自転車だけでは辿り着けなかったもの | KITCHEN BROTHERS(キッチンブラザーズ)
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FEATURE

自転車だけでは辿り着けなかったもの

新宿から京王新線で3分ほどの場所にある幡ヶ谷は、住宅地が広がり人々の生活が溶け込む街です。そんな幡ヶ谷に10年お店を構えるLUG。モーニングから始まりランチにティータイム、ディナーやバーまで様々な用途や気分に合わせて楽しめるお店です。家族や友人、もちろん一人でも立ち寄ることができ街に住む人々の憩いの場所となっています。そんなLUGを運営するのは、都内近郊でファンも多いファッションカルチャーを取り入れた個性溢れる自転車屋BLUE LUG。

なぜ自転車屋さんが飲食を始めることになったのか、試行錯誤して進んできた彼らのお店づくりへの想いや、飲食を通じて感じられたことについて今回はBLUE LUG代表・足利 敏浩さん、LUGスタッフ・本沢 礼子さんにお話をお聞きしました。

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はじまりは一つの想いと小さな一歩

 

自転車屋であったBLUE LUGさんが飲食を始めようと思われたきっかけはなんですか?

 

足利さん:自転車屋って普通は、必要に迫られたときにしか行かないですよね。そうするとせっかくできたご縁でも、一回自転車をお渡ししたらもう二度と会うことがなくなってしまうことが多い。それが寂しいような、もったいないような気がしていました。お店に来てくれてる人たちがうちにすごい好意を持ってくれたり、スタッフと仲良くなってくれたり、常連のお客さんがどんどん増えていくなかで、そういう方々ともっとつながっていたいと思うようになったんです。

必要なときだけお店へ来てもらうんじゃなくて、みんなに継続的に来てもらえて尚且つ地域社会に溶け込めるような場所になるためにはどうしたらいいんだろうと考えたとき、飲食しか想像がつかなかった。飲食を身近でやっていた人は誰もいなかったんですけどね。

 

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右:BLUE LUG代表・足利 敏浩さん 左:LUGスタッフ・本沢 礼子さん

 

 

自転車屋でつながった人たちともっと関係を深められる場所をつくりたいという想いが、原動力となったのですね。

 

足利さん:常連のお客さんたちと「自転車好きが集まる場所をつくろう」と盛り上がって、なんとなく物件情報を見始めたら“家賃10万円でいますぐ始められます、家具備え付け”というのがあって、ノリで借りちゃったんですよ。雑居ビルの地下で両隣がスナック。常連のお客さんとかと週に1〜3日夜だけ開けていました。たまり場のような隠れ家っぽい感じ。自転車屋の常連のお客さんとか、地元の自営業の人や飲み屋さんで会った人などとつながっていくというか、まあ、超限られた人たちで集まれる場所を見つけたっていうだけでしたね。

 

飲食の経験がある方がいらっしゃらない中でのスタートでしたがいかがでしたか?

 

足利さん:今でこそ大きめの箱に移転して11人でまわせてますが、当時は1人から始まり2人になって3人になってというように、超少人数でやっていたのでシフトや業務の負担などの問題がありましたね。ノリで始めるのは簡単だけど続けるのがやっぱり大変だなと実感しました。

 

その後お店はどのように続けていったのでしょうか?

 

足利さん:BLUE LUGのブログでお店をやってくれる人を呼びかけました。そこで応募してきてくれたバーテンダーの子に任せることになったんです。店内も見えなかったし、相変わらず看板という看板はなかったけど、彼が来てからは毎日営業するようになってちゃんとしたバーっぽくなったんですよ。人ひとりでこんなに変わるものなんだと感じました。毎日誰かしらお客さんがいる状態が3年続いたんです。当時「LUG」っていう名前は一応あったけど、一見のお客さんが来れない3年間でした。

 

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今のようなモーニングやカフェの利用もできるお店のスタイルへと、変更していこうと思われたのはなぜですか?

 

足利さん:みんな仕事終わりに夜な夜な集まってくるんです。しかも2軒目とか3軒目とかでやってくるから結構飲んでいて、すごい不健康だという自覚もあったんですよ。うちはそもそも自転車屋だったしどうなんだろうなと感じていて、営業時間が夜のみでしかも深夜帯に近かったその3年間を越えて、お昼からやるもうちょっと健康的なお店にしたいなと思ったんです。

あと、出張で行っていたアメリカでは自転車と飲食が同じ屋号でやっていたり、自転車屋さんがカフェをやったりすることも多くてそういうものへの憧れもありました。サンフランシスコにあるイケてるサイクリストたちが立ち寄るコーヒー屋さんTrouble Coffeeや、ロンドンにある自転車屋とカフェが併設されているLOOK MUMなどから影響を受けて、そんな感じもいいななんて思っていました。

 

本沢さんはその秘密基地のようなLUGの時代も知っているのですよね。

 

本沢さん:当時はバーテンダーの男性が1人でお店を切り盛りしていたので、いつ行っても同じ人が店に立っているという安心感があって好きでした。私が1人で飲みに行く唯一のお店だったと思います。

 

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足利さん:ぽんちゃん(本沢さん)は当時カフェで働いていて、お客さんとして来てくれていたんです。
とても感じが良く、看板娘になってくれると思えましたし、実際本当にそうなってくれました。ぽんちゃんがいなかったら3年間の穴ぐらみたいなところから移転は絶対できてないし、抜け出そうとは思っていなかったかも。今ではぽんちゃんなしではもうLUGじゃないくらいに彼女の存在は大きいですね。

 

本沢さん:なんかお店に行くと冗談でよく「一緒に働いてよ」みたいにずっと言ってくれていて(笑) でも最初はわたし自身がお客さんとしていける大事なお店がなくなっちゃうからそれは嫌だなと思ってました。

 

そんな想いのなか本沢さんはなぜ一緒に働こうと決意されたのでしょうか?

 

本沢さん:2年くらいお店に通っていたのですが、BLUE LUGのスタッフや関わっている人たちも楽しくて素敵な人が多かったし、会社としてもいい環境なんだろうなと感じてここで働くことになったときのイメージが浮かぶようになったんです。他にもサンフランシスコの自転車カルチャーにまつわる背景や、ローカルなカフェを目指していくという具体的につくりたいお店の方向性がハッキリとしていて、自由で楽しいお店づくりに関われるかなと思えたからです。

 

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一心につくりあげた新しいLUG

 

本沢さんが加わり、改めて「LUG」としてのお店づくりが始まっていったのですね。

 

本沢さん:飲食の経験があっても、他の店でゼロからどうしていけばいいかはまっさら過ぎて全然わからなかったです。当時はいろいろみんなで知恵を絞って、一緒に考えてそれをすぐ「よし、やってみよう」って行動に移す感じ。遅かれ早かれやることになるならすぐにでも前に進んだ方がいいよねっていうことで無我夢中だった記憶しかないですね。

 

足利さん:最初からこうズバッて決めたことってあんまりなくて、走りながら考えたり、挑戦したり、調整して、なんとなく形づくられていくっていう毎日だから。現場に立つとお客さんの反応とか、自分が実際提供して楽しいかとか、その毎日の中で進むべき方向がだいたい見えてくるしね。

 

オープンしてからお客さんの入りはいかがでしたか?

 

本沢さん:立地的に住宅地なので平日昼間は暇で特に苦労して・・・本当にお客さんが来なくて困った時代が長く続きました。アイデア、アイデア、と常に何か考え、そしてすぐに実行する。当時は本当にがむしゃらだったと思います。

 

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良さそうだなと思われたことを実践し、アップデートしていく日々だったのですね。
当時のメニューづくりで意識されたことはありましたか?

 

本沢さん:自転車カルチャーの根強いサンフランシスコに存在する小さなコーヒーショップから影響を受けたということもあり、食事のメニューも初めはそのお店を意識したものを取り入れていました。なかでもシナモントーストはそのコーヒーショップにもあるメニューで、簡単そうに見えて計算され尽くされたアメリカナイズドで中毒性の高いものでした。いかに再現できるか改良に改良を重ねてやっと近付けたLUG伝説の一品だったと思います。多くの方に食べてもらった看板商品でした。

 

今はメニューからなくなってしまったのがとても残念です・・・。

 

本沢さん:メニューにはないのですが、たまにイベントなどで出てくることがあるのでその際にはぜひ注文してみて欲しいと思います。オープンしてから営業していくなかでメニューも含めいろんなことがどんどん変わっていったし、自分たちのやりたいことと、望まれていることをすり合わせてつくり上げてきた感じなんです。

 

期間限定で復活するタイミングで食べることができるシナモントースト。コーヒーとの相性もぴったり。

 

 

ドリンクも様々用意されていますが、自然派ワインの提供はもともとは本沢さんがお好きだったということで始められたとお聞きしました。

 

本沢さん:もちろん好きだったのは好きだったけど、お昼はコーヒーもやっていたのでまさかこうして自分がワイン専門になるとは思ってもみませんでした。少ないスタッフの中でワインに関しては私しかやる人がいなかったぶん、どんどん深く追求していけたのだと思います。やればやるほどおもしろくなっていきました。ワインに対して本気にさせてくれたのはこの会社のおかげです。

 

足利さん:ワインに興味あるって言ってたからいずれはワインだせたらいいなと思ってたけど、そこまでとは思っていなかったですね。

 

お店で提供するためにも本沢さん自身が自然派ワインについて知識などを深めていったのですね。

 

本沢さん:前職の会社でも自然派ワインは力を入れていたのでそれなりに飲む機会もありましたが、結局人に言われて覚えるのではなく“すべて自分1人で考えて具現化していくこと”これに尽きました。ワイン需要が増え、ストックしておける場所がなくワインセラーを買ってほしいと社長に伝えた際に“やっぱり普通のセラーを買うのではつまらないよね”と、ショーケースのような見せるワインセラーをつくらせてもらえることになりました。

エチケットの絵がセンスに長けていることが多い自然派ワインを、見た目で選ぶ楽しさを取り入れた唯一無二の大きなワインセラーに本当にテンションが上がりましたね!とても良い経験でした。自分の好きな沢山のワインたちを見渡せる秘密の小部屋のような感じで、今でも忘れられない思い出のセラーです。

 

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好きなものを仕事として活かせる環境があるというのは嬉しいですね。

 

足利さん:「好きこそものの上手なれ」っていうけど、うちのスタッフなんてほんとそこだから。みんな“好き”に対して真っすぐすぎるし、熱すぎる。なかなかそういう人っていないから、お客さんに共感を得ているんだろうなと思います。だからこそスタッフの自分で進む力に任せているっていう感じです。ここで働いている子は知り合いとか紹介が多い。店長は20年来の友達だし、求人サイトとかではなくてご縁の連続で集まったスタッフたちですね。

 

本沢さん:スタッフはみんな個性的!人と話すことが好きだったり、英語が話せたり、絵を描くのが好きだったり、みんな全然違う性格でおもしろいです。ある意味自立している。私が何もできない人だからいろいろ助けられることばかりですね。社長にも本当に自由になんでもやらせていただけてありがたいです。今はスタッフが増えたからこそ困ったときは助けを求め合うこともできる。これだけ素敵なスタッフが揃っているので、みんなのアイデアや得意なことがLUGとしての魅力をグッと底上げしてくれていると思います。

 

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ここはいつでもみんなを迎え入れる場所

 

3年ほど前に同じ幡ヶ谷ではありますが、お店を移転されたのはどのようなタイミングだったのでしょうか?

 

足利さん:お酒中心の業態から食事もしっかり提供する形に変化して、設備や席数のキャパシティーもいっぱいになりつつありました。そんな折に近所に開放感のある理想的な物件が出たので、これはいいタイミングだなと思ったからです。

 

本沢さん:ここに移るときは、前回のようにまっさらの状態からスタートというわけではなかったから比較的楽でした。前回の経験があったのでお店づくりのイメージはしやすかったです。ただ、同じエリアといっても歩いて10分ほど離れてるので全然違うって言ってもいいぐらい。なので、最初は今までの地元に住んでいた常連さんはほとんどいなかったんです。なんですけど、ほんとに今はありがたいことに常連さんがめちゃめちゃ多いです。もう8割とか、9割近くかもしれない。

 

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そんなに多くのお客さんが常連さんなのですね!

 

本沢さん:このお店をもっと良くしていこうという意識とか、良いことも悪いことも相談できたりとか、そういうお店に対してのスタッフみんなの想いがお客さんに対しても表れている気がします。その一つひとつが常連さんが来てくれることにつながっている。

あとは、ここは大きい通りだから通行してる人も多いけど、旧店舗は人通りが少なかったから1人のお客さんとお話して向き合う時間が沢山ありました。今だにそのときのお客さんが来てくれることも多く、あのときの時間はこのような関係をつくるための本当に大切な時間だったんだなと再認識させてくれました。

 

お客さんにLUGをどのようなお店として使って欲しいと思われますか?

 

本沢さん:使い勝手のいいお店にぱっとLUGを選んでくれたらいいなと思います。ワインを主軸とするお店ってワインを必ず飲まなければいけない、一杯だけだとあれかな?みたいなことを気にしてしまうし、ワインを飲まない人は行きづらいじゃないですか?LUGにはワインもあるけど他のお酒もあるし、夜でもコーヒーだけやケーキだけの人もいるし、飲みものは頼まないでごはんだけ食べていく人もいらっしゃる。うちはそういうのも全然大丈夫だから。

 

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“きっとLUGに行けば大丈夫”という安心感がありますね。

 

足利さん:“みんなの喫茶、食堂、酒場”というのを考え方として共有してるんですよ。なんでカフェでもビストロでもバーでもなく、喫茶と食堂と酒場なのかっていうのはどうしても“帰ってくる場所”という思いが強かったから。このお店は原宿でも青山でも中目黒にあるわけでもないから、ちょっとくつろいでもらったり、リラックスしてもらったり、お家に帰る道すがらに寄ってもらうようなところ。だから僕には“みんなの喫茶、食堂、酒場”っていう言葉がすごく腑に落ちるんです。

 

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足利さん:お酒が飲みたいときもあれば、今日は飲みたくないけど真っすぐ帰りたくないってときもある。友達と盛り上がって2軒目にワインが飲みたくなるときもあるだろうし、寂しいからあのお姉さんやお兄さんがいるところへ行こうかなってときもありますよね。そんなときにいつもそこにあるお店、いつでも来ていいんだよっていう。うちはね、なんでも屋なんですよ。それが朝だろうがお昼だろうが夜だろうが僕らは待ってるみたいな感じなんです。

 

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お店も気持ちもつながり広がっていく

 

10年飲食をやられてみて、自転車屋であるBLUE LUGへのつながりなどは感じられましたか?

 

足利さん:LUGを通して自転車が好きになった、あるいは身近になったという方が多いように思います。多くの方はいざというときどの自転車屋に行っていいかわからないのが普通ですが、自分が好きな飲食店が自転車屋もやっていたらきっと利用しやすいでしょうし、いいサービスをしてもらえそう、素敵にしてもらえそうというイメージがわきます。特に女性はそれが強く働くのではないでしょうか。結果的にBLUE LUGのご利用の増加につながり、お互いがポジティブに作用しあってると感じますね。

 

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BLUE LUG:ピストバイクはもちろん、クロスバイクやロードバイクなど車種を年代問わず全ての自転車のカスタムやメンテナンスなどを行う自転車屋さん。高い技術力とセンスが多くの自転車ファンを魅了している。パーツやアクセサリーなども目を引くアイテムが揃う。

 

 

BLUE LUGさんはハイセンスでありながらも細やかなメンテナンスなど、様々なことに対応してくださるのでみなさんも気さくに相談しやすそうです。

 

足利さん:BLUE LUGでは自転車に関わることは全部やると決めているんです。品揃えも大変だし、技術とか知識が全然違うからジャンルを絞ったほうがもちろんやりやすい。

でもピストブームが去っていくなかで、もう片足どころか両足突っ込んでしまった自転車屋さんを続けていくためには、ブレーキもちゃんと付けるし、マウンテンバイクもやるし、自転車の修理も全部分け隔てなくやって、いわゆる街の自転車屋さんとして街に愛される存在に、地域社会に溶け込んでいかなきゃいけないってひしひし感じたんです。そのときに僕自身が自転車に対する世界観を広げていきました。

 

幅広いお客さんに愛されるLUGの姿には、そのときの想いが反映されているように感じます。

 

足利さん:料理も洋食、フレンチ、イタリアン、中華とかジャンルを絞ったほうがやりやすいのは一緒。けど僕らはどこかで『関係なくない?』って思っている。中華をやってきた人はその背景があるからこそ、別の料理に挑戦したときにみんなをびっくりさせられたりするんでしょうし。

だからちょっと経営はしづらいかもしれないけど、“料理”という一つのジャンルとして考えようって。そのなかでたまたま居合わせたメンバーの良いところを発揮していけばお店のカラーになったり、そこにお客さんがついたりするんじゃないかなと思います。

 

BLUE LUGの常連さんが集う秘密基地のような場から始まったLUGでしたが、今では飲食を通じて街とのコミュニティを担う場になっていますね。

 

足利さん:もともと「LUG」という名前は、自転車のフレームのパイプとパイプをつなげる金物の名称からとっていて“つながる”という意味を込めています。最初から大きな風呂敷を広げるほどのパワーも自信もありませんでしたから、小さく濃く始めました。日々の営業の積みかさねで次第につながりは育まれて、この地域社会の一員だという認識も増し、よりオープンでいよう解放的なお店になっていこうと気持ちが変化していきました。移転を重ねて箱を大きくしていったのもその気持ちの表れだと思います。

 

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LUGが街に住む人や街を訪れる人にとって気軽に行ける場所・安心できる場所であることが、肩の力を抜いて楽しむお客さんの表情から伝わってくるようです。
それでは最後に、今後「LUG」はどのようなお店になっていきたいですか?

 

本沢さん:大好きで気に入っているお店でも遠かったら毎日通うのはなかなか難しいこと。うちの店を利用しなくとも、おはようと言ったり、帰り道に手を振ったり、ただいまと言ったり、ちょっとの会話を交わしたりして、その人にとっての街の一部になることを目指しています。なかにはLUGを利用したことのない方で挨拶を交わすだけの人もいるけれど、それでも良いと思います。「LUGがあったね!」といつでも思い浮かべてもらえるような存在でありたいです。

 

足利さん:飲食はとても厳しい世界だけど10年続けてきたなかで、自転車屋だけでは育めなかった人とのつながりやお客さんの層がある。飲食は老若男女、職業や立場を超えてフラットにつどい楽しめるのがおもしろいなぁと思っています。純粋においしいのがうれしいってこともありますが、その場でいただいたご縁や気づき、コミュニティーの一員となって広がっていく世界に魅力を感じていますね。まさに“LUG/つながる”が好きですし、この会社そのものがその連続で形づくられてきました。社会的にもそういう役割を果たすお店になりたいです。

 

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