カフェインレスとノンカフェインの違いとは|特徴やおすすめの商品を紹介 | KITCHEN BROTHERS(キッチンブラザーズ)

戻る

ピックアップアイテム

カフェインレスとノンカフェインの違いとは|特徴やおすすめの商品を紹介
KITCHEN BROTHERS

検索ドロワーを開く
カフェインレスとノンカフェインの違いとは|特徴やおすすめの商品を紹介

ピックアップアイテム

21.02.19

コーヒー専門店やカフェなどで、カフェインレスコーヒーやデカフェコーヒーと書かれたメニューを見る機会が増えてきています。最近ではコンビニでもこれらの表示を見かけることも。 この記事では、コーヒーに含まれるカフェインのことや、商品によって異なる表記の違いなどついて分かりやすくご説明します。また、おすすめのカフェインレス商品もご紹介しますのでぜひご参考にしてみてください。

CONTENTS

そもそもカフェインとは

カフェインの量で異なる呼び名

カフェインレスコーヒーはどうやって作られてるの?

カフェインの摂取基準とは

身体への負担が少ないカフェインレス、ノンカフェインコーヒーのおすすめ3選

そもそもカフェインとは

そもそもカフェインとは

カフェインは、コーヒーの最も特徴的な成分として知られていますが、19世紀にドイツの化学者がコーヒーから単離抽出に成功したことで発見されました。

植物由来の有機化合物アルカロイドの1種で、コーヒーの苦みや飲むと目が覚めるという特徴はカフェインからくるものです。カフェインはコーヒー以外に、緑茶や紅茶、チョコレートやココアなどにも含まれています。

カフェインには覚醒作用の他に、利尿作用、強心作用、解熱鎮痛作用などがあることが分っています。強心作用とは、心臓の筋肉の働きを強化する作用で、全身の血行を良くしてむくみを取るなどの効果があります。医薬品では風邪薬や鎮痛剤に配合され、いわゆる滋養強壮ドリンクにもよく配合されています。

カフェインの量で異なる呼び名

カフェインレスと似た言葉にノンカフェイン、デカフェ、カフェインフリーなどがあります。これらにはどのような違いがあるのでしょうか。

微量のカフェインが含まれる「カフェインレス」と「デカフェ」

「カフェインレス」と「デカフェ」は、微量のカフェインを含む点では同じです。言葉のニュアンスとしては、カフェインレスはもともとカフェインの含有量が少ないもの、デカフェは含まれているカフェインを取り除いたもの、という違いがあります。

ただし、カフェインレスコーヒーはコーヒー豆に含まれるカフェインを取り除いた商品なので、デカフェと同じ意味と解釈されていることが多いです。

では、どれくらいカフェインを取り除いたらカフェインレスやデカフェと表示できるのでしょうか。コーヒー飲料等の表示に関する公正競争規約及び施行規則(全国公正取引協議会連合会)では、「カフェインレスコーヒーとは、カフェインを90%以上除去したコーヒーをいう」と定められています。

「ただし、公正取引協議会は業界団体で、規約に法的な強制力はありません。また、現在の技術でカフェインを90%以上取り除くのは難しくなく「カフェイン97%除去」などを謳う商品もあります。

ちなみに、デカフェ(英語:decaf)はdecaffeinated を略した言葉で、カフェインを除去したという意味合いで使われています。

カフェインが含まれない「ノンカフェイン」と「カフェインフリー」

「ノンカフェイン」と「カフェインフリー」は、もともとカフェインが含まれていない商品をさします。例えば、麦茶、ハーブティー、風邪薬、滋養強壮ドリンクなど。

ノンカフェインの条件としては、カフェイン由来の原材料でないことが挙げられます。コーヒーというと全てにカフェインが含まれていると勘違いしやすいですが、実はさまざまなカフェインレスコーヒーが販売されています。

例えば、玄米コーヒーやたんぽぽコーヒー、大豆コーヒーなど。これらは代替コーヒーなどと呼ばれることもあります。

カフェインレスコーヒーはどうやって作られてるの?

カフェインレスコーヒーを作るには下記の3つの方法があります。どれもコーヒーの生豆からカフェインを取り除く方法で行われています。

水を使ってカフェインを除去する、スイス・ウォーター・プロセス

現在主に使われているのは、コーヒーの生豆を水に浸してカフェインを取り除く、スイス・ウォーター・プロセスという方法です。カフェインは水溶性なので、豆を水に数時間浸すことでカフェインが除去できるのです。

しかし、水に浸すとカフェイン以外の水溶性成分も溶け出してしまうので、コーヒーの風味も失われます。この欠点を解消するために使われるのが、コーヒーからさまざまな水溶性成分が溶け出した飽和溶液です。

この飽和溶液をカフェインのみを取り除く特殊なフィルターで濾すと、カフェイン以外の成分はそのままの水ができます。この水にもとの生豆を浸すと、カフェインだけが取り除かれるというわけです。

二酸化炭素を使ってカフェインを除去する超臨界二酸化炭素抽出法

次にご紹介するのが2017年国内初の製造化・商品化が実現した、二酸化炭素を利用してカフェインを除去する超臨界二酸化炭素抽出法です。

二酸化炭素を高温高圧にすると、超臨界流体と呼ばれる状態になります。この状態の二酸化炭素をコーヒー豆に接触させることで、カフェインだけを取り除くことができます。
超臨界流体とは、水と水蒸気の密度が同じになった状態(臨界点)に、圧力や熱を加えることで、液体でも気体でもない、両方の特徴を持つ状態になることをいいます。

大規模な設備が必要ですが、薬品を一切使わず水と二酸化炭素のみで処理できるため、安心安全。大手のコーヒーメーカーやチェーン店ではすでに採用されている方法です。

有機溶剤でカフェインを除去する方法

生豆をジクロロメタンという有機溶剤に浸してカフェインを取り除く方法です。この製法は安全性が疑問視されて、現在は日本では禁止されています。この製法を使った外国製品の輸入も禁止されています。

カフェインの摂取基準とは

カフェインの摂取基準とは

カフェインは過剰に摂取すると、不眠や心拍数の増加、下痢や吐き気などの中毒症状を起こすことがあります。そのため、世界各国では摂取基準を定めていますが、一日当たりの摂取許容量(ADI:Acceptable Daily Intake)については、個人差が大きいことなどもあり、日本においても、国際的にも設定されていません。

国際機関や諸外国が定めている基準は次のようなものです。

・英国食品基準庁(FSA)
妊娠した女性は、1日のカフェイン摂取量を200 mg(コーヒーをマグカップで2杯程度)までに制限するよう求められています。
(参考)Pregnant women advised to limit caffeine consumption

・世界保健機関(WHO)
妊婦はコーヒーの摂取量を一日3~4杯までにと推奨されています。
(参考)WHO:Healthy Eating during Pregnancy and Breastfeeding,Booklet for mothers,2001

・カナダ保健省(HC)
健康な成人は、1日最大400 mg(コーヒーならマグカップで3杯)までとします。妊婦や授乳中、あるいは妊娠を予定している女性は最大300 mg/日(マグカップ2杯)までとします。
子供は4歳~6歳で1日最大45mg、7歳~9歳で最大62.5mg、10歳~12歳で最大85mgまでとします。
(参考)Health Canada Reminds Canadians to Manage Caffeine Consumption(2010)

各国とも妊娠中や授乳中の女性がとくにカフェインを控えるべきだとしています。妊娠中でも1日2~3杯では物足らないという女性は、カフェインレスコーヒーにすると安心ですね。

身体への負担が少ないカフェインレス、ノンカフェインコーヒーのおすすめ3選

おいしい やさしい カフェインレス 水出しコーヒー|SLOWCOFFEE

お湯を沸かさず作れてゴクゴク飲める、カフェインレスの水出しコーヒーです。カフェインレスなのに香り高く、まろやかな旨味があります。ぜひブラックで飲んでみたいコーヒーです。

ピッチャーなどの容器に水出しコーヒーパックを入れて、水を注いで10~15時間じっくり抽出します。パック1袋30gで500ml作れ、冷蔵庫で3、4日はおいしく飲むことができます。

BALI - Decafe(カフェインレス)|58 COFFEE

化学薬品を一切使用せず、カフェインを99.9%以上除去することができるスイスウォータープロセスという製法でつくられたカフェインレスコーヒー。

本当にカフェインレスなの?と疑うほどまろやかな甘みが味わえます。アラビカ種の中でも高品質の豆を使用しているので、カフェインレスコーヒー特有の物足りなさを感じさせません。

moon【夜のスパイスコーヒー】|soreto_spice/粉と砂糖と香辛料

夜落ち着いた時間に飲みたくなる、スパイスコーヒー。焙煎したチコリルート、ダンデライオンルートでコーヒーの味を再現しスパイスを加えたノンカフェインのsoreto_spiceオリジナルのスパイスコーヒーブレンドです。

シナモンの甘い香りとカルダモンの爽やかさが感じられます。ハニーブッシュ、クローブ、ブラックペッパーなどのスパイスなども配合。ホットのブラックだけでなくミルクを加えてカフェラテやアイスコーヒーとしてもお楽しみ頂けます。

カフェインレスコーヒーやデカフェコーヒー、ノンカフェインコーヒーとさまざまな表記があることをお伝えしました。

コーヒーに関しては、「カフェインレス」と「デカフェ」はほとんど同じ意味合いで、微量にカフェインが含まれています。「ノンカフェイン」と表示されたコーヒーは、原材料にカフェインが含まれていないものでつくられているので、コーヒー風飲料というように表現ができます。

コーヒーの好きな方でも妊娠中や健康面を考えて飲むことを控えている場合があります。そんなお客様におすすめできるメニューがお店にあると良いですね。

この記事をシェア

こちらの記事もおすすめ