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青山ファーマーズマーケットによるクラフトジンのイベント『JUNIPER TOKYO』レポート

ニュース19.10.02
junipertokyo

最近は何かとクラフトビールが話題ですが、クラフトなお酒はそれだけではありません。今、クラフトジンの盛り上がりもすごいことになっています!

ジンはもともと、ハーブや果物の皮、スパイスといったボタニカル香りづけされたお酒で、ジュニパーベリーが原料として使用されていれば、素材としてどんなものを使用しても良いという自由度の高いお酒。それゆえレシピの幅が広く、今、世界各地の造り手たちがアイディアや工夫を凝らし、その土地土地の素材をベースにつくられた個性豊かなクラフトジンが次々と生まれてきています。

そんなクラフトジンカルチャーが盛り上がる中、青山ファーマーズマーケットが9月7日(土)、8日(日)の2日間、クラフトジンとジュニパーベリーに焦点を当てたイベント『JUNIPER TOKYO』を開催しました。場所は、ファーマーズマーケットでおなじみの渋谷・国連大学中庭です。

今回のイベントは、「JUNIPER BERRY」「FARM TO BOTTLE」「CRAFT GIN」「TONIC WATER」という青山ファーマーズマーケットらしい4つのテーマを軸に、クラフトジンに欠かせない原料である“ジュニパーベリー”を食べて・飲んで・体験して・学べる2日間。ファーマーズマーケットやRAW TOKYO(※1)と同時開催ということもあり、会場は多くのお客さんで賑わっていました。そんな新しいフードカルチャ―に出会えるイベントとあってKITCHEN BROTHERS編集部も初日に参加しましたので、今回はそのイベントの様子を少しご紹介したいと思います!

(※1)RAW TOKYO:毎月第一土日に、東京各地のビンテージセレクトショップをはじめとした店舗が一堂に会する新しい形のフリーマーケット。

 

 

クラフトジンは香りを楽しむ

ジンと言えばすぐに思いつくのは、ご存知“ジントニック”。ジン・トニック・ライムなどを合わせるシンプルな作り方で、ジンの香りやトニックの甘味苦味、更にフルーツのフレッシュさなどの相性を味わえる爽やかなカクテルです。クラフトジンで作ると、よりそのブランドの個性や香りが引き立ちます。

今回のイベントでは、オリジナルグラスとコイン5枚のセットを購入すると1コインにつき各クラフトジンをテイスティングできるシステムですが、それぞれのクラフトジンの特徴をより深く体験できるよう、相性のよいトニックウォーターやフルーツとのペアリングのセットも用意されていました。

 

 

世界各国、約40種類のクラフトジンを味わう。

今回出店していたクラフトジンは約40種類。普段からジンに慣れ親しんでいるイギリスやベルギーなどのブランドはもちろん、日本のブランドも出店。蒸留方法が似ていることもあり焼酎が名産の九州地方のブランドも見られました。

THE BOTANIST:2011年にスコットランドで生まれたクラフトジン。希少なボタニカルのみを使っているそうで、シトラスの風味が印象的でした。流通も比較的多く日本でもおなじみのクラフトジンです。

KOMASA GIN:鹿児島県で明治時代から米焼酎を作っている小正醸造が昨年から始めたブランド。使用しているボタニカルは、鹿児島名産の桜島小みかんとほうじ茶。フレッシュなみかんのフレーバーとほうじ茶が香ばしさが感じられ和食にも合いそうなクラフトジン。

KOZUE:飲んだ瞬間、口の中に広がるヒノキの香りが印象的。元は酒蔵で今年から独立した蒸留工場を開設。みかんやヒノキといった和歌山を代表する素材を中心に作られ、日本らしい味わいが特に海外で人気とのこと。

JIN7:鹿児島・日本最古のハーブ農園で作られた芳樟(ほうしょう※クスノキの亜変種)を使った上品な香りが特徴。創業当初は着物屋さんだったらしく、ビンに洋服についている品質表示タグがついている変わったパッケージもクラフトジンならでは。

CLOVER GIN:「CLOVER GIN LUCKY4」は花のアロマが感じられる柔らかな味わいで、トニックや氷を合わせるとさらに香りの広がりが感じられクラフトジン初心者や女性にもぜひオススメしたいジン。

BLACK CHAI GIN:「まさにチャイ!」と思わせるフレーバー。ボタニカルをたくさん配合するほど味がブレやすくなるというクラフトジンですが、こちらはなんと14種類を配合。イギリス王室にも蒸留酒を提供しているチームが監修しているとのこと。

 

 

今回のイベントの企画担当をされている青山ファーマーズマーケット運営事務局の大倉さんより、開催の背景をお聞きしました。 「最近、クラフトジンが蒸留酒のジャンルで盛り上がっていて、その中でどういう風にFarmer's Marketらしく取り上げるかと考えた時に、いつもマーケットに出店してくださっている農家さんや農業そのものをどういう風に見つめるかっていうことを考えました。“クラフトジンから見える農業って何なんだろう?”ということで、今回、クラフトジンの原料であるジュニパーベリーにフォーカスすることにしました。」とのこと。

また、今回出店されている日本のクラフトジンについて「それぞれの蒸留所がある地域のボタニカルを使う流れが主となってきていて、それぞれ地域の特色がよく出ているのが分かります。地域の特色をどういう風にジンに落とし込んでいるのかを味わうのが、日本のクラフトジンの面白さかと思います。」とクラフトジンの楽しみ方の例を教えてくれました。

JUNIPER TOKYOの今後について、「Farmer's Marketでは『APPETITE』というキーワードで“自分の好みを追求する”ことを提案していきたいと考えています。その流れでJUNIPER TOKYOも、好みのクラフトジンを探し、そこに気になるソーダやトニックを合わせ、さらにハーブやフルーツをグラスの中で好きなように足し合わせていき“自分の好みを発見していく”ような体験を提案していきたいですね。自分で試行錯誤しながらアレンジしたとっておきのクラフトジンのカクテルを会場内で楽しんでもえたら、更にクラフトジンが広がるきっかけにもなるんじゃないかなと思っています。」と次回は更にパワーアップしたクラフトジンの体験ができるイベントになる予定とのこと。

青山ファーマーズマーケット運営事務局の大倉さん(左)と村田さん(右)

 

 

初開催とは思えないほどたくさんの方で賑わいを見せていた『JUNIPER TOKYO』。クラフトジンを飲み比べながら、直接生産者の方のお話が聞ける贅沢な機会となっており、KITCHEN BROTHERS編集部もジュニパーベリーを堪能してきました。クラフトジンは聞いたことはあるものの実際に試したり知れる機会があまりなかったですが、今回のイベントではその魅力や楽しみ方を体験できる嬉しい機会となっていました。次回の開催も心待ちに、これからも様々なクラフトカルチャーに注目していきたいと思います!