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Coffee Wrightsに魅せられて、コーヒーをつくる。

飲食店の声18.12.26
coffeewrights

都内に4店舗展開するコーヒーショップ・Coffee Wrights(コーヒーライツ)。

店名には「コーヒーをつくる人」という意味が込められており、お客様もCoffee Wrights(コーヒーをつくる人)のひとりとして考え、気軽にコーヒーを楽しんでもらえるお店づくりを行なっています。

お客様をはじめ、地域の方やパートナーとの関わりを大切にしていて、人のあたたかさを感じることができる空間です。

今回は、唯一店舗で焙煎を行う蔵前店の紹介や、同じ業界で働く仲間とつくった共同店舗についてのお話などを通し、コーヒーをつくる人を増やしていくCoffee Wrightsの活動についてヘッドロースターの宗島さんにお聞きしました。

 

 

 苦手が魅力に変わる場所

 Coffee Wrightsさんで提供するコーヒーについて教えてください。

 一般的に言われている、浅煎りのコーヒーです。豆が持っている個性を生かす焙煎をした結果、浅めになりました。自分たちが美味しいと思える、豆本来の果実感を残し、酸味はありつつ甘みも重視した焙煎度合いにしています。

Coffee Wrightsが目指していることは、コーヒーってすごくフルーティーで甘みも酸味もバランスよく飲めるものなんだよと、より多くの方に伝えていくことです。都内にある4店舗とも、基本的に同じ豆を提供しています。

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 フルーティーなコーヒーを提供するコーヒーショップも増えてきていますが、コーヒーの酸味が苦手だという方もまだまだいらっしゃいますよね。

 蔵前店に来てくださるお客様は8割方そうだと思います。スタッフがお客様に、今日はどのようなコーヒーをお探しですか?どのようなコーヒーがお好みですか?と伺うと、だいたい酸味がないものをお探しの方が多いんです。

 ご来店される半数以上の方が酸味が苦手なのですね。そういったお客様にはどのように対応されるのですか?

 「ご自由に飲んでみてください」とその場で試飲していただきますね。そのために、入り口にお客様がご自由に試飲できるスペースを作ったんですよ。

実際に飲んでいただくと、酸っぱいのは嫌だと仰っていた方にもコーヒー本来のフルーティーさを感じとっていただけて、最終的に一番酸味を感じるコーヒー豆を購入されたりします。不思議ですよね。お客様が苦手だと仰る酸味は、私たちが思っているものと少し違うんだろうなと最近感じています。なので、まずは飲んでいただいて、それから判断してもらえればなと思います。

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 その場でコーヒーを飲みながら、スタッフの皆さんに気軽に相談することができる試飲スペースは、他のお店ではあまりみられないですね。

 試飲スペースはこのお店で一番こだわったところです。お客様と対面で接客して販売したかったので、店内が狭くても、無理矢理だったとしても作りたかったんです。

特に蔵前店は、4店舗の中で唯一焙煎もしている“プロダクションの場所”という捉え方なので、焙煎機が見える位置にあったり、お店に入った瞬間コーヒー豆がズラッと並んでいたり、カフェだけでなく「コーヒー豆屋です」と表現したかった想いもありますね。

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 この街に根付き、やりたいことを表現する。

 蔵前は、ものづくりの街というイメージがありますが、蔵前にご出店された理由は何かあるのでしょうか?

 下町の雰囲気が残る東京の東側に、おしゃれな小さいお店があると新鮮にうつり“光る”ような気がします。蔵前にいらっしゃる方は、そのようなお店を回ってお買い物を楽しむとか、何か新しいものを見つけたいとかそういう方が多いので、すごく購買意欲が高い感じがします。

そんな魅力が溢れる蔵前の街は、自分にフィットしています。自分がやりたいと思っていた小さなお店で、今まで日本・海外で学んできたことを踏まえて何か新しいものを表現したり、私自身が手作りしたものを私自身で売るということができているように思います。

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 蔵前という古き良き街の雰囲気と融合することでより輝きが増していますし、とても街並みに馴染んでいるように感じます。

 毎週1回革小物の習い事をされているご婦人が大人数でいらっしゃって、楽しそうにまた来週ねって帰られたり。すぐ近くにホステルができて、支配人さんが来てくださったり、泊まっている外国人の方同士がここで遭遇して一緒にコーヒーを飲まれたり。他の宿の宿泊客の方も来てくださいます。

そんな風に、地域のお店の方やご来店されるお客様同士でコミュニティが生まれることが、すごく良かったなぁと思います。コーヒーという一つのツールを通して、街に根ざすお店になれたら嬉しいです。

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 「 Coffee Wrights × HIGUMA Doughnuts 」だからできたこと

 Coffee Wrightsさんは4店舗目を表参道にオープンされましたよね。

 HIGUMA Doughnuts(ヒグマドーナツ)さんとの共同店舗をオープンしました。Coffee Wrightsとしては初めての共同店舗になるのですが、実は代表同士が友達というところから始まっています(笑) コーヒーとドーナッツはベストフレンドと呼べるくらいマッチすると思ったのです。

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Sample detail【 HIGUMA Doughnuts 】北海道出身であるオーナーの、より多くの方々に北海道の多様な素晴らしさを伝えたいという想いをきっかけに誕生。大自然に恵まれた北海道の食材から小麦粉・牛乳・バター・砂糖を厳選し、ひとつひとつ手作りで作られている。また、保存料や添加物は不使用。

Sample detail天井が高く大きな窓に囲まれた店内は、お天気が良い日には太陽の光が差し込みとても開放感あふれる。

 そうだったのですね!なぜ共同店舗をご出店なさったのでしょう?

 最初、不動産リーシングをご担当されている方からCoffee Wrightsに、表参道への出店のお話をいただきました。いわゆるメインストリート的な場所に出店すること自体が頭になかったので、とても驚きましたね。

経済的な問題としても、今までより家賃が高いのでやっていけるのか不安もありましたし、自分たちの実力をシビアに考えたときに、Coffee Wrightsがきたからといって集客できるような力はまだないと思ったんです。そうなったときに、他の人たちと共同店舗として一緒に集客したり、コストなどをシェアしたりすれば出店できるかもしれないと考えました。

 経済的な不安や集客の問題などをきっかけに、共同店舗という選択肢がでてきたのですね。
その他にも理由はあったのでしょうか?

 スタッフ側に意見を聞いたときに、前々からコーヒー×〇〇というように、それぞれのプロがタッグを組んで提供してみたかったという声もあり、そういういろんな要素を多角的にみて決めました。あとは、ヒグマさんとは以前からマーケットとかでご一緒させていただいたりすることが多く、人柄もわかっていたのでコラボレーションできたらすごく楽しいだろうなと思ったんです。

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 スタッフの皆さんにとっても、挑戦してみたかったことだったのですね。実際に、HIGUMA Doughnutsさんと共に運営してみていかがでしょうか?

 HIGUMA Doughnutsさんのブランド力は大きいですし、発信の仕方も上手です。実際にそれで集客を助けられている部分があります。また、経営側から考えるとコストをシェアしている点は正直とても助かっています。

 運営面でのお互いの利点があるだけでなく、なにより学びや気づきが多そうですね。
共同店舗を出店するうえでCoffee Wrightsさんが大事にしていることは何でしょうか?

 大前提として、人柄が分かっていることは大事ですね。方向性や考え方が同じでないと、なかなか難しいのかなと。もしかしたら、HIGUMA Doughnutsさんとだからうまくいっている可能性はあると思います。

契約をどうしようかなということから非常に悩みましたし、オープンしてからもここら辺どうしようみたいなことが結構出てきて、今は一つひとつ潰しているところです。なので、フォーマットがうまくできるようであれば、他の方々とも一緒にやってみたいなとは思います。そうは言っても心配なことはいろいろあるので、慎重にやっていきたいですね。

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 コーヒーをつくる仲間であり、一番のお客様。

 Let It Be Coffeeさんで提供しているオリジナルブレンドの豆を焙煎されているとお伺いしました。
どのようなご関係なのでしょうか?

 前職の同僚です。Let It Be Coffee(レットイットビー コーヒー)オーナーの哲ちゃんとは、前職の初期メンバーで一緒に立ち上げから行なった仲間ですね。まだ数名しかいなかった頃です。アメリカに行って、2週間くらいアパートで生活してそれぞれ研修を受けていましたよ。だからなのか、今でも戦友感がすごい(笑)

Sample detail【 Let it be coffee 】「inspired by STARBUCKS」や「BlueBottleCoffee」の立ち上げに携わり、独立後2018年2月5日、二子玉川にコーヒーショップ・Let It Be Coffeeをオープン。ご夫婦で「あるがまま・自分たちらしく」お店を営む。お二人の笑顔は、たくさんの方に元気や幸せな気持ちを与えている。

 大変な時期を一緒に乗り越えてきた仲間だからこそ、今も関係が続いているのですね。

 彼らはお店ができるまでは、旅するコーヒー屋さんとしていろんな場所でコーヒーを淹れていました。その豆を毎週金曜日に取りにきてくれていたんですよ。

店が閉店する18時頃になるとそろそろ来る頃かなと。疲れているはずなのにハイテンションで来店、そのまま1時間ほど喋っていくんです(笑)でも、それが週1回の元気がもらえる時間でしたね。今はなかなか会えないのでちょっと寂しい気持ちもありますが、たまにお店に遊びに来てくれたりとか、メールでやりとりすることもあります。買ってくれる量もですが(笑)、私にとっていろんな意味で一番のお客様ですね。

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 Let It Be Coffeeさんに、Coffee Wrightsさんの魅力についてお聞きしました。

 焙煎士・宗島さんとは前職で共に働き、直ぐそばで彼女がコーヒーを焼く姿を見てきました。人思いだからこその味が最大の魅力です。現在もお店とお店の枠を超えて“仲間”として愛情いっぱいのお豆を届けてくれている為、我々も同じ熱量で伝える楽しみを持ってコーヒーを淹れています。(Let It Be Coffee・宮崎哲夫さん Motocoさん)

 

 

 みんなが、「コーヒーをつくる人」。

 Let It Be Coffeeさん以外にもコーヒー豆を卸されていますか?

 外部の卸先は、ほとんど知人・常連さまなんです。
例えば、「オフィス用のコーヒーをもっと美味しくしたい、ぜひCoffee Wrightsのコーヒーを」と常連さまが勤めている会社とお取引が始まったのですが、最近そのオフィスが2拠点になられて卸量も倍以上になっています。そうやってお客様との関わりをきっかけに、ずっとお取引していただきとても嬉しいです。また、オフィスの皆さんもたまにメールで、エチオピアが職場で人気です、とかフィードバックしてくださることもあるんです。

 一人のお客様から、さらに多くの方にコーヒーの美味しさが繋がっていくなんて、素敵ですね!
また、蔵前のお店ではカッピングも行なっているとお伺いしました。

 カッピングセミナーのように難しい感じではなくて、初心者向けです。やったことはないけど興味はあるとか、プロっぽいと緊張しちゃうとか、女の子が一人で行くのは気が引けてしまうとか、そういう方々に気軽に参加いただけたらなという想いでやっています。

コーヒーの味の違いが分らないという方も結構参加されるのですが、違いが分かるようになったと喜んでくださいます。そこから“コーヒー楽しい”って思ってもらえるといいなと思いますね。

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 味の違いが分かるとさらにコーヒーを知りたくなりますね。ワークショップではどのようなことを行なっているのですか?

 初心者向けの、お家で美味しくコーヒーを淹れるためのワークショップです。カリタウェーブを使ったハンドドリップのクラスです。実際に使っていいなと思った方は帰りにお求めいただけます。ワークショップの後にお求めいただくと、お買い得です。コーヒーの豆はお土産でついてきますよ。参加された方同士が仲良くなることも多いです。

 実際にワークショップで使ったものをその場で買うことができると、学んだことをすぐに自宅で実践できるので挑戦してみようという気持ちになりますね!

 後日、ワークショップに参加されたお客様が豆を買いに来てくださったとき、お家で楽しんでいただいているお話をお伺いできると嬉しいですね。また、2階に客席もオープンしました。そこにワークショップやカッピングをするスペースも作ります。あとは、今までに私の友人や、うちのスタッフの友達にゲストバリスタとして来てもらったりしたこともあるので、久々に機会があればまた開催したいなと思います。

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 Coffee Wrightsさんが行うカッピングやワークショップなどを通して、コーヒーを楽しむ方がますます増えていきますね。

 Coffee Wrightsには「コーヒーをつくる人」という意味を込めています。すごく広い意味で考えて、コーヒー豆をローストしている人・バリスタ・店舗スタッフなどをコーヒーをつくる人と捉えるのはもちろんのこと、家でコーヒーを淹れている人もコーヒーをつくる人と言えます。

そもそも、私たちがしているこれらの地道な活動を広めていくこと自体が、コーヒーをつくる人を増やすという発想なんです。あまり限定的にはせず、他にもいろんな捉え方があるような気がしています。

 きっと、コーヒーを身近に感じるための工夫を重ねる姿勢や、人を想うあたたかさに惹きつけられて“コーヒーをつくる人”が増えているのでしょうね。想いを発信し続ける「Coffee Wrights」の周りには、コーヒーを楽しむ方が自然と集まってきているようにも思います。
それでは最後に、今後やってみたいことはありますか?

 他業種の方でも、同じ方向を向いていたり、共感できる方々と一緒に何かやっていきたいなと思っています。三軒茶屋店では、有名なシナモンロール屋さんやお花屋さんが、一日限定で店内で販売してくださったことがあります。そのようなことをきっかけにCoffee Wrightsのコーヒーを飲んでいただいて、「コーヒーをつくる人」が増えていったらいいなと思いますね。

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〒111-0051
東京都台東区蔵前4-20-2
営業時間 10:00〜18:00
定休日 月曜日
tel: 0338633320

 

Let It Be CoffeeさんにKITCHEN BROTHERSでブログを掲載いただいています。下記リンクからご覧くださいませ。

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