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個性的な"自"ビールに挑戦し続けるサンクトガーレン | おすすめ商品5選とその開発秘話とは?

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縮小を続けているビール市場の救世主として、大手も参入し始めたクラフトビール。最近では、外食マーケットにも根付き始めつつあります。

クラフトビールとは、小規模な醸造所で職人によって造られる手造りのビールのことを言いますが、そもそもの起源は1994年の地ビール解禁。
瞬く間に、地ビールはブームとなり一気に300社以上の会社が参入しました。

しかし、価格や味など様々な理由から、「地ビール=おいしくない」という認識が広がりブームは一過性で終わりを迎えます。
地ビールの再燃は2010年頃。その名を『クラフトビール』へと装いを新たに、そのブームは今や新たなアルコール飲用シーンとして定着しつつあります。

今回は、地ビールの先駆者で今でも新しいビール造りに挑戦し続ける、日本最老舗地ビール会社のサンクトガーレンに迫ります。彼らを有名にするきっかけともなったスイーツビールの商品開発秘話や、サンクトガーレン おすすめの商品5選をご紹介します。

サンクトガーレンが始まるまでのストーリーと社長 岩本氏のクラフトビール造りへの熱い想い

 

サンクトガーレンの社長、岩本さんは元々は父の経営する飲茶店でビール造りをしていました。国内とサンフランシスコでお店を経営しており、現地で出会ったビールがこの世界に飛び込んだきっかけになったそうです。

ただ、ビール造りを始めた1993年当時は、日本ではまだ小規模ビール醸造が認められていなかったため、アメリカで生産して日本にもってくるという方法で販売をしていたのです。

それが日本メディアで話題となり、世論の盛り上がりを受け、翌94年地ビール解禁!この事がきっかけで、地ビールの先駆者と言われるようになりました。

地ビール解禁後、岩本さんは神奈川県厚木市にビール工場をつくりますが、地ビールブームはそう長くは続きません。一時期は300社以上あったブルワリーも2003年頃には大幅に減少し、岩本さんも一時期は再び飲茶店の仕事に戻った時期もあったとのこと。

しかし、大好きなビール造りを諦めきれなかった岩本さんは「自分にはビールしかない」と決意し、生涯をかけてビールを造り続けるために、新しい会社『サンクトガーレン』をたった1人で設立しました。

苦労はありながらも、とあるテーマパークで行われた地ビールのイベントで運命的な出会いを経て新メンバーが加入します。

そして、その新メンバーを迎えて初めてつくったインペリアルチョコレートスタウトが大ヒット。後の、“チョコビール”の代名詞ともいえる商品です。また、この商品が有名になったきっかけにもなったのです。

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自分一人ということもあり、これまでの商品開発では自分の感覚だけを頼りにしていたそうですが、新メンバーの加入により、たくさんの人に飲んでもらう大切さに気付いたと言います。

そのきっかけは、新メンバーが社長である岩本さんに言った一言、「ビールは苦いから嫌い」の言葉でした。
この言葉を聞いて、岩本さんは身近な人に自分がつくったものを美味しいと思ってもらえないなんて悔しい、そう感じたそうです。

そこから立ち上がったブランドが『スイーツビール』。現在も、季節の移ろいに合わせて個性豊かな商品を開発し続ける名ブランドの顔となっていきました。

そんな岩本さんが、クラフトビールを作るのに欠かさないこだわりは何なのかインタビューさせていただきました。

クラフトビールを作るにあたって大切にしていることは何ですか?

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ビール造りを始めて間もない頃は、自分が飲みたいと思うビールを作っていました。そのビールを気に入った人に「美味しい」と言ってもらえればそれで良いというスタンスだったのです。

しかし、『インペリアルチョコレートスタウト』だったり、『スイーツビール』を開発して、より多くの人にのんでもらうために、と飲む相手のことを考えるようになりました。

どんな人に、どんなシーンで飲んでほしいのか。また、ビールが苦手だった人や興味のなかった人が、サンクトガーレンのビールをきっかけにビールを楽しむようになっていく。そんな味づくりを心がけています。

ビール造りに必要な原材料でこだわっている部分は何ですか?

 

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ビール造りにおいて、麦芽の出来に左右されるという人がいるけど私はそうは思いません。「今年は麦芽が悪いから、あまり良いビールができなかった」そんなのは言い訳にしか過ぎないのです。

その条件を乗り越えて手を打つのが、本当の職人。
「どんな条件でも最高のものを造る」それが私のビール職人としてのポリシーです。

その土地の"地"ビールというより、僕がつくる"自"ビール。という方がしっくりきますね。
後は、ホップを自分たちで摘みに行ったりもします。年に1回『生ホップ』を使ったビールを出していることもあって。

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製法には、どんなこだわりがありますか?

 

料理にレシピがあるように、ビール造りでもレシピ通りにつくることももちろん大切だと思うけど、それ以上に大切なのは自分の感覚だと思っています。

私は醸造中のタンクのそばからは離れません。ちょっとしたことで味が大きく変わってしまうので、今でも旨く出来るか心配なのです。

あと、ビールの発酵の時間だけはしっかりとります。酵母も生き物なので、たまに予想以上に発酵に時間がかかることがあります。そのせいで、ビールの出荷が滞ってしまうことも。

しかしこれだけは譲れません。一時欠品してしまったとしても、常に最高のビールを、納得のいくビールを提供したいと思っています。

 

 

サンクトガーレンの定番フルーツビール『湘南ゴールド』の開発舞台裏

クラフトビールがどのように生まれるのか、今回は特別にその一面も教えていただきました。お話を聞かせていただいたのは、2008年に発売された『湘南ゴールド』。

湘南ゴールドを初めに知ったのは、たまたま目にした新聞記事の1ページ。普通の人なら見逃すところですが、フルーツビールを手掛けてきた岩本さんにとっては気になる記事だったようで、すぐに実物の香りを嗅ぎに行ったそうです。その時体験した香りはとても力強く、そして華やかなものでした。

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そうなると我慢していられないのが岩本さん。すぐに、この香り、みずみずしさを活かしたビールを作ろうと決心するのです。

そして、その湘南ゴールドの商品開発において一番苦労とした点は、甘さ、アルコール分のバランスをとっていく作業と教えてくださいました。

煮沸が終わった熱い麦汁に一度湘南ゴールドを浸けて、発酵タンクで麦汁の発酵と一緒に湘南ゴールドの糖分も発酵させるという作業で、言葉にすると簡単ですが、そこで何回もの試行錯誤を繰り返してようやく現在のバランスにだどり着き、商品完成にいたったそうです。

その他にも、例えばチョコレートビールのシリーズでも新しい果実、スパイス等を使いますが、これらはお菓子、チョコレート等からヒントにすることが多いそうです。

様々なところで、ヒントを得るためにアンテナを張り商品開発へと活かしていました。これからの、新商品や季節限定商品も気になりますね。

 

 

サンクトガーレンがおすすめする人気商品5選

ここまで会社の成り立ちや岩本さんのビール造りへのこだわりを中心にご紹介してきましたが、ここからは実際にどのような商品があるのかをご紹介していきたいと思います。

これまで約100種類以上ものビールを造ってきたサンクトガーレン。今回は代表の岩本さんに、そんな数多くある商品の中でも、特におすすめする人気商品5つを選んでいただきました。

1. 万人に愛される黄金のバランス『ゴールデンエール』

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真っ白い泡に、透きとおるほどの淡いゴールド色。シンプルな味わいの中にホップの魅力が凝縮されています。注がれたグラスから立ち上るオレンジやマスカットを思わせる香り、穏やかで軽快な苦みが特徴的です。

ゴールデンエールの繊細な味わいに合わせる料理は、白ワインに合わせる感覚でチョイスするのがおすすめ。和食やシンプルなパスタ、魚料理(特に白身魚)、ハーブを効かせた料理などが好相性です。

このゴールデンエールは、サンクトガーレンの原点となるビールでもあり、15年以上経った今でも、不動の人気を誇る最長ロングセラービールなのです。

2. 最高に香り高く、最高に苦味の効いたビール『YOKOHAMA XPA』

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冷蔵庫のない船での長期間の輸送や、赤道越えの暑さに耐えられるよう防腐効果のあるホップを大量に使用しているのが特徴。

濁度0.0000という驚異の透明度を誇る、横浜市のオフィシャル水「はまっ子どうし」の源水を仕込水として使用しています。

柑橘を思わす華やかな香りと、鮮烈な苦味。ワールドビアアワードのIPA部門で2度の世界一に輝きました。なぜ。XPAなのか? 岩本さん曰く、「IPAって言いたくなかったからXPA、エクストラペールエールってつけた」とのことでした。これは何かに合わせず、しっかりとした苦味を味わうのがおすすめです。

3. 神奈川産“幻のオレンジ”使用『湘南ゴールド』

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神奈川県が12年をかけて開発したオレンジで、未だ県外では入手困難な稀少品。皮がレモンのように黄色で、中身はオレンジ。他の柑橘を圧倒する華やかな香りをもちます。その香りが醸造担当者の目、ならぬ鼻に留まりこのビールが誕生しました。

アロマホップも柑橘系の香りが特徴のものを使用し、グラスに注いだ瞬間から飲み終えた後のゲップまで、とことんオレンジです。

4.泡までしっかり黒糖風味『黒糖スイートスタウト』

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沖縄産黒糖を使用した黒ビールです。泡までしっかり黒糖風味で、後口にもふんわり黒糖の風味が残ります。

黒糖の力強い甘さとのバランスを取るため、べースの黒ビールも通常よりアルコールを若干高めに、口当たりも濃厚に仕上げています。そのまま食後酒として楽しんだり、和菓子と一緒に楽しんで頂くことをおすすめしています。

5. 芳醇な黒ビールにバニラで香り付けした『スイートバニラスタウト』

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芳醇な黒ビールにバニラで香り付けした、後味がバニラチョコのデザートビール。
濃厚黒ビールに一流パティシエも使用する、パプアニューギニア産バニラで甘い香りを溶け込ませています。日本最大級ビアフェス人気投票で1位獲得。ワールドビアアワードのフレーバービール世界一獲得。
チョコやケーキなど、甘いお菓子にはぴったりな商品です。

<※受賞歴>
・インターナショナル・ビアカップ(国際ビール大賞)2007金賞、08銅賞、15金賞/ワールド・ビア・アワード2015World's Best
- ジャパン・アジア・ビアカップ 2007銀賞、2009銅賞、2012金賞、2014金賞、2016銅賞
- ジャパン・ビア・フェスティバル東京2007 来場者人気投票1位、2014 東京都知事賞受賞

 

 

どんな飲食店で取り扱われているの?

サンクトガーレンのクラフトビールは、全国様々な飲食店で取り扱われています。メインはお酒を扱うバー等が多いですが、カフェのような業態でも人気がありますので、今回はその一部をご紹介します。

東京・代々木上原『GOOD TOWN BAKE HOUSE』
こちらは、原宿にある系列店「GOOD TOWN DOUGHNUTS(グッドタウンドーナツ)」で販売しているドーナッツをカフェでいただくことが出来るカフェです。
店内には、クラフトビールのタップがあり、夜になるとビールを楽しむことが出来ます。
URL:
https://www.instagram.com/good_town_bakehouse/

 

東京・神宮前『THE GREAT BURGER』
オープンから半年で行列の絶えない人気店となっていたアメリカンスタイルのハンバーガー専門店です。南カリフォルニアをイメージした店内は広々としておしゃれです。
こだわり抜かれたバンズとお肉は、ビールが進みます。
URL:http://www.the-great-burger.com/

 

神奈川・厚木市『Bakery&Beer Butchers』
こちらは、国産小麦を使用した自家製のパンと自家製シャルキュトリー(加工肉の総称)、クラフトビールを提供する、モーニング、カフェ、ダイニング、バー、4つの空間からなるレストランです。
厚木の地ビール「サンクトガーレン」のビールと、シャルキュトリーは相性抜群です。
URL:http://gac2015.com/bakerybeer-butchers/

この他にも多数の飲食店で取り扱われているサンクトガーレンのクラフトビール。 瓶はもちろん、樽生の取り扱いもしています。

 

 

「ビールだけでなく新しいビール文化もつくりたい」

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これからも、新しいことにチャレンジをしていきたいと話す岩本さん。

日本ではビールが1種類しか置いていないお店がほとんどなのが現状。最近では、クラフトビール専門店などが増えてきていますが、まだまだ飲食店全体で見ると少ないようです。

また、スーパーにはいつも決まったビールしかありません。
しかし、海外ではそんな光景はあり得ないそうです。

そんな状況をサンクトガーレンがきっかけとなってつくり、日本のビール文化をもっともっと面白くしていきたいという強い想いを持っておられました。

小さな会社でありながら、国際大会金賞常連ビールを多数つくってきたサンクトガーレン。
スーパーにおいしいクラフトビールが立ち並ぶ、そんな光景が見られるのを楽しみにしたいと思います。彼らのこれからの挑戦に、今後も注目していきます。

サンクトガーレンの商品はKITCHEN BROTHERSで発注が可能です。 下記よりお気軽にお問い合わせください。

 

サンクトガーレンのサムネイル

サンクトガーレン

〜Dream 夢〜 ビールだけでなく 新しいビール文化もつくりたい
サンクトガーレンが米国でクラフトビールの美味しさに感銘を受け日本でビール造りを志したとき、 日本では小規模ビール醸造が認められていませんでした。だからうちは1993年、米でビール造りを開始。 それが日本メディアで話題に。世論の盛り上がりを受け、翌94年地ビール解禁。 サンクトガーレンがクラフトビールの幕を開けました。

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