵母は、発酵が進むと麦汁の上部に浮き上がる性質を持った酵母で、発酵する温度は比較的高温の15~20℃くらいで、3~4日間と短期間で発酵が終了します。

一方で、下面発酵とは上面発酵とは逆に発酵が進むと、タンクの下の方に沈降していく性質を持った酵母を使った発酵です。発酵温度は約10℃と低温で、ピルスナーに代表されるラガータイプのビールは、下面発酵酵母によって造られています。

上面発酵と下面発酵では、出来上がったビールの味わいが異なり、上面発酵のエールは濃厚で芳醇な味わいとしっかりとした飲みごたえ、下面発酵のラガーはすっきりとした喉ごしが特徴です。

ヴァイツェンとペールエールは同じ上面発酵ビール

ヴァイツェンの他に、上面発酵ビールにはペールエール、スタウト、アルトなどがあります。その中でも代表的な上面発酵ビールとしてはペールエールが挙げられます。

ペールエールは、18世紀にイギリスで誕生。当時は色の濃いビールが主流だったため、「ペール(=色が淡い)」エールと呼ばれるようになったと言われています。柑橘系のフルーティーな香りとキリッとしたホップの苦みが特徴です。

フルーティーな香りが魅力的なヴァイツェンの種類

フルーティーな香りが魅力的なヴァイツェンの種類

実は、ひと言でヴァイツェンといってもいくつかの種類に分けられます。それぞれの特徴について解説します。

ヘーフェヴァイツェン

ヴァイツェンの中でも最も伝統的なスタイルが、酵母をろ過しない「ヘーフェヴァイツェン」です。「へーフェ」は、ドイツ語で「酵母」を意味しています。ビール酵母をろ過せずに、そのまま瓶詰めするため白く濁っています。飲む時には、瓶をゆっくりと逆さにしてからグラスに注ぐと、瓶の底に溜まった酵母までしっかりと注ぐことができます。

クリスタルヴァイツェン

酵母をろ過しない「ヘーフェヴァイツェン」に対して、酵母をろ過した透明度の高いものは「クリスタルヴァイツェン」と呼ばれます。
酵母が取り除かれていることから、香りや口当たりがすっきりとしたフラットな味わいに仕上がります。

ドゥンケルヴァイツェン

Dunkel(ドゥンケル)は、ドイツ語で暗いを意味していて、黒ビールのような濃い色合いが特徴のヴァイツェンです。ローストしたモルトを使用しているため、香ばしい香りと芳醇なコクが特徴です。
味わいも深みが増し、パワフルな味わいが魅力のヴァイツェンです。

ヴァイツェンボック

Dunkelヴァイツェンの中でも、アルコール度数が約7~9%とやや高めなものは「ヴァイツェンボック」と呼ばれています。「ボック」とは、ドイツ語で牡山羊の意味で、北欧では牡山羊は力強さの象徴とされています。
深みや力強いコクがある味わいが特徴で、飲みごたえがあります。

ヴァイツェンをおいしく飲むための3大ポイント

それでは、ヴァイツェンをおいしく楽しむためのポイントを3つ紹介します。

【1】ヴァイツェン用のグラスを使う

ヴァイツェンは泡立ちが豊かで、その泡がいつまでも続くのが特徴です。ヴァイツェンをおいしく味わうには、ヴァイツェン用のグラスを使用するのがポイント。

ヴァイツェングラスは、細長く下の方がくびれている形をしています。グラスの背が高いため、ヴァイツェン特有のフルーティーな泡を最後まで楽しめます。乾杯をする時には、グラスの底の厚みがある部分を、カチンと合わせるのが本場ドイツ式。

【2】高めの温度で飲む

ヴァイツェンの特徴であるフルーティーな香りを楽しむには、冷やし過ぎないことが大切です。飲み頃の温度は10~13℃ほど。ちょっと高めの温度でグラスに注ぐことで、泡立ちが良くフルーティーな香りが引き立ちます。

また、先ほどもご紹介しましたが、ヘーフェヴァイツェンをグラスに注ぐ時は、瓶をゆっくりと逆さにしてから、瓶の底に溜まった酵母までしっかりとグラスに注ぎます。

【3】ヴァイツェンに合う料理やおつまみ

最近、よく耳にする言葉が「ペアリング」です。ペアリングとは、一言でいうとお酒と料理の組み合わせを楽しむことで、ワインペアリングが良く知られています。

ビールのペアリングは、「ビールがつくられた国とその国の料理を合わせる」「ビールと料理の色を合わせる」「ビールと同じ味の料理に合わせる」「ビールとは異なる味の料理に合わせる」など楽しみ方はいろいろです。

特に、南ドイツの伝統料理である、豚の骨付きすね肉をじっくり焼き上げた「シュヴァイネハクセ」や、ふわふわした食感の白いソーセージ「ヴァイスヴルスト」、カマンベールチーズに玉ねぎやパプリカなどを合わせた「オバツダ」とは、相性抜群です。

日本産こだわりヴァイツェンのおすすめ商品6選

それでは、日本でつくられているヴァイツェンのおすすめの商品をご紹介します。

ヴァイツェン【ボトル】|常陸野ネストビール

常陸野ネストビールは茨城で創業190年以上続く、老舗酒蔵から生まれたクラフトビールメーカーです。 常陸野ネストビールをつくる木内酒造合資会社は、茨城県那珂市で文政六年(1823年)から続く日本酒の蔵元。製造拠点である額田醸造所には最新鋭の醸造設備があり、国内はもとより世界約50カ国以上にビールが出荷されています。

なかでもヴァイツェンは、本場ドイツのDLG品質保証制度で2年連続で金賞を受賞するなど高い評価を得ています。ヴァイツェンの特徴であるフルーティーな香りとほどよい酸味、滑らかな口当たりが味わえます。

ヴァイツェン|横浜ビール

横浜ビールを造る横浜ブルワリーは、日本のビール文化発祥の地である横浜にある醸造所です。さまざまタイプのビールを 造っています。
ドイツ酵母由来のバナナやバニラのようなフルーティー香りが特徴のヴァイツェン。苦味が少なく、普段ビールを飲まない方からの人気が高い商品です。

酵母をろ過しないヘーフェヴァイツェンスタイルで、酵母本来の味わいも楽しめます。国際ビール大賞やジャパン・グレートビア・アワーズなど数々のコンクールで賞を獲得している1品です。

奥入瀬ビール330ml(瓶)ヴァイツェン|OIRASE Brewery

選び抜かれた麦芽とホップを奥入瀬の源流水で仕込んだ、こだわりの地ビールを味わえるOIRASE Brewery。本場チェコに学んだ技術で醸造するビールは、アロマ、フレーバー、口当たり、のど越し、どれをとっても、それぞれに深みのあるおい美味しさが楽しめます。
大麦のほかに小麦を原料として使用し、口当たりが軽く、フルーティーな仕上がりです。

ヘーフェヴァイツェン|EBINA BEER

EBINA BEER(エビナビール)は、神奈川県海老名市にあるブルワリー兼ビアバーで、チェコ出身の醸造家が造るチェコスタイルのクラフトビールです。
定番と季節限定のものを合わせて8種のビールを造っていますが、ヘーフェヴァイツェンは定番商品で、苦味が少なく、バナナのような甘い香りが特徴です。

ヴァイツェン|いわて蔵ビール

いわて蔵ビールは、岩手県の酒蔵「世嬉の一酒造」のビールブランドで、定番の8種類の他に季節限定のビールも造っています。ヴァイツェンはいわて蔵ビールを代表する定番ビールです。
酵母と小麦の麦芽がおりなすバナナやクローブのような上品な香りが特徴で、これまでモンドセレクション金賞やジャパンビアグランプリ銅賞を受賞しています。

ヴァイツェン瓶(冷蔵)|みちのく福島路ビール

みちのく福島路ビールは、福島県郊外にある家族経営の小さなクラフトブルワリーです。
ユーロモルトとチェコのホップを、ドイツ酵母を使ってひと樽ごと手作業で仕込んでいます。ヴァイツェンは、小麦モルトによるフルーティーな香りが特徴で、レモンを入れて飲むのがおすすめです。

いろいろ個性が楽しめることで人気のクラフトビールの中でも、ヴァイツェンは苦みが少なくフルーティーなことから、飲みやすいとファンが増えているジャンルです。

最近では飲食店でも、日本各地で造られるクラフトビールを提供するお店が増えています。バナナを思わせるような華やかな香りが特徴のヴァイツェンは、女性にも人気なので、ぜひメニューに加えてみてはいかがでしょうか。

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