その時が、来た。
ことの始まりは、私たちがサービス開始当初からお付き合いのあるONIBUS COFFEEさんと、何か一緒にグッズをつくろうかという話をしていたときのこと。
(写真3枚目左:ONIBUS COFFEEスタッフ・木村さん、右:COFFEE FREAK PRODUCTS代表・青木さん)
木村さん:「せっかくONIBUS COFFEEとしてつくるのなら、サスティナブルなものをつくりたいですね。」
木村さんの想いと共鳴するようなグッズをつくっていただけそうなのは・・・そう考えたとき頭に浮かんだのは、COFFEE FREAK PRODUCTSさんだった。
COFFEE FREAK PRODUCTSさんは、コーヒーが提供されるたびに生まれるコーヒーカスを使って、石鹸やキャンドルを製造・販売し、売り上げの一部をコーヒー豆の生産者に還元している。
KITCHEN BROTHERSに出店してくれているサプライヤーさんでもある。
木村さん:「僕も石鹸は当初からやろうかなとは思っていたんです。うちがつくるのなら、不必要な物ではなくて必需品になり得るいい物をつくりたいなって。
“いい”というのは、素材も、対人間にとっても、対社会にとってもいいみたいな、そういうエッセンシャルな物。だからCOFFEE FREAK PRODUCTSさんを紹介いただいた瞬間に『これ、いいな』って。」
青木さん:「自分もいつも中目黒や奥沢のお店でおいしく飲ませていただいてたので、いつかご一緒できたらいいなという思いがありました。最初お声がけいただいたときに『あ、ついに来ちゃった』と思って(笑)なんだか僕にとって降って湧いたような話だったので、ぜひ!という感じです。」
なんだかお互いがなんとなく考えていたことや思い描いていたことが、ピタリとはまったみたい。
“そうなったらいいな”という願いを込めて私たちも紹介をしたけれど、こんなにもきれいにはまるとは思ってもいなかった。
こういうことが起こるから人生っておもしろい。
今回は飲食店さんとサプライヤーさんがタッグを組むかたちで、オリジナルグッズの製作が進む。
石鹸の種類やパッケージのデザイン、石鹸の包装紙など細部まで相談するONIBUS COFFEEさん。
商品としての魅力を損なわない範囲で丁寧に応えていくCOFFEE FREAK PRODUCTSさん。
どちらからも“いい物をつくりたい”という気持ちが溢れていたのが印象的だった。