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酪農界の常識を変えた、幸せな牛のミルクを届けるなかほら牧場
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なかほら牧場(株式会社リンク)

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20.09.11

酪農界の常識を変えた、幸せな牛のミルクを届けるなかほら牧場

皆さんは「酪農」と聞くとどのようなイメージが浮かびますか?平らな牧草地、大きな牛舎、一列に並んだ牛たちといった光景が頭に浮かぶ人も多いのではないでしょうか。 今回ご紹介する岩手県岩泉町にある「なかほら牧場」では、その日本の酪農のイメージとはかけはなれた光景が広がっています。ハイジに出てきそうな山の斜面で元気な牛たちが走り回り、その広大な放牧地でのびのびと暮らしています。 こういった山に牛を放牧する方法を「山地酪農(やまちらくのう)」と呼び、その第一人者である牧場長の中洞 正(なかほら ただし)さんは、酪農界のアウトサイダーと呼ばれていますが、そのありのままに近い姿で生きた牛たちからつくられる乳製品には、今大きな今注目が集まっています。 今回は、このなかほら牧場の商品や、そのものづくりについてご紹介したいと思います。

CONTENTS

酪農界のアウトサイダー、なかほら牧場と「山地酪農」

なかほら牧場を支えた、業界では非常識なコラボレーション

色で違いがわかる、なかほら牧場の人気製品

酪農界のアウトサイダー、なかほら牧場と「山地酪農」

酪農界のアウトサイダー、なかほら牧場と「山地酪農」

山地酪農では、1年を通して山に牛を放牧します。
なかほら牧場の牛たちは、その広大な放牧地を一日中歩きながら草を食べ、夕方の4時頃になると搾乳舎に自分たちで下ってきます。

また、繁殖も自然交配・自然分娩・母乳哺育(生後2ヵ月程度)。まさにすべてが”牛まかせ”の、本来の生態にそったストレスのない生活を営んでいます。

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そんな牛たちにとって楽園ともいえる牧場をつくり上げたのは、牧場長の中洞 正さん。
東京農業大学農学部在学中に、猶原恭爾(なおはらきょうじ)先生が提唱する山地酪農に出会い、その教えを受けて1984年より岩手県岩泉町で野シバ飼育・自然放牧をコンセプトとする山地酪農場を運営してきました。

幼いころから牛飼いの家庭で育ち酪農業を目指すも、工業的な日本の酪農の中で、大好きな牛たちがただ効率的に消費されていく現実を目の当たりにして、一時は目標を失いかけたそうです。

そこで出会ったのがこの山地酪農。ありのままの自然で育った牛は当然すこやかに育ち、ひいてはその乳や肉を口にする私たちの健康につながります。牛が牛らしく生きることができ、その幸せで健康な牛から牛乳をわけてもらう。そういった本質的な酪農のあり方を追求しています。

 

 

なかほら牧場を支えた、業界では非常識なコラボレーション

なかほら牧場を支えた、業界では非常識なコラボレーション

一方で、山地酪農のその手法は、海外ではよく見られるものの、日本ではまだまだ非効率で常識外れとされていることも事実。ここまで大きな挫折を何度も繰り返しながら続けてきました。

2008年には、某投資家から支援を受けるも売上が上がらず、その責任をとらされ製造販売会社の社長を退任し、第2牧場と牛乳製造プラントを「9円」で手放したことも。

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そんななかほら牧場を現在運営しているのは、実は意外にもインターネット電話やクラウドホスティングのサービスなどを手がけるIT企業の株式会社リンク。創業者でもあり代表の岡田 元治(おかだ がんじ)さんが、自社のオンラインモール「e-select」での取り扱いを始めたことをきっかけに、山地酪農のコンセプトや中洞さんと出会い、その考えに深く共感したことに端を発します。

また、リンクは年金受給開始年齢まで勤務できる「変動定年制」を採用しており、都市部で働く高齢社員の働く場をどう確保するかも考えていました。
そういった背景の中で、「山地酪農の認知拡大、ひいては山林再生を支援すること」と「将来的に山地酪農場をつくり、社内高齢層の継続雇用の手段を構築すること」を目的として、2010年に「酪農×IT」というこれまでに類を見ない協業体制をスタートさせたのです。

ただ、本来であれば国レベルで話し合わなければならないスケールの大きな取り組み。そう簡単にはいかないことも事実です。

代表の岡田さんは、「オーガニックな農業や食材の認知度は徐々に上がってきてはいますが、まだまだ一般的とは言えない」と話します。

「10年を経てもなお、事業としての収支均衡、ないしこの素晴らしい農業の永続基盤の構築に向けて奮闘中です」と、現時点での課題感を話しつつも、「動物も人間も"カラダは食べたもの、飲んだもので出来ています"。山地酪農や、豚の放牧場、鶏の放し飼い、自然栽培~オーガニック農業などを通じて多くの人たちが『食とカラダの問題』『農林業のあり方と国土の問題』に気づいてくれることを願っています。」と、今後の期待感も覗かさせてくれました。

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色で違いがわかる、なかほら牧場の人気製品

ここからは、なかほら牧場が誇る「草食・自然放牧・ジャージー牛・ノンホモ・低温殺菌・自家製造・直送」という最善の酪農~乳業手法が詰め込まれた、最高品質の乳製品をご紹介ていきます。

 

中洞牧場 牛乳

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なかほら牧場の製品の全ての原点ともいえる”牛乳”。
ノンホモ・低温殺菌の牛乳は、季節によっても風味が変化する昔懐かしい自然のままの牛乳。時間がたつと、びんの口にクリームラインができるのも特徴のひとつ。これはホモジナイズ加工(脂肪球の均質化)をしていない自然のままの証。振り続けるとバターが少しできます。

 

ピュア グラスフェッドバター(ノーマルタイプ)

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「グラスフェッド」とは「草食で育てた」という意味。なかほら牧場では、野草を食べて暮らすため「ピュアグラスフェッドバター」と名づけられています。
草のカロテンにより黄色味を帯びており、雑味のないきれいな味わいで、爽やかなミルクの風味も香り立ちます。食塩不使用のため、料理やお菓子作り、人気のバターコーヒーにもおすすめです。

 

GHEE

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グラスフェッドバターを煮詰めて水分やタンパク質を取り除いた純粋なバターオイル。オリーブオイルやココナッツオイルのいいところをすべて含み、アンチエイジングやダイエット効果も期待できると今欧米を中心に注目が高まるヘルシーオイルです。バターの代わりはもちろん、全ての油の代わりとして使えます。

 

 


 

幸せな牛から生まれる幸せな牛乳。業界内で非常識なそのコンセプトは、食の安心・安全に注目が高まる中で、意外にも業界の外側からの熱い支持を受け、今さらに広がっていこうとしています。

そして健康で幸せな牛からつくられる製品は、当然ながら私たちにも健康やおいしさといった幸せを届けてくれます。

なかほら牧場では、今回ご紹介した商品以外にも、ヨーグルトや生クリームなどの乳製品も取り扱いがありますので、ご興味のある方はぜひ一度なかほら牧場の自然の味をお試しください。

なかほら牧場(株式会社リンク)

なかほら牧場(株式会社リンク)

なかほら牧場(岩手県・岩泉町)は、山地酪農という手法をもちい、 『幸せなウシからすこやかで美味しい牛乳』をコンセプトとして、およそ130haの牧場を運営しています。 牛は牛舎で輸入トウモロコシ主体の配合飼料を食べるのではなく、太陽と月と雨だけで育つ野シバ・野草・木の葉を食み、山清水や井戸水を飲んで、通年昼夜を山で自由にすごします。 (搾乳小屋はありますが、いわゆる牛舎はありません) 繁殖も『自然交配・自然分娩・生後2か月程度の母乳哺育』 動物の食性と本来行動をまもると、畜産動物は当然すこやかに育ち、ひいてはその乳や肉を口にする人間の健康につながります。 なかほら牧場は最善の酪農~乳業手法を実践することで、味や安全性において最高品質の牛乳や乳製品の提供を目指しています。

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