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自然な環境で育った鶏が産む「平飼い卵」。その特徴や商品をご紹介
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自然な環境で育った鶏が産む「平飼い卵」。その特徴や商品をご紹介

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21.02.19

みなさんは「平飼い卵」という言葉をご存知でしょうか?その名の通り、”平らに飼われた”鶏の卵という意味で、既にご存じの方は安心安全でおいしいというイメージを持たれている方も多いかもしれません。 ケージ飼いで生産される一般の卵と比べ、コストや育成に時間がかかる平飼いですが、昨今のアニマルウェルフェアへの注目の高まりとともに人気が高まってきています。今回はそんな平飼い卵について、鶏の飼育方法からおすすめの商品まで詳しく解説します。

CONTENTS

平飼い卵とは?その定義や仕組について

平飼いで育てられる鶏本来の習性とは

平飼い卵は、手間ひまがかかる

諸外国の養鶏事情

おすすめの平飼い卵

平飼い卵とは?その定義や仕組について

平飼い卵とは?その定義や仕組について

平飼いとは、一般的なケージの中で鶏を飼育するのではなく、平らな地面の上で放し飼いをして、ストレスなく伸び伸びと育てる飼育方法です。

ここでは、そんな平飼いの主な特徴をご紹介します。

放し飼いなので鶏が自由に動き回れる

平飼い卵を産む鶏は、いつでも自由に動き回れる環境で育ちます。ケージ飼いのように狭い環境ではなく、鶏同士の距離も充分に確保できるため、行きたい場所へ移動ができます。

そのため、広い敷地内で自然な状態で運動できることから、ケージ飼いの鶏と比べ、ストレスがなく健康的な鶏が育ちます。

雄と雌を混合して飼育する

平飼いの場合、より自然に近い環境で育てるため雄鶏と雌鶏を混合で育てることも珍しくありません。そのため、平飼いで育ち交尾を行った個体から産まれる卵の大部分が有精卵となります。

交尾をしなくても鶏は卵を生むことから、ケージ飼いの場合は無精卵になります。なお、一般的に有精卵と無精卵で栄養価に違いはないとされています。

平飼いで育てられる鶏本来の習性とは

鶏本来の習性を考慮して育てる平飼いでは、鶏のストレスが少ない分健康的な鶏が育ちます。

例えば、日光浴や砂浴び、止まり木での睡眠など、鶏の本能的な習性を考慮した環境が平飼いでは整えられています。ここではそんな鶏の習性を少しご紹介します。

天気が良ければ日光浴ができる

平飼いでは、天気が良ければ鶏に日光浴をさせることができます。鶏も人間と同じで、日光を浴びることで健康を維持することにつながります。

また、日光浴をしっかりと行った鶏は、ケージ飼いの鶏と比べトサカが濃い赤々とした色に育つ特徴があります。

羽根や体についた汚れや寄生虫を落とす砂浴び

平飼いをしている鶏は、砂を浴びれる環境があるため、よく砂浴びを行います。鶏の砂浴びは、体に砂を浴びせたり、地面に羽や体を擦り付けて行います。

鶏が砂浴びを行う理由は、羽や体についた汚れやダニやワクモなどの寄生虫を落とすためです。
ケージ飼いでは、砂はなく寄生虫を砂浴びで落とすことはできません。鶏が自分で体を清潔に保てるのも、平飼いのメリットと言えます。

高いところで寝る習性のための止まり木

平飼いをしている養鶏場では、高さ60cmほどある止まり木を設置しています。鶏は、夕方頃になると止まり木のような高い場所へ移動する習性があるためです。

鶏が暗くなると高い場所を求める理由は、暗いと目が見えず、外敵に襲われる危険を避けるためと言われています。

鶏は、品種改良により飛べませんが、鳥の習性から高い位置を好むことからも、止まり木があることで安心して眠ることができるのです。

このように、ストレスのない環境は、平飼いされた鶏をより強く元気に育つ秘訣となっています。

平飼い卵は、手間ひまがかかる

平飼いは、鶏にとってストレスフリーで健康的な卵を生む環境として最適ですが、一方で手間ひまがかかることによりコストや管理は大変です。

広い面積が必要

平飼いのハードルの高さのひとつに、飼育には広い面積が必要なことが挙げられます。養鶏場によって確保する面積に違いはありますが、適切に管理された一部の養鶏所では、1坪あたり7~8羽単位で育てています。

過密にしすぎると自由に動けず、平飼いのメリットが損なわれてしまうことから、安全な平飼い卵を作る際には広い面積が必要です。

衛生管理にも注意が必要

健康的な鶏を育てるために効果的な平飼いですが、鶏を自由にさせる分その管理面も注意が必要となります。

例えば、糞の掃除や十分な換気といった衛生面の管理がなされていないと、場合によっては鶏の健康に逆効果を及ぼすケースも。

育成にコストがかかる

平飼いは一般的なケージ飼いの場合と比べて、育成に多大なコストがかかります。そのため、育成にかかる管理コストが高く大量生産には向きません。

諸外国の養鶏事情

日本ではまだまだ生産者が限られる平飼い卵ですが、実はヨーロッパを中心に海外では平飼いが一般な国も。ここではそんな諸外国の平飼い事情をご紹介します。

アニマルウェルフェアとは

”人も家畜も満たされて生きること”をコンセプトに、家畜の生産システムを規定したしたものが、昨今注目が集まるアニマルウェルフェアです。

アニマルウェルフェアでは、家畜の行動や自由を制限する様々な生産業の生産システムの転換を促しています。そのため、アニマルウェルフェアに則り鶏の従来型のケージ飼いが禁止されている国も多く存在します。

ヨーロッパを起点にしたケージ規制の動き

EU諸国では、アニマル・ウェルフェアの観点から2012年にケージ飼いを禁止しており、平飼いまたは動き回れる広さを面した施設でのケージ飼いのみが許可されています。

また、その他にもアメリカやオーストラリア、カナダ、ニュージーランドなどでも同様の動きが盛んです。

大手の小売や飲食、ホテルもこの声に賛同し、従来型ケージで飼育された卵を購入しないというアクションも多く見られ、このように世界を見渡すと様々な国で積極的に取り入れられています。

おすすめの平飼い卵

最後にKITCHEN BROTHERSに掲載されているおすすめの平飼い卵をご紹介します。平飼いで飼育された濃厚で旨味の強い卵を、是非店頭で提供してみてください。

平飼い有精卵あかり 30個|ワタナベファーム

ワタナベファームの歴史は長く、80年以上続く養鶏場です。今までに蓄積された経験を元に、鶏の様々な知識を駆使して作られた有精卵あかり。

広い鶏舎内で自由に育てられた鶏は、健康的な卵を産みます。あかりは、卵黄のコクがとても強く、どんな味付けにも卵の味が負けないのが特徴です。

まずは生で提供するのがおすすめ。生食で食べれる賞味期限は、発送日より2週間です。また商品はMサイズ・Lサイズ混合にてお送りしています。

※鶏の安全・人間の共存を加味したうえで、家畜伝染予防法の観点から弊社では屋外へ鶏を放つことはしておりません。

箱庭たまご 茜|ハコニワファーム 箱庭たまご「茜」

自由に伸び伸びと育てることをコンセプトに、1羽ずつ丁寧に育てる育成方法が売りのハコニワファーム。

飼育されている鶏は、全て希少な純国産鶏であるもみじという品種です。もみじは、国内においてたった6%しかいない赤玉鶏です。卵殻強度は抜群であり、高級卵とされており、卵は濃厚な味わいが特徴。

そんなハコニワファームが提供する箱庭たまご「茜」は、鮮明なオレンジ色をしています。鮮明なオレンジ色の理由は、鶏に高い抗酸化作用のある高濃度のファフィア酵母を与えているからです。

平飼い卵は、育成が大変なためコストだけでなく、時間や手間もかかります。そのため、販売される平飼い卵は、価格が一般の卵に比べて高いです。

しかし、1羽1羽に愛情を持って管理されたストレスフリーな鶏から生まれる卵は、ケージ飼いにはない品質の高い卵に仕上がります。

生で食べても黄身が割れずらい強く濃厚な卵は、お店で提供することでお客様に安心と満足感を与えることができます。メリットやデメリットをしっかり理解した上で、ぜひ卵にこだわってみてはいかがでしょうか。

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