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制作事例やっぱり、手に取りたくなるようなものがいい。

CASE STUDY

やっぱり、手に取りたくなるようなものがいい。

飯田橋に昨年2019年12月に新しくオープンしたお店、Qkurtさん。ご夫婦で営むイタリアンのお店です。
都立大学の人気イタリアン「カンティーナカーリカ・リ」で、料理長の経験を持つほどの腕前である
シェフ・角田 直也さんの料理は、素材が生き生きとした美味しさと華やかさのある料理ばかりです。
料理に合わせて奥様の菜美子さんがおすすめしてくれる自然派ワインとも相性ぴったり。
二人の温かさがお店全体に染み込んだような柔らかなお店、
Qkurtさんの一部となるオリジナルグッズを制作しました。

Photo : Tae Sato Text : Mizuho Nagahama
CLIENT Qkurt
PRODUCTION WINE GLASS, SHOPCARD, BUSINESS CARD
CLIENT : Qkurt PRODUCTION : WINE GLASS, SHOPCARD, BUSINESS CARD
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歩んでいく準備

今回は、ワイングラス・ショップカード・名刺3点の制作依頼をいただいた。早速できたばかりのお店へ打ち合わせに伺う。

「続々とあれこれ届くのでまだ全然片付けられていなくて・・・」
そう開店前の店先に積まれたダンボールを見ながら笑う、シェフの直也さん。“はじまり”が始まっていく瞬間。

ー開業おめでとうございます!今日はそれぞれのアイテムについてざっくりイメージを共有できたらと思います。まずはワイングラスなんですが、カジュアルに使えるグラスということでしたよね。

直也さん:「グラスにはしっかり役割があって、ワインの美味しさだって変えると僕は思う。今回つくるオリジナルグラスは、カジュアルに飲みたいときに楽しくしてくれるようなグラスがいいなと思っています。」

Qkurtさんではワインに合わせて様々なグラスが用意されている。グラスを選ぶうえでワインがもつ味わいはもちろんだけど、どんな気持ちやどんな雰囲気で飲んで欲しいかということも大切なんだなぁ。

ーカジュアルに使いやすそうで、価格的にもお手頃なグラスをいくつかサンプルでお持ちしてみました。おすすめはこちらの低めのグラスですがいかがでしょう?

直也さん:「ありがとうございます!うーん・・・もう少し脚は細めで、高さもあったほうがいいかな〜。こっちくらいのほうが理想かも・・・そう思わない?」

菜美子さん:「そうだね!これくらいあるほうがいいかも。」

ーなるほど・・・ではこちらのグラスで調整してみますね。
グラスに入れるのはお店のロゴでよろしいですか?

直也さん:「はい!うちの店名っていくつか意味合いを含んだ造語なんです。例えば荷物を引くカートや、音楽が好きだからカート・コバーンが関係していたり(笑) 同じ言葉の響きでも意味合いが変わるのがおもしろいというか、そういう多様性って大事だなと思っていて。」

ー多様性ですか?

直也さん:「僕いろんなことが好きだから、それらを取り入れながらもちゃんと自分なりの表現ができるように、多様性を感じたい・表現したいと思っていたんです。イタリア料理だからこう、フランス料理だからこうとかではなくて、ちゃんと自分のフィルターに通してから表現することが一番自分らしいのかなって。それが多様性を持つことなのかなと思っています。」

ー店名にそんな想いが込められていたのですね。

直也さん:「そう、それで“多様性”を表現するのにカートを引く姿ってなんかいいなって、このロゴにピンときた感じなんです。あ、グラスに印刷するロゴの位置はお任せします。」

ー承知しました!ショップカードと名刺ですが、何かご要望はございますか?

直也さん:「あまりこだわりとかはないかな〜・・・ショップカードと名刺に関しては必要最低限の情報を入れてもらって、紙質も普通の紙で全然問題ないですね。金額的にも片面でいいかなと思っています。お店も始まって名刺やショップカードを渡す機会が増えてきているから、ちゃんとしたものが必要かなって思っているくらいなので。」

オープンして一ヶ月ほどではあるものの、飲食メディアの取材が立て続けにあり、予想以上に忙しくてびっくりしていると仰っていたQkurtさん。お二人だけでお店を回しているし、ショップカードや名刺にあまりこだわっている時間がないというのもよくわかる・・・

ー先ほどショップカードがそろそろ切れてしまいそうだと仰られていたので、納期はできるだけ早めのほうがよろしいですよね?

直也さん:「全然ご無理にならない程度で大丈夫ですよ!早めにいただければうれしいってくらいです。」

たっぷり迷うこと、悩むこと。

直也さんから送られてきたロゴとロゴに込められた想いなどを含め、何通りか弊社のデザイナーが考えたデザインのラフと、紙のサンプルを一緒に持ってQkurtさんへ。

ーこんにちは〜!

この間お邪魔したときもそうだったけど、季節のお花がお店のあちらこちらにある。
お店の照明や空間に無理なく馴染むお花ばかり。
洗練された空間なのに背伸びする感じがないのはそういうことなのかな。

ーショップカードなのですが、お話を伺ったときは片面印刷で紙質もあまりこだわらないとのことでしたが、お店に少しでも寄り添えるものになるといいなと思い、何通りか他の案もお持ちしてみました。よろしければご覧ください。

ロゴの話をお伺いしたときに感じた、Qkurtさんの物事に対する真剣な考え方。初めてお店を訪れたときに感じた、ふんわりと何かに包まれているような、大切に・丁寧にされているあの感じ。
そのQkurtさんらしさが伝わるものをつくりたいと思ったから、忙しいQkurtさんにあえて『一緒に迷うこと』をダメ元で提案してみる。

直也さん:「そうですかぁ・・・ありがとうございます。いろんなパターンをご用意してくださったんですね。」

数種類のデザインのラフの中から、正方形のショップカードのデザインに目がとまった。
まったく打ち合わせでは出てこなかった“形”の話。

直也さん:「これ・・・かわいいですね!!正方形ってありだな〜。ロゴと店舗の情報を片面ずつで分けるのもいいね!」

ーそうなんです!!私たちもこれイチ押しなんです!
あと、一応紙のサンプルがこちらなんですが・・・

菜美子さん:「たくさんありますね〜!」

直也さん:「紙もこんなにいっぱいあるなんて、なんだかこだわりたくなっちゃいますね・・・。最初はペラペラでもいいかな〜なんて思ってたんだけどなぁ(笑)」

これもいいね、そっちもかわいいよねとお話していくうちに、ぼんやりとしていたお二人の中でのイメージもはっきりと見えてきたようでとてもうれしい。
たっぷり一緒に迷いながら決めたショップカード。

直也さん:「ショップカードって第一印象が大事だね。やっぱり手に取りたくなるようなものがいいな。」

そうポロリとこぼれおちた直也さんの言葉が
なによりうれしくて一安心。

ーお店の雰囲気って店主さんによってもちろん違いますが、内装や置いてあるものでもだいぶ変わりますよね。Qkurtさんはお店に置くものも何かこだわられているんですか?

直也さん:「基本好きなものを置いてるけど、いわゆる日本のものにはならないようにっていうのは意識してますね。あんまり日常を感じさせたくないというか、日本で食べてる感じにはしたくなかったんです。ヨーロッパやアメリカなど海外の文化への憧れもすごくあったから。あとは、温かみのあるアットホームな感じを出したかったっていうのは一番あります。夫婦でやってますしね。」

自分たちが一番気に入っていると言えるものを

できるだけ早めにQkurtさんへ届けるために、今回はお店に直接納品することに。
納品から数日後、お店を訪れてみた。

ー納品の際に特に問題はありませんでしたか?

直也さん:「大丈夫でしたよ!いやぁ〜、ショップカードをどこに置こうか迷っちゃいますね・・・せっかくだからたくさんの人の目に入るところに置きたいよね(笑)」

ーうれしいです・・・みなさんの反応はいかがですか?

直也さん:「すごく褒めてもらえますよ!いろんなお店に置いてもらうのもいいけど、自分たちで手渡しするほうがインパクトがあるというか、大切にしてもらえるのかなって思っています。」

ーみなさんに好評なのはもちろんですが、お二人に気に入っていただけたことがうれしいです。

お店が開く17時頃には控えめの照明が店内を灯し、ゆったりとした時間が流れ始めるQkurtさん。
木でできた大きなカウンターを囲み、思い思いに食事を楽しめる心地良い空間に、これからきっと溶け込んでいくQkurtさんのオリジナルグラス。

ワイン1杯分をそそぎきった位置にカートを引いて歩くようにおいたロゴと、柔らかいお二人の雰囲気に合わせ色を強調しすぎないよう黒ではなく白を選んだ点がこだわり。

直也さん:「ロゴ一つ入ることで全然雰囲気も変わるし、グラス自体に価値がついたのが良かったなと思います。価値を上げることってすごく大切なことですね。」

ーそのお店だけにある特別なグラスですもんね。

直也さん:「オリジナルグッズをつくるのってもっと大変なことだと思っていたんですけど、こんなに楽につくれるんだなって思いました。僕たちは特に何も用意していないしね(笑)」

菜美子さん:「そうだね。ロット数が少なくても対応してもらえたのも助かりました。」

直也さん:「LINEでのやり取りというのも初めてだったけど、メールよりフットワークも軽いというか、文章もかしこまりすぎなくていいし、仕込みのときとかにピュピュッとできちゃうのが助かりました。メールで業者さんとやり取りするときって結構タイムロスができちゃうんです。本当にストレスなくやらせてもらえてありがたかったです。」

菜美子さん:「なにより、お願いしている人の顔が見えるっていうのは親近感もあって、すごく信頼できるなって思いました。」

Photo : Tae Sato Text : Mizuho Nagahama

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