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ペーパーフィルターの種類によって違いはあるの?|コーヒーの淹れ方とおすすめ商品をご紹介
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ペーパーフィルターの種類によって違いはあるの?|コーヒーの淹れ方とおすすめ商品をご紹介

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21.02.19

ハンドドリップでコーヒーを淹れるときのコーヒーフィルターの中で、もっともポピュラーなのはペーパーフィルターです。 ペーパーフィルターは、茶色いものと白いもの、円錐形と台形があります。この記事では、ペーパーフィルターの種類によって、淹れ方や味にどのような違いがあるかを解説します。 おすすめの商品も紹介しますので、ぜひコーヒー専門店やカフェをこれから始めたい方は参考にしてみてください。

CONTENTS

コーヒーフィルターの種類は大きく3つ

ペーパーフィルターの色による違いは?

ペーパーフィルターの形状による違いは?

ペーパーフィルターでおいしいコーヒーを淹れるコツ

お店でも使いたいおすすめのペーパーフィルター

番外編:ペーパーフィルター以外のコーヒーフィルターもご紹介

コーヒーフィルターの種類は大きく3つ

コーヒーフィルターの種類は大きく3つ

コーヒーをドリップする際に使うフィルターには、ペーパーフィルター(紙製)、ネルフィルター(布製)、ステンレスフィルター(金属製)の3種類があります。それぞれどんな特徴があるかをご紹介していきます。

ペーパーフィルター

ドリップコーヒーでもっともよく使われているのがペーパーフィルターです。ペーパーフィルターのいちばんの特徴は、使い捨てで手軽なこと。ネルフィルターやステンレスフィルターのように使用後に洗う必要がありません。

ペーパーフィルターで淹れると、紙の細かい繊維が雑味の素になる成分や微細な粉を濾しとるので、すっきりした味わいになります。コーヒーオイルも適度に濾しとるので、コクがありながらマイルドな味わいを楽しむことができます。

ネルフィルター

ネルフィルターは、起毛した綿の布でコーヒーを濾します。ペーパーフィルターと同様に細かい繊維が雑味を除き、コーヒーオイルを適度に濾しとります。

ネルフィルターを使用すると、コーヒーに含まれる雑味や微粒子がネルの起毛面にとどまり、液体側に落ちるのを防ぐことによって、舌触りの滑らかなコーヒーに仕上がります。

ペーパーフィルターと違う点は、20回、30回と使ううちに、布の状態が変化して、それがコーヒーの味に微妙に影響することです。

ネルフィルターの愛好者は「ペーパーフィルターのような紙の臭いがない」ことを挙げますが、その反面、使用後の水洗いや保管が悪いと酸化臭などが出ることがあります。また、ある程度使用したら新しいものに交換する必要があります。

ステンレスフィルター

ステンレスフィルターは金属のメッシュ(網目)でコーヒーを濾します。紙や布の繊維に比べると粗いので、コーヒーオイルはそのまま通過し、微細な粉も素通りします。コーヒーの味わいをダイレクトに楽しむことができるので、個性的な豆を味わうのに向いています。しかし雑味や舌触りが気になる人もいるようです。

使用後に洗う手間がありますが、ネルフィルターのように保管に気を遣う必要はありません。半永久的に使える反面、価格が数千円から数万円までと高めです。

ペーパーフィルターの色による違いは?

ペーパーフィルターには茶色と白の2種類があります。この違いは、製造過程にあります。

白いフィルター

紙の原料であるパルプは、基本的に木材からつくられていますが、木材にはリグニンという成分が含まれています。白いフィルターはリグニンを除去するために、酸素の反応を利用した化学分解で漂白をしています。

脱色する際に紙の匂いも抜けるので、茶色のフィルターよりも「紙くささ」は少なくなります。また白いフィルターの特徴は、コーヒーそのものの香りを味わうことができる点。

コーヒー専門店などでは、コーヒーの香りの邪魔をしないように、漂白タイプの白いコーヒーフィルターを選んでいる方も多いです。

茶色のフィルター

茶色のペーパーフィルターもリグニンの除去の際に漂白の工程がありますが、白色のフィルターと比べると若干工程が少なくなります。

そのため、木などの原料の匂いがかすかに残っていることがあります。ナチュラルなものにこだわりたい方は、比較的茶色いフィルターを選ぶ事が多いようです。

匂いが気になる場合は軽く湯通しする

茶色のフィルターでも白のフィルターでも、紙くささが気になる人はドリッパーにセットした後に軽く湯通ししておけば、ほとんど匂いは残りません。

ペーパーフィルターの形状による違いは?

ペーパーフィルターの形には円錐形と台形の2種類があり、それぞれ専用のドリッパーを使用します。フィルターの形によって、淹れ方や味にどんな違いがあるのでしょうか。

円錐型のフィルターは粉の層が厚くなり、お湯と粉の接触時間が長い

とんがり帽子のような形の円錐形ドリッパーは、底に大きな穴が1つ空いているのが特徴です。粉の層が台形型より厚くなるので、注いだお湯がとがった先端に集まって落ちるまでに、より多くの粉に接触することになります。
したがって、同じピッチでお湯を注ぐと、台形のフィルターよりも濃いコーヒーになります。

円錐形フィルターはドリッパーの下部からとがった先端が少し顔を出します。使用前の保管は、先端が折曲がらないように気を付ける必要があります。

円錐型のドリッパーを使用する主なメーカーは、「ハリオ」や「コーノ」が挙げられます。メーカーによって少し出来上がりの味わいに違いがあることがあります。

台形フィルターは比較的淹れ方が簡単で、濃さも安定する

台形フィルターは、円錐形フィルターの先端をカットしたような形なので、その分注いだお湯は早くフィルターの外に出ます。同じピッチで注ぐと、円錐形フィルターよりも濃さは軽めになります。味わいは、比較的酸味の少ない仕上がりです。

台形フィルターは底辺とサイドに2つ継ぎ目があるので、ドリッパーにセットするときに、互いに反対方向に折り曲げます。これはドリッパーとフィルターをできるだけ密着させるためのひと手間です。

台形型のドリッパーを使用する主なメーカーは、「カリタ」や「メリタ」です。

ペーパーフィルターでおいしいコーヒーを淹れるコツ

コーヒーは淹れ方しだいで味が大きくが変わります。では、どんな点に注意したら良いのでしょうか。

円錐形、台形のフィルターに共通のコツ

円錐形、台形のどちらのフィルターにも共通する、おいしいコーヒーの淹れ方は次の通りです。

1. ドリッパー、コーヒーポット(サーバー)、コーヒーカップをお湯で温めておく
2. フィルターの継ぎ目を折って、ドリッパーに密着させる
3. フィルターに入れたコーヒーの粉の表面を平らにする
4. 注ぐお湯の温度は90℃が目安(豆の種類や好みによって調節する)
5. 【注ぎ1回目】粉全体にお湯がしみこむ程度にお湯を注ぎ、20~30秒かけて粉を蒸らす(雑味が出るのを防ぐために非常に重要)
6. 【2回目】たっぷりお湯を注ぎ、泡立てる(最初中央に注いで泡立ててから周囲に回し注ぐ。フィルターに直接お湯を注がないように注意する)
7. 【3、4回目】2回目のお湯が減ってきたら、表面中央にくぼみができる前に3回目、4回目を注ぐ(お湯の量は2→3→4回と進むたびに少なくしていく)
8. 注ぎ始めから注ぎ終わりまでの時間は、杯数に関わらず2分半~3分が目安
9. サーバーのコーヒーをかき混ぜて濃度を均一にする

円錐型のペーパーフィルターを使う場合

2回目以降にお湯を注ぐときは、中央部分に重点的に注ぎ、あまり周囲ギリギリに注がないように注意しましよう。中央で小さな円を描くように注ぐことで、十分に抽出できます。全体の注ぎ時間は、台形フィルターよりもやや短めの2分半が目安です。

台形型のペーパーフィルターを使う場合

2回目以降にお湯を注ぐときは、最初は中央に注いでから周囲に回し注ぎます。フィルターに直接お湯を注がないように注意しましよう。全体の注ぎ時間は3分が目安です。

台形のドリッパーは底の穴が1つのものから3つのものまであり、落ちる速度は穴数が多いほど早くなります。早く落ちるタイプは同じ豆でも軽めの味わいになるので、好みによって選ぶか、豆の種類で使い分けると良いですね。

お店でも使いたいおすすめのペーパーフィルター

V60用ペーパーフィルター酸素漂白02|HARIO

円錐形フィルターなので、コーヒー粉の層が深くなり、豆の旨味をしっかりと抽出できます。酸素漂白タイプの白いフィルターで、コーヒーに紙くささが移りません。HARIOのV60型ドリッパー用です。

形:円錐形
タイプ:酸素漂白
大きさ:1~4杯用
内容量:100枚入り

カリタ 101珈琲屋さんのロシ|やなか珈琲

3つ穴のカリタ式ドリッパー(台形)に合わせて作られたコーヒーフィルターです。雑味のないすっきりした味のコーヒーが抽出できます。酸素漂白タイプの白いフィルターです。

形:台形
タイプ:酸素漂白
大きさ:1~2杯用
内容量:100枚入り

酸素漂白フィルターペーパー|ヤマモトコーヒー

ドリッパーの下部にシリコン製の弁が付いた独特の構造をもつ「クレバー コーヒードリッパー」にフィットする、台形フィルターペーパーです。旨味のしっかりした深い味わいのコーヒーが抽出できます。

形:台形
タイプ:酸素漂白
大きさ:1~4杯用
内容量:100枚入り

カフェック コーヒー フィルター アバカ 円錐形 1-2杯用 100枚入|シティオントレーディング

アバカ(マニラ麻)を使用した通液性の良いフィルターで、クリアでまろやかな風味のコーヒーを抽出できます。両面にクレープ加工をしており、一定のスムーズな流れで濾過することができます。

形:円錐形
タイプ:酸素漂白
大きさ:1~2杯用
内容量:100枚入り

カフェック コーヒー フィルター アバカ 円錐形 1-2杯用 100枚入(ブラウン)|シティオントレーディング

上記と同じアバカ(マニラ麻)を使用したフィルターです。こちらは無漂白タイプとなります。

形:円錐形
タイプ:無漂白
大きさ:1~2杯用
内容量:100枚入り

番外編:ペーパーフィルター以外のコーヒーフィルターもご紹介

オリジナルネルドリッパー|和田珈琲

厚手のネル生地を使用したハンドメイドのフィルターです。深煎りのコーヒーのコクを引き出すのに適しています。サイズは1~3杯用。使用可能回数は管理の仕方で違ってきますが、100~200回ほどです。

素材:片面起毛ネル
全長:約19cm
専用ハンドグリップ:持ち手約7cm

SLOW COFFEE STYLE SPECIALTY 02|ROUND ROBIN

ステンレスのコーヒーフィルターは、コーヒーオイルやコーヒーアロマがダイレクトに抽出され、コーヒー豆の持つ旨味を余すことなく抽出できるため、濃くまろやかなコーヒーの風味や酸味、繊細な甘みもお楽しみ頂けます。 何度も繰り返し使うことができるので、ペーパーフィルターのストックを気にせず経済的なのも魅力的なポイントです。

またこちらの商品は、スタンドとサーバーも付属しております。スタンドは、コーヒーブリューワーを入れるリングの部分が可動式になっているため、一人用のカップから背の高いピッチャーまで、さまざまなコーヒー道具に合わせて使うことができます。

素材:18-8ステンレス (窒化チタンコーティング)

ペーパーフィルターの色や形で、コーヒーの淹れ方や味にどんな違いがあるかをご紹介しました。

色では、ナチュラル志向の人は無漂白の茶色を選び、コーヒーの香りにこだわる人は酸素漂白した白いフィルターを選ぶ傾向があります。

形では、コーヒーの味を安定して抽出できる台形が一般的ですが、淹れ方による微妙な風味の違いにこだわる人は円錐形を選ぶようです。プロの技術でコーヒーの豊かな表現を目指すお店に向いていますね。

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