
宮武 郁弥・満田 あゆみ
東京の下町風情が残る根津で創作ビストロを営む、Ciseさん。都内ビストロで研鑽を積んだ北海道出身のシェフ、宮武さんの料理と、豊富なワインが楽しめる。酵母から手作りされた自家製のパンは、料理と相性もぴったり。パンを目当てに訪れるお客さんも多い。店名はアイヌ語で"家"の意。ふらっと寄れて楽しめるあたたかい雰囲気は、まさに根津にたたずむ友人の"家"のよう。
宮武さん、満田さんにとって音楽とはどのような存在ですか?
やる気スイッチです!
同じ音楽を共有することで、その空間全体のグループ感が生まれると思っています。以前、料理とお酒、パンのトリプルペアリングイベントを開催したときに、キノコ料理のタイミングできのこ帝国がかかっていて、お客さまが「そこまでやるか…」と恐れおののいていました。たまたまなんですが(笑)
お店では基本的に、そのときに自分たちが聴きたい音楽を流しています。忙しいときはアップテンポだし、落ち着いてきたらゆったりとした音楽を聴きたい。ランチもディナーもお任せコースを提供していて、お客さま一人ひとりに合わせた料理を心掛けていますが、音楽に関しては自己中なのかもしれません。
Set List -1日の流れをイメージして選んだ、仕事始めに流したいSet List
01 「カルテット」 NABOWA
朝の仕事始めにいつも聞いています、バイオリンの伸びやかな音が心地いいです。
02 「ゆれる」 EVISBEATS
ゆるい時間が流れる気がします。
03 「beautiful world」 SPECIAL OTHERS
スペアザ、大好きなんです。「独立したら聴きながら仕事したいなー」なんてずっと思ってました。この曲のPVが全米ツアーの映像なので、聴いてると旅行に行きたくなります。
04 「波よせて」 クラムボン
原田さんの声は唯一無二だ、最高です。
05 「now-Shin Sakiura REMIX」 showmore
原曲も好きなんですが、このリミックス格好いいっす!!
06 「Thank You for the Music」 bonobos
何回聴いても飽きないです。森の中にいるみたい。
07 「Too Many Girls feat. KREVA」 tofubeats
一回でいいから、こんな風になってみたい。
08 「愛はおしゃれじゃない」 岡村靖幸
聴いてるだけで、もう楽しいです。
09 「世界の終わり」 Thee Michelle Gun Elephant
「パンを焼きながら待ち焦がれている。やってくる時を待ち焦がれている。」と言う歌詞を勝手に自分とリンクさせて、一人でテンション上がってます。
10 「波のゆくさき for SPEC【己】」 THE RiCECOOKERS
ラミパスラミパスルルルルル。アコースティックのギターが乙です。
11 「HOT COFFEE」 韻シスト
休日感が出て、ホッとします。
12 「Don't Look Back In Anger」 羊毛とおはな
優しい声。ハードリカーを飲みながら聴きたい曲。
13 「Uncle John」 SPECIAL OTHERS
聞くだけでちょっと優しい気持ちになれます。星の見える夜空の下で、焚き火しながら聴きたい。