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FEATURE

下町から世界へ - LEAVES COFFEE ROASTERS -

蔵前にあるコーヒースタンド 「LEAVES COFFEE APARTMENT(リーブスコーヒーアパートメント)」 が、1月にロースタリーカフェ「LEAVES COFFEE ROASTERS(リーブスコーヒーロースターズ)」を開業。”町のロースタリーから世界へ”を目指し、ビンテージの焙煎機で日々焙煎業務をしています。
工場のような雰囲気の焙煎所は、限られた曜日のみカフェとしても利用可能。カウンターはシンプルな作りになっており、スタッフとお客さんの距離がよりフラットに感じられます。
焙煎にたどり着いた理由や、なぜ世界を目指すのかなどをオーナーの石井康雄さんにお伺いしてきました。

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LEAVES COFFEE ROASTERSオーナー石井康雄さん。元プロボクサーという経歴の持ち主。そこから飲食の世界へ足を踏み入れ、数々の飲食店経営を経験している。ボクサーを始めたきっかけは、住んでいた場所の治安が悪かったので自分が強くなって仲間を守らないとという想いからだったそう。

 

 

自分の出したい味を見つけた

 

今回新店舗で焙煎を始めたのには何か理由があるのですか?

 

バリスタとしてコーヒーを淹れていくうちに、自分の出したい味を見つけたからです。
仕入れた豆を美味しく抽出する研究はたくさんしていたので、今度は自分の作り出す味を自分自身で作りたいと思って。コーヒーを淹れるほど、何千杯何万杯って飲むほど、ああしたいなぁこうしたいなぁっていう自分の出したい味がでてきました。

 

あとは自分のお店を始めてお酒や料理を作っていて、ふと「自分て何ができるんだろう」と思ったときに、何もできないじゃんって思っちゃったんです。自分しかスタッフがいなくなっても出来るようなことってなんだろうって考えたときに、経営的な面も含め、じいちゃんになってもこれだったらやっていけるって思いました。

 

石井さんが見つけた”出したい味”というのは具体的にどんな味ですか?

 

生豆が持っている素材の味を100%引き出せている味です。その引き出しの中は、甘みだったり香りだったり酸味だったり。苦みっていう部分がほとんどないコーヒー。それが僕の一番出したい味ですね。

 

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お店のなかで一際目を引く焙煎機は、ビンテージのものを使用されているとお伺いしました。

 

ドイツから直接輸入した焙煎機なんですが、実は中の窯の部分だけがビンテージなんです。1950年代に使われていた鉄は、今の鉄と素材が違うので密度が濃く蓄熱性がすごい長けている。火を消してもどんどん温度が上がっていっちゃうくらいなんです。
窯はビンテージですがバーナーは最新のものを使用しています。メッシュタイプで一本のバーナーに網が敷き詰められているので、窯に当たる火力がすごいんです。

 

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国内初の焙煎制御システムも使用しているんですよね?

 

焙煎機の隣にある機械なんですが、ドイツのシーメンスっていう医療機器とかに使われている操作盤です。制御って言っても基本的な操作はマニュアルです。
LANケーブルでパソコンに繋げることができるので、現状どうなっているのかをタイムリーに見れます。今までは手書きで計算していたものが、目視で確認できるようになりました。

 

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操作盤の修理ができる人は日本にたった一人だけ。その方が高齢のため、石井さんが対応できるように勉強中とのこと。

 

 

こちらではロースターでありながら、3日間カフェ営業をされています。”3日間”というのは何か理由があるのでしょうか?

 

焙煎やパッキングや配送、味を調整するカリブレーションという業務など、そういった作業をやる日を週の半分は欲しかったんです。営業中に焙煎をすることも考えましたが、焙煎中は焙煎機から離れられない。ほんの数秒でもタイミングを逃すと焙煎具合がダメになってしまうんです。いい加減なことをせずちゃんとしたものを届けたいので、我々のためにもお客さんのためにも営業は週3日にしました。

 

一瞬たりとも気を抜けないんですね。

 

あとは、周辺の地域の方たちのために開けたのもあります。
ここら辺で普及しているコーヒーの味とは正反対を攻めているので、うちのコーヒーをちょっとでも知ってもらえたらいいなって。地域の方たちの生活にコーヒーを馴染ませたいですね。

 

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天気がいい日はすべてのガラス窓が開き、より開放的な空間に。コーヒー好きはもちろん、子どもからご年配の方まで、多くの人々で賑わう。

 

 

テイスティングボードの取り組みをすることにしたのは理由があるんですか?

 

テイスティングカードをコーヒーと一緒に渡しているお店って結構あると思うのですが、結局ゴミと一緒に捨てられちゃう。僕がそうだったんですよね。あとは、欲しくても恥ずかしくて貰えない人も中にはいます。こういう風にすることで、みなさん絶対に写真を撮ります。味も見た目も形も、記憶に残るコーヒーにしたかったんです。

ボードは手作りにこだわっていて、職人さんに作ってもらっています。ホワイトオークっていう素材なのですが、経年変化が楽しめるんですよ。ベンチと同じ木材なんですけど、すでにちょっとずつそれぞれ違いがでてきています。

 

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特徴がないのが特徴という笠間焼のカップ。取っ手を付けずに湯飲みっぽいスタイルにしたとのこと。

 

 

テイスティングボードを職人さんに依頼していたり、茨城の笠間焼のカップをオーダーメイドで発注していたり、日本の伝統文化も大事にしていらっしゃいますよね!

 

今まで36年間育って感じたことや、好きなものを残していきたいっていう想いがあったので、日本ぽい感じも取り入れました。僕自身まだ知識は無いですけど日本でお店をやっているし、日本の素晴らしいところも自分が体感したことであればもっといろいろ取り入れていきたいです。

 

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オープン日に限定配布されたオリジナルの升

 

 

日本の技術を世界へ広めたい

 

”町から世界のロースターへ”と目標を掲げていますが、町にこだわりがあるのは何か理由があるのでしょうか?

 

自分が生まれも育ちも下町出身だからですかね。町を活性化させたい想いが強いんです。うちのお店だけに来て欲しいとかじゃなくて、町全体に人を集めたい。ずっといる人たちを永続的に盛り上げたいんです。

 

石井さんが思う町の魅力ってなんですか?

 

下町の人たちってあったかいんです。隣同士の繋がりがある。
お店にテーブルを置いてないのは、実は隣同士の繋がりを狙っていて。テーブルがないほうがコミュニケーションを取りやすいみたいで、初めて来た人同士が仲良くなっちゃったりとか全然ありますよ。

 

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私がお店に遊びに来たときも隣に座っていたお子さんと仲良くなりました!
世界を目指す理由はなんですか?

 

我々が作る焙煎が素晴らしいんだよっていうのを世界に出したいという想いが強いからです。自分の自信があるものを、逆輸入じゃないけど海外に広めていって、日本の焙煎技術をもっと知ってもらいたいんです。注目を浴びたいとかではなく、こういう技術があるんだって。

 

お店でも知ってもらうために取り組んでいることはありますか?

 

お店に足を運んでくれた方一人一人に、淹れ方や知識をしっかり伝えています。
ワークショップもいいんですけど、なんとなく集めて結局伝わらない状態で終わるよりは一対一で面と向かって話したい。1番初めが大事なので。枝分かれじゃないですけど、そこからどんどん派生していけるように丁寧に教えたい。

 

最後に、世界に向けて具体的な目標はありますか?

 

まずはアジア1のロースターブランドにしたい。技術で認められたいですね。
始めたばかりなので、まだ海外には卸せていないのですが、まずはもっといろんな方に知ってもらいたい。日本は焙煎をやってる方がたくさんいるので、海外に卸先が増えたら嬉しいですね。東南アジアというか台湾とか結構ハマるんじゃないかなと思っています。

 

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Leaves Coffee Roastersのサムネイル

Leaves Coffee Roasters

Leaves Coffee Roasterは「町のロースタリーから世界へ」をコンセプトに 産地個性豊かなハイクオリティなコーヒー豆のみを使用しているコーヒーブランドです。 焙煎機は1950年代のオールドプロバットを使用し、「黒くて苦い」というイメージを覆す コーヒー豆の<甘さ> フルーティーな<香り> 雑味のない<クリーンカップ> にフォーカスをあてたロースタリーです。 コーヒーがお好きな方だけでなく、得意でない方にも美味しく楽しんでもらえる こだわりぬいた浅煎りコーヒーを自信をもってご提供いたします。

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