【2020年版】テイクアウトメニューを始める・始めた個人飲食店必見|事業設計から | KITCHEN BROTHERS(キッチンブラザーズ)
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【2020年版】テイクアウトメニューを始める・始めた個人飲食店必見|事業設計から必要なものまですべてご紹介します!

コラム
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4月に出された緊急事態宣言が解除された今もなお、三密の回避もありまだまだ厳しい状況が続く飲食業界。

そんな中、打開策のひとつとして、「テイクアウトメニュー」を考えている、あるいはすでに始めている、そんな飲食店さんも多いのではないでしょうか。

しかし、「テイクアウトメニュー」を始めるにあたり、何から始めたら良いかわからない」や「失敗しない方法が知りたい」、「既にテイクアウトメニューを提供しているけど、売上が上がらない」というように、挫折してしまう人も中にはいるようです。

そこで今回は、個人飲食店が失敗しない「テイクアウトメニューの始め方」としてテイクアウトメニューに必要な免許手続きからコンセプト設計までまとめて解説します。
個人飲食店がテイクアウトメニューで成功するために、必要な手順・設計が分かるので、ぜひ参考にしてみてください。

テイクアウトメニューを始めるなら押さえておきたいメリットとデメリット

まず初めに、テイクアウトメニューを検討している方は、「そもそも始めるべきなのか」は知りたいポイントですよね。
ここでは、そんな方へどんなメリットやデメリットがあるのかをご紹介した上で、テイクアウトメニューを始めるべきかを考えてみていただきたいと思います。

まず、テイクアウトメニューを始めるメリットは

「人員を増やさなくても対応できる」
「スペースが必要ない」
「新規顧客の獲得(販売促進になる)」


等が挙げられます。

テイクアウトメニューのデメリットとしては

「食中毒発生の危険性がある」
「必要のなかったコストがかかる」
「メニューに寄っては向いていないものがある」


等が挙げられます。

このように、良い面もあれば少し気になってしまう面もあります。
しかし、最近では、新型コロナウイルスの影響もあり、在宅ワークの加速化や接待や会食の減少、友人同士の飲み会も減少してきています。

このような状況では、なかなか店内の飲食のみで売り上げを作っていくことが難しいかもしれません。

そのため、テイクアウトメニューを始めるという一歩は、今後長い目でみても必要な対策のひとつになるのではないでしょうか。

 

 

個人飲食店がテイクアウトで意識すべき3つのポイント

上記で、テイクアウトメニューを始めることを提案したものの、知識のないまま始めることは、売り上げのアップにもつながりません。

最近では大手飲食チェーンが盛んにテイクアウトメニューをスタートとさせています。大手飲食チェーンと同じ様なメニューでは規模、販売促進、価格等により、競争負けてしまう恐れもあります。
そこで個人飲食店がテイクアウトで意識すべき3つのポイントをまとめました。

 

1. 自分のお店ならではの「付加価値」を与える

長い自粛期間が続き、今もなおテレワークや外食を控える人が増える中で、「自分の料理に飽きた」「他の人の料理が食べたい」「本格的な料理が食べたい」などの声が挙がっています。

また、さまざまなテイクアウトを実施している飲食店の利用実態を調査したデータによると、「手間」の解消ができるメニューを求める消費者の声も多いようです。

しかし、調理技術や手間を解消するだけでは、規模やコストパフォーマンスに優れた大手飲食チェーンのテイクアウトメニューに負けてしまうことは明白です。

そもそもお客様は、お店の味といった調理技術はもちろんですが、それ以外にもお店の雰囲気やスタッフのパーソナリティなど、いろんな視点を通してお店のファンになっています。

そういったお店の「オリジナリティ(はっきりとした個性)」に魅力を感じて、通い続けている方が多いと思いますので、ぜひお店ならではの付加価値を意識して、テイクアウトメニューをつくっていただくことをおすすめします。

たとえば、飲食店同士がコラボレーションしたメニューを提供するといった例があります。

焼肉店の「肉」と高級食パン店の「パン」がコラボした「サンドイッチ」メニューを発売したという事例です。両者が独自の付加価値を考え、お店のオリジナリティを最大限活かす方法にたどり着いたのだと思います。

そういった「創意工夫」を意識することで、大手チェーンにも負けないメニューが完成するはずです。

他にも、メニューのどこかひとつにでも、こだわりのある食材を取り入れてみるなど、工夫の仕方はいくつもあると思います。
KITCHENBROTHERSでも、こだわりの食材が数多く掲載されていますので、気になる方はぜひ探してみて下さい。

 

2. 価格は高めに。こだわりメニューには自信を。

安くすれば売れる。もちろんそういった場合もあるかもしれません。

しかし、最近では外食をしなくなった消費者の方がお金を使うことが減ったために、テイクアウトでもおいしいものを食べたい、というような需要が増えてきているようです。

そのため、高単価でもその商品に価値を感じてもらえれば、購入してくれる可能性も以前よりは高いと言えます。

また、高単価にすることで、大手飲食チェーンとの価格共有からも脱することができ、差別化にもなります。

客単価アップにもつながるので、こだわりメニューには、自信をもって価格を設定してみてはいかがでしょうか。

 

3. お店のSNSを使って発信する

テイクアウトメニューが完成し、準備が整ったらSNSなどを使って発信をすることも大切です。

家で過ごす時間が増えたため、人々はYouTubeやSNSを閲覧する時間が長くなりました。 当然、SNSの投稿を見る機会も増えています。
特に最近の状況では、SNSを上手く活用することが売上アップにもつながるはずです。

 

 

テイクアウトをこれから始めるために必要な資格と許可

ここからはテイクアウトメニューを始める際に必要な資格や手続きについてご説明します。

営業許可を受けている飲食店が、店内で提供しているものと同様のメニューをテイクアウト販売するとします。この場合は、特別な認可が必要ないと保健所から判断されるケースが多い様です。飲食店営業許可で衛生基準をカバーしていると判断されるからです。

自治体によって判断基準が違う様なので、営業許可を受けた保健所に確認をすることをおすすめします。
しかし、取り扱うメニュー内容によっては別途営業許可証が必要な場合があります。

 

業態によって異なる必要な許可

1.パン・菓子類
お菓子(パンやケーキ等)をテイクアウト販売するには、「菓子製造業」の許可が必要です。
許可を取得するには、施設が基準に適合している必要があるため、検討をしている方は、営業許可を受けた保健所に確認をしてみてください。

2.冷凍食品
冷凍食品をテイクアウト販売するには、「食品の冷凍又は冷蔵業」の許可が必要です。たとえば、「肉まん」を冷凍して販売する場合は許可が必要となります。
ただし、チルド(冷蔵)食品の販売の場合は、「飲食店営業許可」のみで問題ありません。

3.乳製品
乳製品をテイクアウト販売するには、「乳製品製造業」の許可が必要です。

4.麺類
麺をテイクアウト販売するには、「麺類製造業」の許可が必要です。

5.アイスクリーム
アイスクリームをテイクアウト販売するには、「アイスクリーム類製造業」の許可が必要です。

番外編:仕入品をテイクアウト販売する場合
仕入れた商品を販売したい場合、食品に応じた販売業の許可が必要となります。下記を参考にしてみて下さい。

・牛乳、乳飲料等→乳類販売業
・食肉、食肉の調味品等→食肉販売業
・鮮魚介類、鯨肉等→魚介類販売業
・弁当類、そう菜類、乳製品、食肉製品、魚介類加工品等→食料品等販売業

 

 

資格や許可以外に準備が必要なこと

(写真)e-カフェサプライ

資格の取得や許可申請を済ませたら、テイクアウトメニューを始めるために必要な準備をします。項目ごとに分けて、細かくご説明します。

 

テイクアウトメニューの開発

「個人飲食店がテイクアウトで意識すべき3つのポイント」で書きましたが、個人飲食店がテイクアウトメニューで売上アップを目指すには「付加価値のあるメニュー」の開発が必須です。

「創意工夫」を意識して、オリジナリティのあるメニューの開発に取り組みましょう。

 

テイクアウトメニューに使う弁当箱やカップを探す

テイクアウトの容器も重要なポイントです。

テイクアウトの商品を購入するシーンとしては、職場へ持ち帰る、車で飲食をする、自宅へ持ち帰る、自転車を使用して移動する等、さまざまなことが想像できます。

お客様にとってどのような容器を使用すれば良いか、想定して決定することが大切です。例えば、自宅へ持ち帰るお客様が多いと想定した場合は、中身が崩れない様にパッキングできる容器を使用します。
お客様がストレスなく食事が楽しめるように配慮してみてください。

また、メニュー内容でも「付加価値」は大切なポイントとお話しましたが、それは容器にも当てはまります。

最近では、環境に配慮した「サスティナブルな容器」やSNSユーザーをターゲットに「インスタ映えする容器」を使用しているお店も増えてきています。

KITCHEN BROTHERSでは、環境に配慮したテイクアウト容器を取り扱う卸業者も豊富ですので、気になる方は下記ページより気になる商品を探してみて下さい。

【関連記事】

「環境にも配慮したエコ素材の容器でテイクアウトをはじめませんか?| エル・パッケージ株式会社」

「レジ袋にも環境に配慮した選択肢を。小ロットで業務用が揃うe-カフェサプライ」

 

お客様を惹きつけるテイクアウトポップや看板

新しくテイクアウトメニューを開始する場合、しっかりと周知される様に販売促進を行う必要があります。

スタンド看板を使用してメニューのアピールや、POPをInstagramやTwitter等のSNSアカウントで拡散してみるのも良いですね。

写真を上手に撮る方法は下記ページで細かくご紹介していますので、ぜひこちらの記事も参考にしてみてください。

【関連記事】

「料理写真を撮る際の5つのコツ|すぐに実践できる簡単な方法を紹介」

 

オペレーションを構築して、効率のいい販売を

テイクアウトメニューを開始する際にはオペレーションの構築が必須です。テイクアウトメニューの販売に集中する余り、イートインメニューの運営がおろそかになるということが起きては本末転倒です。

特に「オーダー間違い」や「メニュー提供の遅延」は、お店の信用低下に直結してしまいます。

効率良く運営するためにも、テイクアウトメニューを「売り切り制にする」「あらかじめ一部分を調理しておく」等の対策をとるといいのではないでしょうか。

 

 

テイクアウトメニューを始めるなら気を付けたい「衛生管理」

(写真)エル・パッケージ株式会社

表示にも大切な役割が

1.店内調理品をテイクアウトにて販売する場合

店内で調理した料理をテイクアウト販売する際には、消費期限や内容量、原材料名などを表示する必要はありません。

ただし、食中毒やアナフィラキシーショックを発生させないためにも、なるべくメニューに表示しておくことをおすすめします。

どうしても表示が出来ない場合は、アレルゲン、消費期限、保存方法等の情報を確実にお客様に伝えるようにしてください。
口頭で「今日中にお召し上がりください」、「○○時までにお召し上がりください」や「このメニューには小麦が含まれていますが宜しいですか?」等と伝えることが望ましいです。

 

2.あらかじめ製造した品をテイクアウトにて販売する場合

表示の一部は省略することができますが、名称、アレルゲン、添加物、消費期限、保存の方法、製造所の所在地及び製造者の氏名又は、名称等が必要となります。

 

3.消費期限の設定

表示が必要な場合は、原材料の表示や栄養成分表示等の記載が必要です。
具体的な記載項目は、名称、原材料名、添加物、アレルゲン、内容量、消費期限、保存方法、製造者名、製造者住所になります。

 

食中毒の対策も忘れずに

テイクアウトメニューは、イートインメニューと比べ、「作ってから食べる」までの時間が長くなる傾向があります。そのため、食中毒のリスクが高いです。

夏場はさらにリスクが跳ね上がります。そこで 食中毒予防の3原則「つけない」「ふやさない」「やっつける」の徹底が重要です。
食中毒の3原則に関しては東京都福祉保険局HP(下記)に詳細が載っています。徹底した対策を行いましょう。

 


 

新型コロナウイルスの影響により、飲食業界にとって厳しい状況が続いていまが、そんな中の打開策として期待される「テイクアウトメニュー」。

メニューをスタートさせるための正しい手続き・ルールを守り、大手飲食チェーンに負けないようにコンセプト設定を行えば、売上アップが可能です。

まだテイクアウトメニューを検討しているという方、ぜひこの記事を参考に始めてみてはいかがでしょうか。

KITCHENBROTHERSでは、480以上の卸業者、4000種以上の商品を扱っているため、テイクアウト容器だけでなく、食材を探すこともできます。何かお困りごとがあれば、いつでもお問い合わせください。

商品については、卸業者さんに直接チャットを通して質問することもできますので、ぜひご活用ください。

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