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「カップ・オブ・エクセレンス」チャンピオンが生産する、ロースペシャルティという新しい選択肢

ピックアップ19.11.19
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コーヒービジネスにおける第3の波「サードウェーブ」の到来以降、スペシャルティコーヒーがより一般的になってきました。「美味しいコーヒーを飲めること」が、カフェや飲食店への来店の目的であり他店舗と差別化するポイントにもなりうる存在感を持ち始めた今、カフェやコーヒーショップのような「コーヒーのプロ」がいない飲食店にとってもコーヒーのクオリティは無視できないものとなっています。

そんな中、この日本でロースペシャルティグレードを扱うブランドが新しく生まれました。ブランド名は「CHAMPION'S STANDARD」。スペシャルティコーヒーの中でも世界最高峰の品評会「カップ・オブ・エクセレンス(COE)」に入賞する(87点以上)レベルはトップスペシャルティ、90点以上はトップオブトップスペシャルティと呼ばれ単にスペシャルティと言えどその品質は更に細分化することができます。「CHAMPION’S STANDARD」は84点程のスペシャルティコーヒーを扱うブランドです。

今回はこの「CHAMPION'S STANDARD」について、ブランドを立ち上げられた能城さん、菊池さんにお話をお聞きしました。

今回のブランドを立ち上げられたNOZY珈琲 最高品質責任者 菊池伴武さん(左)、代表取締役 能城政隆さん(右)

 

 

 今回「CHAMPION'S STANDARD」という新ブランド立ち上げに至った背景には、どんな想いや経緯があったのでしょうか?

 

菊池さん:コーヒーにはスペシャルティと言われている品質がいいものといわゆる一般品、コマーシャルコーヒーとがあって、その中に更にいくつかのカテゴリーがあるのですが、そのスペシャルティの中でもちょっとだけ下のレベルのものが実は結構安い値段で存在していて、より高品質なスペシャルティとの価格差がかなり大きいんです。その価格差がどんどん広がっている中で、お客さんとしてはもはや結構な値段を出さないといいコーヒーにはありつけない。

一方でトップスペシャルティほどの華やかさはないけれど、飲み心地は十分いいみたいなものはやっぱり存在しているので、ある程度安価にそれを提供した方が満足いただけるお客さんも明らかに多い。ただ、現状国内でその選択肢を提供できているかと言うとほとんどできていません。そういったロースペシャルティといわれているコーヒーの主張がうまくできていない状況への課題意識があったので、そこをもっとうまくお客さんに伝えたいなと考えたのが今回の背景です。

 

 

能城さん:私たちはこれまでずっとトップスペシャルティのコーヒーに携わってきたのですが、その中でカフェやレストラン、ホテルみたいな施設にもコーヒーを卸すということを行ってきました。卸すものは当然トップスペシャルティなのですが、やっぱりお店が違えばコーヒーの抽出環境も違うし、そこにいるスタッフも違う。バリスタの方がいれば味をコントロールすることはできると思いますが、必ずしもそういった環境や設備を用意できる所ばかりではない中で、トップスペシャルティを扱っていても価値が活かされていないのではと感じていました。

豆自体のクオリティが若干落ちるにしても、もう少し価格が安いロースペシャルティでできていれば、おそらくその環境に十分見合った価値のあるコーヒーを提供できたのではと感じることも多かったんです。そういったことも今回のブランドを立ち上げるきっかけになりました。

 

 

 日本ではそういった中間層にあたるクオリティのマーケットがまだ出来上がっていないのでしょうか?

 

菊池さん:はい、そこはまだ発展途上ですね。

能城さん:スペシャルティコーヒーがこの10年ぐらいで一気に広まり確立されたマーケットとして存在を発揮してきましたが、その中で一番需要が伸びているのはコマーシャルとスペシャルティの間のレベルのコーヒーです。

 そのニーズに対応するためのブランドというわけですね。今回はそういったロースペシャルティの新ブランドに「CHAMPION'S STANDARD」と名づけられていますが、そこにはどんな意味を込められているのでしょうか?

 

菊池さん:普段私たちがトップスペシャルティを扱う中では生産者とのリレーションは非常に大切にしているのですが、今回はそういった関係性の中で繋がっている、実際にCOE(カップ・オブ・エクセレンス)でもチャンピオンになった生産者のロースペシャルティの豆を使用しています。買っていただくお客さん側からすると、もしかしたら「ロースペシャルティって大丈夫?」と思われることもあるかもしれません。そういう意味で、実績もあってその上でクオリティや値段を分けて誠実に提供している生産者の商品を安心して買ってもらいたいと考えています。

能城さん:生産者にとっても、トップスペシャルティを目指し生産したけれども結果ロースペシャルティになってしまったものがどうしても出てくる中で、それをコマーシャルではなくロースペシャルティとして流通させられるのはメリットになります。

 

 

 それはお客さんにとっても生産者にとってもメリットがありますね。
今回の商品は、具体的にどういったお店やシチュエーションで使って頂きやすいのでしょうか?

 

能城さん:コーヒーを出されるお店は多いと思いますが、特定のバリスタやマシン等の設備がないお店には使ってもらいやすいかと思います。あまりコーヒーに投資はできないけれど、それでも美味しい一杯は出したいという気持ちにお応えできる商品です。

とにかく現状扱っているコーヒーに満足してない方は一度ご相談ください。これまで明確にクオリティやコストパフォーマンスについて、わかりやすく打ち出した商品やブランドはあまりなかったので、「この価格でこのクオリティが出せるんだ」という発見をもたらせると思います。

 

 

 飲食店の方にとって美味しいコーヒーの入門編みたいな感じですね!
業務用として買えるコーヒーの新しい可能性につながる商品かと思いますが、今後このブランドを通してどんな事を発信していきたいとお考えでしょうか?

 

能城さん:ロースペシャルティとコマーシャル商品はキロ当たりで1000円くらい変わることもあるんですが、仮にコーヒー1杯を10gとして換算すると10円の差なんです。売価を10円上げれば同じ粗利が出せるので、例えば250円でコマーシャルのコーヒーを出されているお店は、価格を260円に上げれば同じ粗利益でロースペシャルティを提供できます。その10円における味の差は大きいので、やはりこの提案はしていきたいですね。

菊池さん:私は普段SCAJでカッピングセミナーをやっているのでそこでもお話ししているのですが、やっぱりスペシャルティコーヒーはお店にとってビジネスの部分で強みになるものなんです。海外でもコーヒーの強化が集客や収益性の向上につながった事例は数多く、ロースペシャルティは本来であれば多くのお店にとって利益を出せるカテゴリー。そういったビジネスとして有効な側面をもっと伝えていければと考えています。

 

 

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CHAMPION'S STANDARD BY NOZY COFFEE

〈CHAMPION’S STANDARDとは〉 世界で最も厳格な国際品評会(Cup of Excellence)で優勝経験のある、優れた農園で収穫された“通常品レベル”のコーヒーです。 〈優れた農園、でもその実態は〉 品評会で優勝した彼らの農園は恵まれた環境を有し、高い栽培・精製技術によって毎年素晴らしい品質のコーヒー豆を生産します。 しかしながらそんな彼らの農園でも、全ての豆が素晴らしい品質に仕上がる訳ではありません。丁寧に生産されながらも、残念ながら一級品になれなかった通常品レベルの豆も実は存在しています。 〈通常品レベルの注目ポイント〉 一級品は、フルーツを思わせるような風味を持ち非常に魅力的ですが、需要の高まりから年々価格は上昇しています。一方、派手さはないものの、甘さや滑らかさを持った飲み心地の良い通常品は、一級品に比べ非常に安価で存在します。 〈私たちが力になれるお客様〉 優秀なバリスタがいる、充実した設備がある等、コストをかけられる会社様にとってはこのコーヒーは必要ではありません。NOZY COFFEEの一級品をご購入ください。 コーヒーメーカーで抽出している、、、高い技術を持ったバリスタがいない、、、コーヒーを買う予算に限りがある、、、でも満足感のある飲み心地の良い1杯を提供したい! そう思われたお客様は、ぜひご連絡ください。力になります。

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