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スタンダードよりもちょっと上を。新たな価値を生み出す場所 - TOKYO BENTO STAND -

ニュース19.10.31
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大規模再開発で大型ビルが続々と建設され、トレンドが生まれる街の代表格である渋谷。そして、おしゃれなカフェやアパレルショップ、洗練されたデザイン事務所などが多く立ち並ぶ代官山。そんな最先端の流行が交わる渋谷と代官山の間に、弁当屋「TOKYO BENTO STAND(トウキョウベントウスタンド)」が2019年8月27日にオープンしました。

グレーを基調としたスタイリッシュでモダンな外観とは裏腹に、のり弁当や唐揚げ弁当などのクラシカルなラインナップが共感を呼び、周辺で働く感度の高い人たちの胃袋を掴んでいます。

運営をするのは、多数のメディアでも取り上げられる「Anea Cafe」や塊根植物ブームの火付け役となった「BOTANIZE」のプロデュース・店舗デザイン等を行なっている株式会社anea design。「この場所が単なるお弁当屋さんでなく、様々な“物・事・人”を繋ぎ、また新しい何かをCREATEしていくHUBの様な場所になれたら」と考える代表取締役の横町健さんに、弁当屋を始めるに至った経緯をお伺いしました。

Sample detail

Sample detail株式会社anea design 代表取締役 横町健さん
店舗デザインを勉強した後、経営コンサルティング会社にて店舗プロデュースの経験を積む。2008年店舗の内装デザインを手がける「株式会社anea design」を設立。同年に「anea cafe」をオープンし、参宮橋、学芸大学、中野新橋、白金の都内4店舗まで拡大。その後、2014年に塊根植物を中心としたエキゾチックプランツショップ「BOTANIZE」をオープン。ファッション好きとしても知られ、アパレルブランドとコラボ商品の制作などもしている。趣味のブラジリアン柔術では最近茶帯に昇格。

 

 

合言葉は「 Have a good lunch time!! 」

アパレルショップが軒を連ねる場所でお弁当屋さんをオープンしたきっかけを教えてください。

 

このお店が入る前、ここは知り合いが経営しているコーヒースタンドだったのですが、閉店するので買いませんか?っていう話が来まして。同じビルに僕が経営している塊根植物のショップがあるので、ひとまず購入しました。
何やろうかっていう話になったときに、お店の近くのアパレル関連会社や事務所に知り合いが多くいるので、「ここで何かやろうと思っているんですけど、何がいいですかね?昼飯とかどうですか?」って皆さんにお話を聞いたんです。そうしたら、普通のものが食べたいって言うので、じゃあ弁当でしょ!っていう感じでスタートしました。

 

たしかにこの辺りはランチ難民になりそうですね。どんなお弁当を提供しているんですか?

 

やっぱり“お弁当”なので、シンプルで馴染みのある学生時代に購買で買っていたようなお弁当がいいよねってなりました。
そのなかでも、『スタンダードよりもちょっと上をいくお弁当』っていうのがコンセプトなので、蓋を開けたときに「おおっ、すごっ」ってなるように副菜の数を多くしたり、メインの東京弁当には大きなアナゴの天ぷらを入れたりしています。お弁当はここで作ることはできないので、白金のanea cafeで毎朝作って運んでいるんですよ。

Sample detailお弁当は全部で8種類。左からサケ弁当、生姜焼き弁当、MIXフライ弁当、東京弁当、のり弁当、焼肉弁当、唐揚げ弁当、月替わり弁当。価格は680〜1200円。

 

種類がたくさんあるので毎日食べても飽きずに楽しめますね!この中でも思い入れのあるお弁当はありますか?

 

のり弁が思い出の品ですね。僕は15歳から一人暮らしをしていたのですが、家から歩いて5秒ぐらいのところにあるお弁当屋さんでいつも一番安いのり弁を買っていました。お弁当屋さんのおばちゃんがいつも唐揚げを5個ぐらい持たせてくれて、それで育ったんです。だから絶対のり弁は外せなかったですね。

 

セットドリンクにお茶を推奨していて、クラシカルな部分にこだわっていますね。

 

お弁当にはお茶でしょ!っていうのもあります。静岡のお茶屋chabashira(チャバシラ)さんと一緒に共同開発したオリジナルブレンドなんですが、焙煎を強めにして味を濃く渋めにし、“TOKYO STYLE”とうたっています。
一昔前の東京の水はカルキ臭が強かったので、焙煎を強めにしてお茶の味を深く強くし、カルキ臭がしないようにしていたようなんです。それをリバイバルしました。

Sample detailメニューに欠かせなかったという思い出ののり弁とオリジナルブレンドのお茶。どこか懐かしいお弁当箱いっぱいに敷き詰められたおかずは食欲をかき立てる。

 

店内のレイアウトはお弁当屋さん要素が少ないと感じたのですが、どういったイメージで作られたのですか?

 

ここの内装ディレクションと工事・施工はすべて、静岡県の伝統工芸を継承しているホームウェアブランドSEE SEE(シーシー)にお願いしました。
まず僕がグレーが好きなんですよ(笑)本当に好きなので、お店は全部グレーにしようと。使う素材はグレーのタイルと壁とステンレスだけで無機質な感じに。無機質の中に昔ながらのお弁当があるっていう違和感を出しました。

 

サンプルのお弁当がハンガーで吊るされているのがおもしろいですね!

 

SEE SEE代表の湯本ひろさんが、場所的に感度が高いお客さんやアパレル関連の人が多そうだからと、お弁当のセレクトショップをイメージしてデザインしてくれました。
お茶のメニューも実はカッティングシートじゃなくて静岡のサインペインターが全部手書きで書いてるんです。普通カッティングシートでやったほうが早いし安いんだけど、あえてそういうところも手書きでやりました。

Sample detail

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Sample detailお弁当の商品名や価格表示が洋服のネームタグのようなデザインなっており、よりセレクトショップ感が出ている。

 

大人になっても早弁ができる『早弁コーナー』が用意されているのもいいですね!

パッと来て、パッと買えて、パッと食べれます。普通早弁って怒られるけど、うちは怒られない早弁です(笑)早弁コーナーの壁には何も描かず今はアパレル商品を展示していますが、僕はわりとアーティストの知り合いが多いので、アート展示やコラボレーションをしていろんなイベントをやりたいなと思っています。
こういう企画を考えているときすごい楽しくて。基本的に仕事は全力で楽しんでいるんですけど、楽しくてしょうがないです(笑)

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Sample detailロゴやグッズデザインは海外アーティストのグッズなども制作するNAIJEL GRAPH(ナイジェルグラフ)。もともと交友関係もあり、無機質な雰囲気のお店に抜け感を出したいという想いから依頼したとのこと。

 

横町さんはTOKYO BENTO STANDの他にも飲食店を複数経営されていますが、お店作りで意識していることはありますか?

 

僕は超放任主義なので、ある意味ぶん投げですね。全部任せちゃう(笑)結局人が一番なので、ここのスタッフがやりたいように口出しせずに好きなようにやらせています。いいお店っていうのは、飲食でもアパレル業界でも、店の人間が楽しみながらやってるお店だと思うんです。どんなに良い箱のお店を作っても、そこに入る人によって変わっちゃうので、だったらそこに入る人がやりたいように、楽しくできればいいと思っています。働いてる人が楽しみながらやってる。絶対的ですよ。

 

最後に、これからやっていきたいことはありますか?

 

週末はお弁当を出していないので、週末カレーをやってみたいです。
あと、キッチンカーを作ろうと考えていまして。いろんなイベントに声をかけてもらうんですけど、イベント会場で普通にお弁当を売ってもおもしろくない。こんなキッチンカーにしたらおもしろいなっていうのは頭の中ではできあがっているので、今、車を探しています。
いろんなジャンルの人が来てくれて繋がっていく、HUBになるようなお店にしたいですね。

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