自分の“おもしろい”を突き詰める | KITCHEN BROTHERS(キッチンブラザーズ)
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制作事例自分の“おもしろい”を突き詰める

CASE STUDY

自分の“おもしろい”を突き詰める

クラフトビールのお店で働くゆうやくんはビールはもちろん、ビールに関わるすべてを愛してやまない。
今回はそんなビールが好きだからこそ、ビール業界をもっと盛り上げたいという想いを抱く
ゆうやくんを筆頭にした5人組「YUYABOYS」のオリジナルグッズを制作しました。

Photo : Tae Sato Text : Mizuho Nagahama
CLIENT YUYABOYS
PRODUCTION SHORT PANTS
CLIENT: YUYABOYS PRODUCTION: SHORT PANTS
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ワクワクを忘れない

お酒の場ではいつもより少し心が自由になる。
ゆうやくんが働くクラフトビールのお店で話した何気ない会話。

ゆうやくん:「何かおもしろいものつくりたいなーー!」

ーぜひ、うちで一緒につくりましょうよ!!

そんなざっくりとした始まり。でも、ワクワクするようなことってそんな突拍子もないところに隠れていたりするのかもしれない。

ゆうやくんはこれまでにも大人の遊び心をくすぐるようなグッズをたくさんつくっている。

ーどんなものをつくりましょうか?

ゆうやくん:「なんとなくなんですけど、アパレル系のアイテムをつくりたいなとは思っているんですよね。」

ーYUYABOYSのグッズでロングTシャツはすでに何枚かありますよね。せっかくなので私たちのほうでYUYABOYSをイメージしたアイテムをいくつかご提案させてもらってもいいですか?

ゆうやくん:「もちろんです!」

YUYABOYSとは、ゆうやくんを筆頭にクラフトビール好きが集まった成人男性の5人組。みんな地方都市を拠点にそれぞれビールのお店に立っている。

ロゴには中学生の秘密集団がマッキーでなぐり書きしたようなイメージが込められているそう。

ー最近YUYABOYSでは何か活動されているんですか?

ゆうやくん:「うーん、今までみたいに何か特別なビールがあれば名古屋・大阪・東京・福岡でそれぞれ同時開栓したり、ブルワリーさんとコラボしてオリジナルのビールつくったりしてますよ。」

ーそうなんですねぇ。

ゆうやくん:「30代くらいの若手のブルワリーさんって20年後、30年後のビール業界をつくり続けていく宝だと思うんですよね。
美味しいビールをつくる才能のある人たちがずっとこの業界に残っていて欲しいから、もっと魅力ある業界にしていかないといけないなって。だからYUYABOYSみたいに横のつながりをつくって、いろいろ盛り上げていけたらいいなぁと思っています。」

同じビールを取り扱うお店としてよきライバルでもあり、仲間でもあるYUYABOYS。

“ビールが好き”というまっすぐな気持ちが彼らの最大の魅力。

10年来の相棒

早速いくつかのアイディアを提案し、具体的に何をつくるか話し合っていく。

ーゆうやくんというとまず頭に浮かんだのはショートパンツのイメージでした。YUYABOYSの少年らしさも含むことができていいのではないかと思っています。あとは靴下、リストバンド、キャップなんかも案としては出ていますね。

ゆうやくん:「いいっすね!コーチジャケットとかもいいかなって個人的には思っているんですけど、どんなものにせよ、素材として合わせやすいもの、色も自分の持っているアイテムでオリジナルのセットアップとして着れるようなものがいいかなぁ〜。」

ーなるほど。ちなみに今までつくったことのないアイテムってありますか?

ゆうやくん:「うーん・・・なんだかんだショートパンツはつくったことないかもなぁ〜。」

ーそれならショートパンツにしましょう!色や柄、ロゴの位置なんかを決めていきたいのですが、何かゆうやくん的にイメージしているものはありますか?

ゆうやくん:「そうですねぇ〜ワンポイントか、総柄で迷いますねぇ。色はあんまり絞ってないです。」

ーOKです!それぞれ何パターンかイメージをつくってみますね。

ゆうやくんはお店での独自のセンスが光るファッションが有名だけど、いつからショートパンツのイメージがついたんだろう?
いつからショートパンツを履いていたっけな?

ゆうやくん:「僕の中で1年のうちGW頃から9月までショートパンツを履くってルールを決めているんです。もう10年以上かな〜?」

ーえっ!!?

心の声が聞こえていたのかという驚きと、10年以上ショートパンツスタイルを貫いているという2つの驚きが声に表れる。

ゆうやくんの接客スタイルはお客さんとの距離が近い。人の心にスッと入ってきてしまう不思議さがあるので、心の声が聞こえてしまっていてもおかしくないような気さえしてしまう。

ゆうやくん:「どんなアニメのキャラクターであってもドラマの主人公であっても、なにかしら特徴というものがあることに気づいたんですよね。それでまずは外見から人に与えられる印象をつくろうと考えたときに、僕は“ショートパンツの人”になろうかなって思ったんです。」

すっかり“ショートパンツの人”となったゆうやくんと一緒に、ショートパンツをつくれることがなんだか無性にうれしくなる。

ゆうやくんとのやり取りを重ねていく中で、無難なデザインよりも遊び心・面白さ・少年などのいろんな要素をもつ、YUYABOYSらしさが前面にでているデザインにしたいと僕たちの気持ちも固まっていった。

自分が信じたものを届けたい

データでは画像のやり取りもしてるし確認もしてもらってはいるけれど、実物を手に取って見てもらうのはこれがはじめて。

今回は生地からオリジナルでつくったり、ロゴのサイズと配置はもちろんウエストを調節するヒモのデザインやポケット位置など、かっこよさも大事にした。グッズとしてのおもしろさとかっこよさのバランス。

きっと気に入ってもらえるはずと思いつつも、ドキドキと心臓の音が速くなるのを感じる。

ーいかがでしょうか・・・?

サンプルを手に取り真剣に見つめるゆうやくん・・・

ゆうやくん:「いいかもしんない!!!!ロゴに影までついてるじゃん!!!」

それからゆうやくんはニコニコとした笑顔で50回ほど「いいかもしんない!!!!」と繰り返し言ってくれていたような気がする。

その場で試着しながら無邪気にはしゃぐゆうやくんを見るとクスクスと笑みがこぼれてしまう。うれしい気持ちと安堵感が一気に押し寄せてくる。

サンプルのOKがでたところで、ついに本入稿となり完成。

後日、無事に商品が納品されたとご連絡をいただけたのでお店に訪れてみた。

ーショートパンツの反応はいかがですか?

ゆうやくん:「かわいいって言ってくださる方が多いです!黄色とかピンクとか緑とか色違いでもつくって欲しいみたいな声までいただいたりしてます(笑)
しかも意外と女性ウケがいいんですよね。女性目線でつくっているわけでもないのに不思議だなと思ってふと考えてみたときに、やっぱり自分たちが楽しかったらみんなも楽しいみたいなのがあるのかなって。」

ーグッズには、お店の世界観を感じられる楽しさや特別感があるような気がします。

ゆうやくん:「いつもうちでグッズをつくるときに“こんなん誰も買わないんじゃないか”って気持ちもすごいあるけど、でもこういうグッズがあったら絶対おもしろいじゃんって僕たち自身がすごい楽しんでいる。
僕たちがおもしろいって思うことを発信したり楽しんだりすることで、お客さんにも喜んでもらえたり楽しんでもらえると嬉しいなって思いますね。」

ーゆうやくんのつくるグッズからはその想いが溢れていますよね。

ゆうやくん:「結局ビールもそうで、自分がおもしろいとか美味しいというものを突き詰めています。」

ビールやグッズを通して、ゆうやくんのワクワクはお客さんに連鎖していく。

ゆうやくん:「結構今回丸投げしちゃったけど、僕らの意見もしっかり尊重してもらえてうれしかったです。KITCHEN BROTHERSさんからも、こんなのもいいんじゃないかという提案もあったので一緒につくっていけたという感覚がありました。
僕らだけではできなかったというか、僕らの発想だけじゃたどり着かなかったし、一緒にやり取りを重ねたからこそできたものなのかなって。めちゃめちゃいいものがつくれたと思います。」

Photo : Tae Sato Text : Mizuho Nagahama

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