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デザインの力で規格外フルーツに価値を。フルーツの救世主「The Fruits Company™」
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デザインの力で規格外フルーツに価値を。フルーツの救世主「The Fruits Company™」
The Fruits Company™

ブランドストーリー

21.01.15

みなさんは「規格外野菜」という言葉を聞いたことがありますか?主に、大きく曲がっていたり傷がついてしまっていたり、サイズや色が他のものと違っていることで、通常の出荷ができない農作物のことを意味します。 農林水産省の統計によると、これらの規格外農作物は全生産量の約20%にものぼりますが、生産者である農家さん自身で消費したり、加工品にする以外には目立った消費の方法がなく、そのほとんどが廃棄となっているのが実情です。 20代の若者を中心に設立されたフルーツジュースのブランド「The Fruits Company™」は、そんな規格外の果物に注目して立ち上がったブランド。コンセプトは"フルーツの救世主"。今回は、そんな規格外フルーツと向き合うブランドのストーリーをお届けします。

CONTENTS

「環境にいいから」ではなく「好き」だから

規格外フルーツを変える独自のデザインエッセンス

長野県産、規格外品を使った100%ストレートジュース

「環境にいいから」ではなく「好き」だから

「環境にいいから」ではなく「好き」だから

ファウンダーのひとりである大西 裕輔さんは熊本県出身。祖父が80年以上続くみかん農家で、小さい頃からご自身が育てるみかんについていろいろな話を聞いて育ったそうです。

そしてその中でもインパクトが大きかったのが、大切に育てたみかんでつくったジュースが、規格外だからという理由で1kgあたり10円にしかならないという事実。どんなにおいしくても、規格外と判断されたものは廃棄の運命をたどるしかない状況を目にしていたことが、この「The Fruits Company™」の立ち上げのきっかけとなったと言います。

"生産者も正当な対価を受け取れる仕組みを作り、このおいしさをより多くの人に手軽に届けたい"

その想いから、販売される予定のない規格外・廃棄フルーツを適正な価格で仕入れ、100%のストレートジュースに加工し販売しています。

Sample detail

The Fruits Company™がターゲットとしているのは、ファウンダーたちと同世代となる20代の若者。世代的に同じバックグラウンドを持つ人たちに、より自然な形で手にとってもらえるようなものづくりを意識しているとのこと。

"資源や環境、生産者にいいことしようと思って製品を選ぶことって簡単そうで意外と難しいし、なによりも継続性に欠けます。消費する上では、私たちは基本的に衝動で動くもの。だからその製品を選ぶ理由は、デザインでも味でも機能的な部分でも、なんでもいい。
単純に好きな物を選んで、でもその先に少しでも資源や環境、生産者にやさしさがある製品だったら、なんとなくお得な気がします。そういった手に取ってくれる人のフィーリングを大切にしたいと思っています"

と話す大西さん。背景のストーリーではなく、まずはプロダクトそのものを見て買ってもらいたいという気持ちが込められています。

規格外フルーツを変える独自のデザインエッセンス

規格外フルーツを変える独自のデザインエッセンス

映像や広告といったクリエイティブ業界での経験を持つメンバーが多いThe Fruits Company™では、生産者とのつながりと同様に、プロダクトデザインにも注力されています。

"すでにそこにあるもの(好きな部屋、お店、お気に入りのお洋服、こだわりのインテリア)、その空間と連帯して調和を乱すことが無いように、シンプルかつ合理的なデザインをこだわっています。
フルーツの語源は「喜びを見出す」という意味。空間と連帯するだけでなく、既存の体系に「色」をつけるような商品を目指しています"

と語るように、彼らのフィルターを通して本来フルーツが持つフレッシュさやパワーを、より自然な形で伝えるビジュアルが特徴となっています。

Sample detail

パッケージカラーは、フルーツの色をベースにした補色や、その色を引き立たせる配色といったバランスを考慮。一方で、「結局のところフィーリングによってこれだ!となったものを選んでいます」とのことで、ブランドらしさを感じるカラフルながらもクールなデザインが、全てのパッケージデザインで統一されています。

長野県産、規格外品を使った100%ストレートジュース

長野県産、規格外品を使った100%ストレートジュース

販売されている製品第1号のアップルジュース。素材は、長野県産の秋映(あきばえ)という品種で、長野県オリジナル品種である「シナノゴールド」「シナノスイート」とともに、"りんご3兄弟"と呼ばれている冬りんごの代表。甘味と酸味のバランスに優れ、ジューシーで濃厚な味わいが特徴です。

素材はもちろん規格外のりんご。フルーツジュースの製造先を探す中で長野県のある工場と出会い、The Fruits Company™のコンセプトに賛同してもらったことがきっかけとなり生まれた商品だそうです。

Sample detail

今後について大西さんは、

"これからさらに商品のラインナップが増え、カフェやホテル、お客様のライフスタイルにあった場所で直接買えるような場所も増えていきます。そのため、皆様に飲んでいただける機会は少しずつ増えていくと思います。
ブランドとしての規模はまだ小さいですが、僕らは大きなフルーツジュース屋さんを目指しているわけではありません。皆様に消費という観点から選択肢を与えられるようなエンパワーメントできるブランドを目指しています。フルーツジュースという垣根を越えて、いろいろな人と繋がり、フルーツの救世主をどんどん増やしていくことがまずは目標です"

と、展望を語ってくれました。

Sample detail

「規格外」と聞くと、一瞬”安物”のイメージが浮かぶかもしれませんが、本来それは私たち消費者の都合でしかありません。私たちと同じ生き物である農作物がすべて同じ形をしているわけもなく、むしろその方が農作物ありのままの姿で、味も劣らないことが多いのではないでしょうか。

本来捨てられるフルーツを救うために立ち上がったジュースブランド。これからの展開にも目が離せません。

 

 The Fruits Company™

The Fruits Company™

▼ストーリー 熊本県玉名郡玉東町で、80年以上続くみかん農家である私の祖父は、私が幼い頃から、甘くておいしいみかんについての様々なストーリーを共有してくれました。 1年間大切に育てたみかん、そのみかんで作ったジュースが1kg、10円にしかならないというのは悲しいストーリーの1つです。 さらに、どんなにおいしいみかんであっても、美しくないと人間に判断を下されたものは、店頭に並ぶことなく廃棄処分されています。 「生産者も正当な対価を受け取れる仕組みを作って、この美味しさをより多くの人に手軽に届けたい」 その想いとともに仲間と販売される予定のない規格外フルーツを正当な価格で仕入れ、100%ストレートジュースを自分たちで作ることにしました。 ※みかんは現在準備中です。 ▼"フルーツの救世主" 規格外フルーツ・廃棄フルーツを100%ストレートジュースに。 だからコンセプトは"フルーツの救世主" 私たちは「拒否されたフルーツ」を、「デザインされたストレートジュースに変える」ことで、 そのフルーツに再び価値を持たせます。 私たちのジュースは国産フルーツの100%ストレート果汁で作ったジュースです。 香料・人工甘味料は必要ない、フルーツの甘さだけで十分甘いジュースが出来上がります。 さらに全てのフレッシュジュースは、店頭に並ぶことのない規格外フルーツを使用しています。規格外フルーツとは、育て方も味も同じなのに規格外(曲っている、キズがついている、色が薄い、太さが足りないという)という理由で、定められた規格にあてはまらないフルーツのことです。 賞味期限は未開封の場合2年間おいしくお召し上がりいただけます。 ▼デザインについて ジュースを選ぶ時、味を決める時、 いつだって私たちはその瞬間のフィーリングを大切にしています。 フルーツの語源には「喜びを引き出す」「楽しむ」という意味があります。 いつ・どこで・どんな一杯にもポジティヴでフレッシュなイメージが隣り合わせにあって、その感情に寄り添って「良いモノ」にしていきたいという思いのもとデザインにもこだわりました。 すでにそこにあるもの(好きな部屋、お店、お気に入りのお洋服、こだわりのインテリア)その空間と連帯して調和を乱すことが無いように、シンプルかつ合理的なデザインをこだわりました。

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